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スーパーカブに似合うヘルメットおすすめ10選!おしゃれな選び方

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スーパーカブのオーナーになった喜びの次に悩むのが、「ヘルメット選び」ではないでしょうか。

スーパーカブに似合うヘルメットを探す中で、ノスタルジックなクラシックデザインを選ぶか、日々の快適さを支える機能性を重視するかは大きな悩みどころです。

さらに、女性ライダー向けのおしゃれなモデルや、60周年記念モデル、あるいはスーパーカブ 50 ファイナルエディションヘルメットといった特別な一台にふさわしいデザインを探すとなると、選択肢が多すぎて迷ってしまいます。

加えて、意外と困るヘルメットホルダーへの収納方法まで、カブオーナーが知りたい情報をこの記事1本に凝縮しました。

スーパーカブに似合うヘルメットおすすめ10選の紹介はもちろん、安全性とスタイルを両立させる選び方の秘訣まで、徹底的に解説します。

この記事でわかること
  • スーパーカブに似合うヘルメットの基本的な選び方
  • 安全性とデザイン性を両立させるコツ
  • おすすめのヘルメットや限定モデルの特徴
  • ヘルメットの便利な収納方法と対策
目次

スーパーカブに似合うヘルメットの選び方

  • ヘルメットの種類と特徴
  • 安全規格(SG・PSC)の重要性
  • おしゃれなヘルメットを選ぶコツ
  • クラシックスタイルのヘルメット
  • 女性におすすめのヘルメット

ヘルメットの種類と特徴

スーパーカブに合わせるヘルメットを選ぶ前に、まずはバイク用ヘルメットの基本的な種類と、それぞれの特徴を知ることが大切です。形状によって、安全性や快適性、そして見た目の印象が大きく異なります。自分のライディングスタイルに合ったものを見つけるためにも、基本的な知識を整理しておきましょう。

フルフェイスヘルメット

頭部全体を覆うタイプのヘルメットです。

メリットは、なんといっても安全性が最も高いことです。転倒時には、衝撃を受けやすい顎(あご)の部分や顔面もしっかりと保護します。また、帽体が一体となっているため風切り音が少なく、静粛性に優れているのも特徴です。スーパーカブで長距離を走る場合や、バイパスなどで速度を出す機会が多い場合に安心感があります。

一方で、デメリットとしては、頭全体が覆われるため圧迫感を感じやすく、特に夏場は内部に熱がこもりやすい点が挙げられます。視界もジェットタイプに比べるとやや狭く感じることがあり、頻繁に着脱するには少し手間がかかります。

ジェットヘルメット

顔の部分が開いており、額から顎(あご)までがオープンになっているタイプです。スーパーカブのライダーにも非常に人気のある形状です。

このタイプのメリットは、視界が広く開放感があることです。軽量でコンパクトなモデルも多く、長時間の運転でも疲れにくいと感じる人もいます。着脱がスムーズなため、近所の買い物や通勤・通学など、乗り降りの多いシーンで便利さを発揮します。シールド(風防)の開閉も簡単です。

ただし、デメリットとして、転倒時に顔面や顎を怪我するリスクがフルフェイスよりも高くなります。また、顔に直接風が当たりやすいため、風切り音がやや大きめになる傾向があります。

ハーフヘルメット(ハーフキャップ)

頭頂部のみを覆う、最も簡易的なヘルメットです。

メリットは、非常に軽量で価格も手頃なものが多く、着脱が最も簡単なことです。ヘルメット内の蒸れも少なく、夏場の涼しさや開放感は抜群です。

しかし、安全性は他のタイプに比べて著しく低くなります。保護範囲が頭頂部周辺に限られるため、後頭部や側頭部、顔面は無防備な状態です。スーパーカブの排気量(50cc~125cc)であれば法律上は使用可能ですが、万が一の事故を考えると、そのリスクは非常に大きいと言わざるを得ません。

