こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
スーパーカブにはクラシックなヘルメットがよく似合いますが、見た目だけで選んでよいのか不安になりますよね。
特に「族ヘルは安全なのか」「街乗りならジェットで十分なのか」「スーパーカブ110にはどの規格が必要なのか」は、購入前に整理しておきたいポイントです。
ヘルメットは同じように見えても、顔を守れる範囲、安全規格、シールドの有無、頭へのフィット感が大きく異なります。
この記事では、スーパーカブに似合うデザインと安全性を両立させる選び方を、具体的なおすすめ商品とともに分かりやすく解説します。
- スーパーカブ用ヘルメットで確認したい安全規格
- ジェット・フルフェイス・半帽の違い
- カブに似合うクラシックヘルメットの候補
- ゴーグル・グローブ・収納用品の選び方
先に結論を言うと、見た目だけで半帽を選ぶより、PSC・SGなどの表示、保護範囲、シールド、フィット感を優先するのがおすすめです。
街乗りで使いやすさを重視するならジェット、長距離走行や顔まで守れる安心感を求めるならフルフェイスが有力な選択肢になります。
スーパーカブのヘルメット選び

スーパーカブのヘルメットは、車体との見た目だけでなく、利用する道路、走行距離、季節、保管方法まで考えて選ぶことが大切です。
ここでは、購入前に外せない安全規格とサイズ選びの基本から確認していきます。

見た目より安全規格を優先する
スーパーカブは穏やかな印象のバイクですが、公道では自動車や大型バイクと同じ交通環境を走ります。
自分が低い速度で走っていても、右折車との衝突、後方からの追突、濡れた路面での転倒などは起こり得ます。
そのため、「カブだから簡易的なヘルメットでよい」とは考えず、事故を前提に保護範囲を選ぶことが重要です。

保護できる範囲で比べると、顎まで覆うフルフェイスが最も広く、ジェットは頭頂部・側頭部・後頭部を覆う一方で顎が露出します。
半帽は軽くて着脱しやすいものの、側頭部、後頭部、顔、顎の露出が大きいため、安全性を重視する人には積極的におすすめできません。
警察庁の二輪車安全情報でも、適切なヘルメットを選び、あご紐を確実に締めるよう案内されています。
警視庁が公表している近年の集計では、二輪車乗車中の死者のうち、過去3年間で約3割にヘルメットの脱落が確認されています。(出典:警視庁「二輪車利用者に対するヘルメット及び胸部プロテクターの着用調査結果」)
この数値は集計期間や地域で変わる一般的な目安ですが、規格の高いヘルメットでも、あご紐が緩ければ本来の保護性能を発揮できないことが分かります。
あご紐は毎回確実に固定し、顎との隙間が指1本程度になるよう調整してください。
頭を振ったときにヘルメットが大きく動く場合や、前方から押して簡単に脱げそうになる場合は、サイズや調整が合っていない可能性があります。
PSC・SG・JIS規格の違い
国内でスーパーカブ用ヘルメットを買うときは、まず本体やあご紐付近にある規格表示を確認します。
| 規格 | 主な意味 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|
| PSC | 消費生活用製品安全法の技術基準に適合したことを示す表示 | 国内で乗車用ヘルメットとして販売される製品の基本確認項目 |
| SG | 製品安全協会の基準に適合し、賠償制度も設けられた任意の認証 | 125cc以下用か排気量無制限用かを確認 |
| JIS | 衝撃吸収性や耐貫通性などを評価する日本の国家規格 | 1種と2種など製品の適用区分を確認 |
| DOT | 米国で用いられる乗車用ヘルメットの基準 | DOTだけで国内向け表示を確認せず購入しない |
| ECE | 欧州を中心に採用されるヘルメット基準 | 海外仕様と国内正規仕様の違いを販売元へ確認 |
PSCマークは、国内で乗車用ヘルメットとして製造・輸入・販売する際に関係する制度で、詳しい仕組みは経済産業省の案内で確認できます。(出典:経済産業省「乗車用ヘルメットに関する規制」)
なお、公道で使用できるヘルメットの条件は道路交通法側にも定められているため、「PSCがなければ着用しただけで直ちに違法」と単純に断定できるものではありません。
ただし、消費者が海外製品の構造や国内基準への適合性を自分で判断するのは難しいため、国内正規品でPSC・SGなどの表示が確認できる製品を選ぶ方法が安心です。
SGとJISでは、125cc以下向けと排気量無制限向けに区分された製品があるため、商品名だけでなく実物のラベルを確認してください。
スーパーカブ50や110、C125の排気量だけを考えれば125cc以下向けに収まる製品もありますが、私は将来の乗り換えや保護性能の選択肢まで考え、排気量無制限対応を優先するのがよいと思います。

製品安全協会の乗車用ヘルメット基準では、耐衝撃性だけでなく、脱げにくさ、あご紐の強度、視野なども評価項目として挙げられています。(出典:製品安全協会「乗車用ヘルメット」)
「族ヘル」は安全規格の名称ではなく、昔のフルフェイスを思わせる外観を表す俗称です。
同じ族ヘル風デザインでも、公道走行用の認証を得た製品と装飾用の商品があるため、一つずつ規格表示を確認する必要があります。
失敗しないサイズとフィット感
安全規格を満たしていても、頭の形に合っていないヘルメットでは、走行中にずれたり事故時に脱落したりする可能性があります。
頭囲は、眉の少し上から耳の上を通り、後頭部で最も出ている部分を一周させて測ります。
メーカーごとに帽体や内装の形が異なるため、同じMサイズでも被り心地は同じではありません。
正しく被った状態では、頬や頭全体が均等に支えられ、頭を左右に振ると皮膚も一緒に動く程度の密着感が目安になります。
一方で、こめかみや額の一部分だけに強い痛みが出る場合は、サイズではなく頭の形が合っていない可能性があります。
店頭では数分だけで判断せず、可能であれば10分程度を一般的な目安として試着し、圧迫による痛み、眼鏡の差し込みやすさ、あご紐の位置を確認してください。

フリーサイズの製品は便利に見えますが、付属スポンジでの調整を前提としている場合があるため、誰にでも自然に合うという意味ではありません。
内装パッドを追加するときは、衝撃吸収ライナーを削ったり、自分で発泡材を切り取ったりせず、メーカー指定の調整用品を使います。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
ヘルメット選びでは、頭囲の数字だけを見て通販で即決したくなりますが、私は最初の一個ほど実店舗での試着をおすすめします。
メーカー認定のフィッティング店なら、頭の前後幅や左右幅も見ながら内装を調整してもらえるので、長距離での頭痛や走行中のずれを防ぎやすいですよ。
形状別の安全性と選び方

スーパーカブに合うヘルメットは、大きく分けるとジェット、フルフェイス、半帽の3種類です。
毎日の使いやすさと保護範囲には差があるため、自分の走り方を基準に選びましょう。