システムヘルメット

一見フルフェイスのようですが、顎の部分(チンガード)が上部に跳ね上がる(フリップアップする)構造を持つヘルメットです。

メリットは、停車時にチンガードを上げることで、フルフェイスに近い安全性を保ちつつ、ジェットヘルメットのような開放感を手軽に得られる点です。ヘルメットをかぶったまま飲食や会話がしやすく、メガネをかけたままでの着脱も容易なモデルが多いです。

デメリットとしては、可動部があるため構造が複雑になり、フルフェイスに比べて大きく重たくなる傾向があります。

このように、各タイプに一長一短があります。スーパーカブでの主な用途や、安全性をどれだけ重視するかに応じて、最適なタイプを選ぶことが求められます。

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ヘルメットの種類メリットデメリットスーパーカブでの主な用途
フルフェイス安全性が最も高い。
静粛性が高い。
圧迫感がある。
夏場は蒸れやすい。
着脱が手間。
長距離ツーリング、
バイパス走行
ジェット開放感があり視界が広い。
軽量で着脱が容易。
顔面・顎部の保護性能が低い。
風切り音が大きめ。
通勤・通学、
街乗り、
近距離ツーリング
ハーフ非常に軽量で安価。
最も開放的で涼しい。
安全性が著しく低い。
保護範囲が最小限。
(非推奨)近距離の低速走行のみ
システム安全性と利便性(開放感)を両立。
メガネ対応も多い。
重く、サイズが大きくなりがち。長距離ツーリング、
メガネ使用者

安全規格(SG・PSC)の重要性

ヘルメットを選ぶうえで、デザインや快適性以上に優先しなければならないのが安全性です。万が一の事故の際、頭部を守る唯一の装備であるため、国の定める安全基準を満たしているかどうかが極めて大切になります。見た目がおしゃれでも、安全基準を満たしていなければ意味がありません。

ヘルメットの安全規格として、日本国内で最低限確認すべきマークが「PSCマーク」と「SGマーク」です。

PSCマーク

PSCマークは、消費生活用製品安全法に基づき、国が定めた安全基準(衝撃吸収性や耐貫通性など)に適合した製品に付けられるマークです。このマークがないバイク用ヘルメットは、乗車用として販売することが法律で禁止されています。したがって、PSCマークは公道を走行するための絶対条件と言えます。

SGマーク

SGマークは、一般財団法人製品安全協会が定める任意の基準に適合した製品に付けられるマークです。PSCマークの基準に加え、万が一製品の欠陥によって人身事故が起きた場合に備えた、対人賠償責任保険(最大1億円)が付帯しています。PSCマークとSGマークの両方が付いていれば、より安心して使用できる一つの目安となります。

その他の規格(JIS・SNELL)

他にも、JIS(日本産業規格)は、PSCマークの基準を包含するさらに詳細な工業規格です。また、SNELL(スネル)規格は、レースでの使用も想定した非常に厳しい基準を設けており、世界で最も厳しい安全規格の一つとされています。

スーパーカブでの日常的な使用であれば、少なくともPSCマークとSGマークの両方が付いている製品を選ぶことが、安全性を確保するうえで現実的な選択となります。価格が極端に安いヘルメットの中には、これらの規格を満たしていない装飾用(ダックテールなど)のものも含まれるため、購入時には必ず規格の表示(通常はヘルメットの後頭部や内装にラベルがあります)を確認してください。

おしゃれなヘルメットを選ぶコツ

安全規格をクリアしたヘルメットの中から、スーパーカブのレトロで愛らしいスタイルに似合う、おしゃれな一品を選びたいものです。スーパーカブはバイクそのものが持つ「味」が魅力ですから、ヘルメットもその雰囲気を壊さないものが望ましいです。

スーパーカブに似合うヘルメットを選ぶコツは、車体の持つ雰囲気とヘルメットのデザインを調和させることです。例えば、角張った現代的なデザインや、派手なグラフィックのヘルメットよりも、丸みを帯びたシンプルな形状や、どこか懐かしさを感じるデザインの方が、カブの丸いヘッドライトや柔らかな車体のラインにしっくり馴染みます。

カラーリングも重要な要素です。スーパーカブの車体色(例えば、現行モデルのバージンベージュやグリントウェーブブルーメタリックなど)とヘルメットの色を合わせると、全体に統一感が生まれます。特にアイボリーやオフホワイト系のヘルメットは、多くのカブの車体色、特にレッグシールドの白と調和しやすいため人気です。あえて車体とは異なる色(例えば、グリーンのカブにマットブラックのヘルメットなど)を選び、差し色としてファッションの一部として楽しむ方法もあります。

ヴィンテージ感のあるデザインや、ネオクラシカルなスタイルは、スーパーカブとの相性が非常に良いと言えます。帽体(シェル)のフチにあるゴム(モール)のデザインや、あご紐の方式(クラシックなDリングなど)も、雰囲気を左右するポイントです。

クラシックスタイルのヘルメット

前述の通り、スーパーカブにはクラシックスタイルのヘルメットがよく似合います。クラシックスタイルとは、特定の年代のデザインを復刻したり、現代の技術でその雰囲気(テイスト)を再現したりしたものを指します。

例えば、アライの「RAPIDE NEO(ラパイド・ネオ)」は、1980年代のクラシックなスタイルをオマージュしています。特徴的なのは、ベンチレーション(通気口)のダクト類を外から見えないように内蔵し、帽体表面を滑らかに仕上げている点です。見た目はシンプルでレトロですが、内部の快適性や安全性は最新技術で作られており、高いレベルで両立させています。

引用元:アライ公式

また、ジェットヘルメットであれば、アライの「CLASSIC AIR(クラシック・エアー)」が挙げられます。これも帽体はコンパクトに設計されており、ヘルメットだけが大きく見える、いわゆる「マッチ棒」状態になりにくいのが特徴です。それでいて、頭部を効率よく冷やすベンチレーションシステムも搭載しています。別売りのシールドやゴーグルと組み合わせることで、自分好みのスタイルを演出しやすいのも魅力です。

引用元:アライ公式

リード工業の「RX-200R」のように、ビンテージモデルを忠実に再現しつつ、価格を手頃に抑えたフルフェイスも人気があります。こうしたクラシックなヘルメットを選ぶ際は、シールドが別売りであったり、あご紐が着脱の簡単なワンタッチ式ではなく、慣れが必要な「2連Dリング」仕様であったりする場合があります。デザイン性だけでなく、そうした使い勝手の面も確認しておくと良いでしょう。

引用元:リード工業公式

女性におすすめのヘルメット

引用元:ISHINO SHOKAI公式

女性ライダーがヘルメットを選ぶ際は、安全性やデザインに加え、いくつかのポイントを考慮すると、より快適に使用できます。スーパーカブに乗る女性もおしゃれな方が多いため、機能と見た目の両立が鍵となります。

まず大切なのは、サイズ感です。多くのヘルメットはS・M・Lといったサイズ展開ですが、メーカーによっては女性や頭の小さい方向けにXS(エクストラスモール)やレディースサイズを用意している場合があります。適切にフィットしないヘルメットは、万が一の際に脱げてしまう危険性があり、安全性を著しく損ないます。購入前には必ず試着し、頭を振ってもズレないか、それでいて局所的に痛みが出ないかを確認してください。可能であれば、バイク用品店の専門スタッフによるフィッティングサービスを利用するのも良い方法です。

次に、重量です。ヘルメットが重いと、長時間の運転で首や肩に負担がかかりやすくなります。特に筋力の少ない方の場合、重さは疲労に直結します。可能な限り軽量に設計されたモデルを選ぶと快適性が向上します。ジェットヘルメットや、一部の軽量フルフェイス(カーボン素材を使用した高価なものもあります)が候補になります。

デザイン面では、ISHINO SHOKAIの「MAX308」のように、丸みを帯びた形状や、パステルカラー、マット系の落ち着いた色合いなど、かわいいカラーリングが用意されているモデルもおすすめです。