街乗りにはジェットが使いやすい
通勤、買い物、近距離の散策が中心なら、ジェットヘルメットはスーパーカブと相性のよい形状です。
視界が広く、被ったまま周囲を確認しやすいうえ、フルフェイスより着脱や会話をしやすい点が街乗りで役立ちます。
丸みのある帽体やアイボリー、ホワイト、グリーンなどの落ち着いた色を選べば、スーパーカブのレッグシールドやクラシックな車体にも自然になじみます。
ただし、ジェットは顎を覆わないため、フルフェイスと同じ保護範囲にはなりません。
高速道路を走れないスーパーカブ110やC125でも、一般道で交通の流れに乗れば相応の速度になるため、顎が露出する点は理解して選ぶ必要があります。
また、シールドのないクラシックジェットは、虫、飛び石、雨、冷たい風が目や顔に直接当たりやすくなります。
日常用として選ぶなら、顔の下まで覆うロングシールド付き、または適合するシールドを追加できるモデルが使いやすいでしょう。
夕方や夜も走る人は、濃いスモークよりクリアシールドを基本にし、日中のまぶしさには内蔵サンシェードで対応できるタイプが便利です。
長距離にはフルフェイスが安心
休日のツーリングや長距離移動が多いなら、フルフェイスを第一候補にする価値があります。
頭だけでなく顎や顔の周囲まで覆えるため、保護範囲の広さではジェットより有利です。
シールドを閉じれば、雨、虫、飛び石、冷たい風を受けにくくなり、長時間走行での疲労も抑えやすくなります。
一方で、製品によっては重量、夏場の蒸れ、眼鏡の着脱、信号待ちでの息苦しさが気になるかもしれません。
そこで、スーパーカブに合わせる場合は、極端に大きな空力部品が付いたモデルより、丸みのある帽体と落ち着いた配色を持つクラシックフルフェイスが合わせやすいです。
リード工業のRX-200RやTT&CO.のトゥーカッターなら、族ヘル風の雰囲気を残しながら、乗車用ヘルメットとして規格を確認できます。
長距離ではヘルメットだけでなく、シート、風防、積載位置でも疲れ方が変わるため、クロスカブで長距離を快適に走る装備と積載術も参考にしてください。
街乗りなら必ずジェット、長距離なら必ずフルフェイスという決まりではありません。
迷ったときは、より広い保護範囲を選んだうえで、重量、通気性、着脱性が自分の使い方に耐えられるかを試着で確認するのが基本です。
半帽をおすすめしない理由
半帽には、軽い、安い、髪型が崩れにくい、短時間で着脱できるという分かりやすい利点があります。
PSC・SG表示があり、指定された排気量区分に適合する半帽なら、半帽という形だけで違法になるわけではありません。
しかし、頭を覆う面積が小さく、側頭部、後頭部、顔、顎が露出しやすい点は変えられません。
転倒時には正面だけでなく、斜めや横方向から路面へ接触することもあるため、保護されない範囲が広いほど不安が残ります。
つばやゴーグルを追加して見た目を整えても、帽体が覆っていない部分の衝撃保護性能が増すわけではありません。
「近所しか走らないから」と半帽を選びたくなる気持ちは分かりますが、事故は走行距離に関係なく起こる可能性があります。
カブらしい軽快な見た目を残したい場合は、目深に被れるスモールジェットや小さく見えるクラシックフルフェイスを選ぶ方が、デザインと保護範囲を両立しやすいでしょう。
スーパーカブに似合うおすすめ

ここからは、スーパーカブの柔らかな車体デザインに合わせやすく、乗車用の規格を確認できる具体的なヘルメットを紹介します。
おすすめは外観だけで決めず、保護形状、シールド、サイズ展開、使用する排気量を合わせて比較してください。
アウトドア寄りの車体色や装備との組み合わせも比較したい人は、クロスカブ110に似合うレトロヘルメットの選び方も参考にしてください。
| 商品 | 形状 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| リード工業 RX-200R | フルフェイス | 80年代風・約1,400g・全排気量対応 | 価格と族ヘル風デザインを両立したい人 |
| TT&CO. トゥーカッター | フルフェイス | SG/DOT仕様・約1.2kg・58~59cmが標準 | 小さく見える帽体と軽さを重視する人 |
| OGK KABUTO EXCEED-2 | ジェット | JIS・UV&IRカットシールド・サンシェード | 通勤から長距離まで快適性を求める人 |
| TT&CO. スーパーマグナム | ジェット | SG/DOT仕様・小さく見えるクラシック形状 | カブらしいレトロ感を優先する人 |
| Honda AMISMART FJ1B | ジェット | PSC・SGの125cc以下用・内装脱着式 | Honda純正用品の手頃さを重視する人 |
重量、サイズ、価格は公称値または一般的な目安で、色や仕様、販売時期によって変わる場合があります。
購入前には必ず商品ページと現物の規格ラベルを確認してください。
RX-200Rとトゥーカッター