さらに、機能面では、内装(インナーパッド)が取り外して洗濯できるかどうかもチェックしたいポイントです。汗はもちろん、ファンデーションなどの化粧汚れが付着しても、取り外して洗うことでヘルメット内部を清潔に保つことができます。また、UVカット機能付きのシールド(風防)が標準装備されていると、日焼け対策にも役立ちます。最近では、眩しい日差しをカットできるインナーサンシェード(サングラス内蔵型)を備えたモデルもあり、トンネルの出入りなどで重宝します。

スーパーカブに似合うヘルメット紹介と収納

  • 似合うヘルメットおすすめ10選
  • 60周年記念モデルのヘルメット
  • スーパーカブ 50 ファイナルエディションヘルメット
  • ヘルメットホルダーと収納の工夫
  • 純正ホルダーが使いにくい場合の対策
  • お気に入りのスーパーカブ 似合うヘルメットで出かけよう

似合うヘルメットおすすめ10選

スーパーカブに似合うヘルメットは数多くありますが、安全性、デザイン性、機能性のバランスが良いおすすめのモデルを10個厳選して紹介します。タイプや価格帯も様々ですので、ご自身のスタイルに合うものを探してみてください。

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メーカーモデル名タイプ特徴
Arai (アライ)RAPIDE NEOフルフェイス1980年代風のネオクラシックスタイル。
高い安全性。
Arai (アライ)CLASSIC AIRジェットコンパクトな帽体。
ベンチレーション機能付きクラシックモデル。
OGK KABUTOEXCEEDジェットインナーサンシェード付き。
軽量コンパクト設計。
リード工業RX-200Rフルフェイス1980年代のビンテージモデル復刻版。
コスパ良好。
リード工業BARTON BC-10ジェットおしゃれなバブルシールド標準装備。
カラー豊富。
TT&CO.スーパーマグナムジェット非常に小ぶりな帽体(シェル)が
特徴のクラシックジェット。
ホンダMonkey ヘルメットジェットモンキーのイラストが特徴的だが、
カブにも似合うデザイン。
SKT産業MOTO BASE MBHL-VJ01Sジェットシールド付きのヴィンテージタイプ。
価格とデザインのバランスが良い。
アレグレットNEO VINTAGE VT-6フルフェイスドラッガースタイルを復刻。
ベンチレーション機能あり。
ISHINO SHOKAIMAX-308ジェットスポーティでオシャレなデザイン。
UVカットシールド。

これらのモデルは、スーパーカブのレトロなスタイルから、少しアクティブなクロスカブのスタイルまで幅広く対応可能です。

例えば、「Arai RAPIDE NEO」や「Arai CLASSIC AIR」は、価格は高めですが、世界トップクラスの安全性と洗練されたクラシックスタイルを両立させたいライダーに適しています。「リード工業」の製品や「SKT産業」のモデルは、1万円前後から購入可能なものも多く、コストパフォーマンスを重視しつつ、レトロな雰囲気を楽しみたい方におすすめです。

「TT&CO. スーパーマグナム」は、何よりも帽体の小ささ(スリムさ)にこだわり、被った時のシルエットを重視する方に人気があります(安全規格も取得しています)。ご自身のライディングスタイルや予算に応じて選ぶことをおすすめします。

60周年記念モデルのヘルメット

スーパーカブは1958年の登場以来、世界中で愛され続ける長い歴史を持っています。そのため、その節目には特別な記念モデルが登場することがあります。

2018年にはスーパーカブの世界生産累計1億台達成と60周年を記念した限定ヘルメットがホンダモーターサイクルジャパンからリリースされました。このヘルメットは、1963年の対米輸出仕様「CA100」をモチーフにした60周年アニバーサリー車(赤と白のボディカラー)をイメージしたデザインが採用されました。

具体的には、実車のレッグシールドに使われるアイボリーを基調に、赤いストライプが中央に入り、額には当時の「HM」ロゴ、サイドには旧タイプのウイングマークがあしらわれていました。後頭部にはスーパーカブと60周年の記念ロゴも入っており、まさにカブファンのための特別なアイテムでした。