リード工業 RX-200Rは、1980年代のヘルメットを思わせる細い開口部と直線的な裾を採用したクラシックフルフェイスです。
丸いスーパーカブに適度な無骨さを加えられるため、「スーパーカブに族ヘルを合わせたい」という人に向いています。
リード工業の公式仕様では、全排気量対応、ABS製帽体、ポリカーボネート製シールド、重量約1,400gと案内されています。
クリアシールドが最初から装着されているため、購入後すぐに目と顔を風から守りやすい点も実用的です。
内装には赤いキルティング調の生地が使われ、復刻ロゴのステッカーも付属するため、手頃な価格帯でも雰囲気を作りやすいモデルです。
注意点はフリーサイズで、付属の調整スポンジを使って頭との隙間を合わせる必要があることです。
頭の小さい人や細長い頭の人はスポンジだけで十分に固定できない場合もあるため、試着できる販売店で確認する方が安心です。

TT&CO. トゥーカッター SG/DOTは、1960年代のビンテージモトクロスを思わせる、細身のクラシックフルフェイスです。
TT&CO.の公式仕様では、重量約1.2kg、標準サイズ58~59cm、脱着して洗える内装と案内されています。
専用バイザーが付属し、TTゴーグル、サングラス、バブルシールドなどを組み合わせられるため、車体色や服装に合わせて雰囲気を変えられます。
グラフィックや革巻き仕様もありますが、価格差が大きいため、安全性に直接関係しない装飾へ予算をかけすぎないことも大切です。
費用を抑えながらシールド付きで乗りたいならRX-200R、軽さと小さく見える帽体を優先するならトゥーカッターという分け方が分かりやすいでしょう。
EXCEED-2とスーパーマグナム

OGK KABUTO EXCEED-2は、クラシック専門のヘルメットではありませんが、機能性を重視するスーパーカブ乗りにおすすめしやすいジェットです。
風の巻き込みを抑えるロングシールド、日差しに対応できるインナーサンシェード、UVと赤外線を抑えるシールドを標準装備しています。
内装は取り外して洗えるため、通勤で毎日使う人や夏場に汗をかきやすい人にも扱いやすいでしょう。
眼鏡を差し込みやすい内装形状やインカム用の空間も考えられており、近距離からツーリングまで一個で対応しやすい点が魅力です。
メーカー希望小売価格は、2026年9月確認時点で税込39,600円です。(出典:OGK KABUTO「EXCEED-2」)
価格や仕様は改定される可能性があるため、購入時の公式表示を優先してください。

TT&CO. スーパーマグナムは、ジェットを被ったときに頭だけが大きく見える印象を抑えたい人に合うクラシックモデルです。
標準サイズは57~58cmで、より小さい頭囲向けには別売りの内装セットが用意されています。
公式商品ページではSG・DOT適合、Dリング式のあご紐、後頭部のゴーグルストッパーを備えると案内されています。
2026年9月確認時点でスタンダードのアイボリーは税込27,720円ですが、塗装や装飾によって価格は異なります。
シールドが標準ではない仕様を選ぶ場合は、バブルシールド、開閉式シールド、ゴーグルなどの追加費用も含めて比較してください。
カブらしいクラシック感ならスーパーマグナム、天候を問わない日常の使いやすさならEXCEED-2が選びやすいです。
あなたは写真に映ったときの小さな帽体と、毎日のシールド操作の便利さのどちらを重視したいでしょうか。
ホンダ公式と60周年モデル
Hondaロゴの入った公式用品を選びたい場合は、現在の販売状況をHondaGO BIKE GEARや正規販売店で確認しましょう。

Honda AMISMART FJ1Bは、アイボリーやパールホワイトなどスーパーカブへ合わせやすい色を選べるジェットヘルメットです。
2026年9月確認時点の公式表示では、税込8,800円、PSC・SGの125cc以下用、M・Lサイズ、内装フル脱着式となっています。
手頃で純正用品らしい安心感がありますが、スーパーカブ専用設計ではなく、排気量無制限対応でもありません。
旧モデルのAMISMART FJ1Aは、ライトスモークのUVカットシールド、速乾生地、ワンタッチバックルを備えたモデルで、公式表示はPSC・SGの125cc未満用でした。
旧製品は在庫期間や製造時期を確認し、長期保管品を価格だけで選ばないようにしてください。

Arai VZ-RAM×Honda Super Cubは、スーパーカブ発売60周年を記念し、2018年に期間限定の受注生産で販売された公式モデルです。
キャンディーレッドとパールホワイトが用意され、旧ウイングマーク、スーパーカブのロゴ、60周年記念ロゴなどが配置されていました。
当時の税込価格は59,400円でしたが、現在は通常販売品ではなく、中古市場の価格は状態や付属品によって大きく変わります。
中古品は、落下や事故による衝撃履歴、内装や衝撃吸収材の劣化を外見だけで判断できません。
60周年モデルはコレクションとしては魅力的ですが、日常の安全装備としては履歴の分かる新品を優先するのが私の考えです。
Honda公式デザインを重視する人は、関連する限定用品も紹介しているスーパーカブ50ファイナルエディションの特徴と相場も参考にしてください。
ゴーグルとグローブの選び方

スーパーカブの装いはヘルメットだけでなく、シールド、ゴーグル、グローブまで色や素材をそろえるとまとまりやすくなります。
ただし、周辺用品も見た目だけではなく、視界、操作性、耐摩耗性を優先して選びましょう。

ゴーグルとシールドの使い分け
シールドは顔の広い範囲を覆い、雨、風、虫、細かな異物から目元と肌を守りやすい用品です。
開閉式なら信号待ちで空気を入れやすく、通勤から長距離まで幅広く対応できます。
ゴーグルは目の周囲へ密着しやすく、トゥーカッターやスーパーマグナムへ組み合わせると、ビンテージモトクロス風の見た目を作れます。
ただし、ゴーグルで守れるのは主に目の周囲であり、頬や顎まで覆えるシールドの代わりにはなりません。
クラシックなスーパーカブ用ゴーグルとして候補になるのが、100% BARSTOWです。

大きめのフレームと広い視界を持つビンテージ調のモデルで、商品仕様によってはミラーレンズに加えてクリアレンズが付属します。
眼鏡と併用できたという例もありますが、メーカーがすべての眼鏡への適合を保証しているわけではありません。
眼鏡の横幅、つるの形、ヘルメットの開口部によって干渉するため、できればヘルメットと眼鏡を持参して試着してください。
トゥーカッターやスーパーマグナムには、メーカーが組み合わせ例を示しているTTゴーグル モデルAも選びやすい候補です。

汎用ゴーグルやバブルシールドを買う場合は、スナップボタンの位置、開口部との干渉、走行中の浮き上がりを確認します。
夜間や雨天では視界が暗くなるため、濃いスモークやミラーレンズを使い続けず、クリアレンズへ交換するのが基本です。
昼夜をまたいで走るなら、クリアシールドと内蔵サンシェードの組み合わせが、レンズを持ち歩かずに済むため扱いやすいですよ。
傷、曇り、紫外線による劣化が進んだシールドは、夜間に対向車の光が乱反射して見えにくくなることがあります。
洗浄時は乾いた布で強くこすらず、メーカーの手入れ方法に従い、視界を妨げる傷が増えたら交換を検討してください。
カブに合う安全なグローブ
スーパーカブはクラッチレバーがありませんが、スロットル、前後ブレーキ、方向指示器を正確に扱うため、グローブの操作性は重要です。
転倒したときは反射的に手をつくことがあるため、素手では手のひらや指を路面で傷つける可能性があります。
カブのクラシックな雰囲気には革製グローブがよく合い、牛革や山羊革は使うほど手になじみやすい点も魅力です。
具体的な候補としては、デイトナのゴートスキングローブ パンチングメッシュグローブ プロテクションタイプが挙げられます。
山羊革の質感を残しながら通気性を確保し、プロテクター付きの仕様を選べるため、見た目と実用性を両立しやすい商品です。
春や秋は通常の革、夏はパンチング加工やメッシュ、冬は防風・防水と保温性を備えたモデルを使い分けると快適です。
購入時は指先が余りすぎないこと、握ったときに手のひら側へ大きなしわができないこと、手首を固定できることを確認してください。
スマートフォン対応は便利ですが、走行中の操作はせず、安全な場所へ停車してから使用します。
指切りグローブは涼しく操作しやすい一方、指先が露出するため、保護性能を優先するならフルフィンガーを選びましょう。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
グローブは派手なプロテクターが見えるモデルでなくても、革の内側に保護材を入れた落ち着いた商品があります。
カブの雰囲気を崩したくない人は、黒や茶色の革を基本にしながら、拳と手のひらを守れる構造を探すと選びやすいですよ。
ヘルメットの収納と防犯

スーパーカブには一般的なスクーターのような大容量のシート下収納がないため、降車後のヘルメット保管も購入前に考えておく必要があります。
純正ホルダー、ロック補助用品、リアボックスにはそれぞれ向いている場面が異なります。

45Lリアボックスで保管する
雨、紫外線、いたずら、短時間の盗難対策まで考えると、鍵付きリアボックスは扱いやすい保管方法です。
フルフェイス一個に加えて、グローブや雨具も収納したい場合は、45L前後が一つの目安になります。
ただし、同じ45Lでも内部の形、蝶番、ロック部分の張り出しが異なるため、すべてのフルフェイスが入るとは限りません。
購入前にヘルメットの外寸とボックスの内寸を比較し、蓋を閉めたときに帽体やシールドが押されないことを確認してください。
四角いアルミ調ボックスはクロスカブやハンターカブの無骨な雰囲気に合い、丸みのある樹脂製ボックスは通常のスーパーカブへなじみやすい傾向があります。
見た目だけで大型化すると、重量、横風の影響、乗り降りのしにくさが増えることもあります。
ボックス本体と荷物を合わせた重量が、ボックス、ベース、リアキャリアの許容荷重を超えないようにしてください。
取り付け後はボルトの緩み、ベースのがたつき、キャリアの亀裂を定期的に点検します。
リアボックスを含むカブ系用品の選び方は、スーパーカブ・クロスカブ・ハンターカブの違いでも詳しく解説しています。
ボックスへ収納するときは、ヘルメットの下に柔らかい袋や清潔な布を敷くと細かな傷を防ぎやすくなります。
濡れたまま長時間密閉すると内装に臭いや湿気が残るため、帰宅後は取り出して風通しのよい日陰で乾かしてください。
ホルダーとロックの注意点
スーパーカブの型式によっては、純正ヘルメットホルダーがサイドカバーやリアサスペンションに近く、Dリングを掛けにくい場合があります。
車体の右側やマフラー付近へヘルメットが垂れ下がる状態では、走行直後の熱で帽体、内装、あご紐を傷める可能性があります。
固定する前に、ヘルメットがマフラー、タイヤ、チェーン、地面へ触れない位置にあるかを確認してください。
Dリングが届かないときは、キジマ ヘルロックアシストなどの金属プレートを間に入れると、無理にあご紐を引っ張らず固定できます。
ヘルメット側がDリング式かラチェット式かによって適合する形が異なるため、購入前にあご紐の金具を確認します。
外付けホルダーをリアキャリアやハンドル周辺へ増設する方法もありますが、走行部品への干渉や締め付け不足には注意が必要です。
取り付けに不安がある場合は、対応型式を確認したうえでバイク販売店へ依頼してください。
なお、純正ホルダーや細いワイヤーロックは持ち去りを遅らせる用品であり、あご紐の切断や工具を使った盗難を完全に防ぐものではありません。
高価なヘルメットや限定品を長時間置く場合は、鍵付きボックスへ収納するか、ヘルメットバッグに入れて持ち歩く方が安心です。
前かごへ置くだけの保管は、落下、盗難、急な雨を防げないため、短時間でも避けましょう。
スーパーカブのヘルメットに関するよくある質問(FAQ)
- スーパーカブで最も安全性を重視するならどの形状ですか?
-
保護できる範囲を基準にすると、顎や顔の周囲まで覆うフルフェイスが有力です。
ただし、サイズが合わない製品やあご紐が緩い状態では本来の性能を発揮できないため、形状だけでなく規格、フィット感、正しい着用をセットで考えてください。 - スーパーカブ110は125cc以下用ヘルメットを使えますか?
-
製品の表示が125cc以下用であれば、排気量区分上はスーパーカブ110で使用できる範囲に入ります。
ただし、製品によって「125cc以下」「125cc未満」「排気量無制限」などの表示が異なるため、商品説明だけでなく現物のラベルを確認してください。
将来126cc以上へ乗り換える可能性がある人には、排気量無制限対応をおすすめします。 - 族ヘルは違法または危険なのでしょうか?
-
族ヘルは外観を表す呼び方なので、そのデザインだけで違法になるわけではありません。
RX-200Rやトゥーカッターのように乗車用規格を確認できる製品がある一方、装飾用や規格不明の商品もあります。
公道用として購入するときはPSC・SGなどの表示、適用排気量、あご紐、シールドの状態を個別に確認しましょう。 - ジェットヘルメットはゴーグルだけでも大丈夫ですか?
-
ゴーグルは目の周囲を守るのに役立ちますが、頬や顎への風、雨、飛来物までは十分に防げません。
短距離の晴天時はゴーグル、通勤や雨天、長距離ではロングシールドというように使い分けると実用的です。
夜間は濃いスモークレンズを避け、傷や曇りの少ないクリアレンズを使用してください。 - 60周年記念ヘルメットを中古で使ってもよいですか?
-
製造時期、使用期間、落下や事故の履歴を確認できない中古ヘルメットを、安全装備として積極的におすすめすることはできません。
外装がきれいでも内部の衝撃吸収材が劣化していたり、過去の衝撃で性能が低下していたりする可能性があります。
限定品は観賞・収集用として考え、実際の走行には履歴が明確で頭へ正しく合う新品を選ぶ方が安心です。
まとめ
まとめると、スーパーカブのヘルメットは、見た目より先に安全規格、保護範囲、フィット感を確認することが大切です。
街乗りでの視界と着脱性を重視するならEXCEED-2やスーパーマグナムなどのジェット、長距離や顔までの保護を重視するならRX-200Rやトゥーカッターなどのフルフェイスが候補になります。
ゴーグル、シールド、グローブもデザインだけで選ばず、天候に合う視界と手を守れる構造を優先してください。
そして、どのヘルメットを選んでも、あご紐を指1本程度の隙間で確実に締め、走行中にずれない状態へ調整することが欠かせません。

記事内の価格、規格、サイズ、在庫は2026年9月時点で確認できた情報または一般的な目安であり、メーカーの仕様変更などにより変わる場合があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
排気量への適合やフィッティング、用品の取り付けに不安がある場合は、メーカー認定店やバイク販売店など、最終的な判断は専門家にご相談ください。
あなたのスーパーカブらしい雰囲気を楽しみながら、安心して毎回被れる一個を選んでくださいね。