これらは受注期間限定で販売されたため、2025年現在、新品での入手は困難です。しかし、中古市場やオークションサイトなどで見かけることはあるかもしれません。スーパーカブの歴史を感じさせる象徴的なヘルメットの一つです。

スーパーカブ 50 ファイナルエディションヘルメット

引用元:hondago公式サイト

スーパーカブの歴史において、日本の免許制度と密接に関わってきた50ccモデルも大きな役割を果たしてきました。しかし、世界的に厳しくなる排出ガス規制の波は日本国内モデルにも及び、2025年11月から適用される次期規制に対応することが困難になりました。

この結果、ホンダは50ccモデルの生産を終了することを決定しました。この有終の美を飾るモデルとして「スーパーカブ50 ファイナルエディション」が登場しました。データベースの情報によると、この特別な車両に合わせて、ホンダの公式ブランド「HONDA RIDING GEAR」から「スーパーカブ50・FINAL ヘルメット」も発売されました。

このヘルメットはジェットタイプで、カラーはファイナルエディションの車体色に合わせたブルーとホワイトの2色展開です。ヘルメットの側面には過去のホンダウイングマークと「スーパーカブ50」のロゴが、後頭部にはファイナルエディションのフロントにも記されている「50」の数字と「ファイナルエディション」の文字がデザインされています。

車両のオーナーはもちろん、長年50ccのカブに親しんできたファンにとっても、一つの時代を象徴する記念となるデザインに仕上がっています。

ヘルメットホルダーと収納の工夫

スーパーカブは、その構造上、一般的なスクーターのようにシート下にヘルメットを収納する広大なスペースがありません。そのため、バイクから離れる際のヘルメットの管理には工夫が必要です。特に、高価なヘルメットやお気に入りのヘルメットを盗難やいたずら、突然の雨から守る必要があります。

最も一般的で確実な方法は、リアキャリアにリアボックス(ラゲージボックス、ホムセン箱とも呼ばれる)を取り付けることです。リアボックスは、ヘルメットを雨風やホコリから守るだけでなく、鍵をかけることで盗難防止にも大きな効果を発揮します。フルフェイスヘルメットが余裕で入る大容量のものを選べば、ヘルメット以外の手荷物や買い物した商品も収納できて非常に便利です。

選択肢としては、ホンダ純正のビジネスボックス(通称:銀行カブボックス)、JMSやGIVIといった社外品の専用ボックス、またはアイリスオーヤマ製などの工具箱(通称:ホムセン箱)を流用する方法があります。ホムセン箱は安価で大容量ですが、キャリアへの固定には別途ステーやベルトが必要になる場合があります。

もう一つの方法は、車体に標準装備されているヘルメットホルダーを使用することです。これはスーパーカブのメインキーを使って、ヘルメットのあご紐にあるDリング(金属の金具)を車体に固定する仕組みになっています。手軽に盗難を防止できる便利な機能です。

純正ホルダーが使いにくい場合の対策

前述の通り、スーパーカブには純正のヘルメットホルダーが装備されていますが、多くのユーザーが「使いにくい」と感じているようです。

その主な理由は、ホルダーの位置がリアサスペンションとサイドカバーの奥まった場所にあり、ヘルメットのDリングをかけるのが窮屈であったり、フルフェイスヘルメットなど形状によってはDリングが届きにくかったりするためです。また、ヘルメットをホルダーにかけると、車体やリアサスペンションにヘルメットが接触し、傷が付くことを懸念する声もあります。

この問題を解決するための、代表的な対策がいくつか存在します。

ヘルメットロックアシストの使用

キジマ(Kijima)などのバイクパーツメーカーから販売されている「ヘルメットロックアシスト」という小さな金具(プレート状やカラビナ状のもの)を使用する方法です。これは、ヘルメットのDリングにこのアシスト金具を通し、金具側を純正ホルダーにかけることで、届きにくかったホルダーに簡単にロックできるようにする補助具です。数百円から手に入るため、最も手軽で安価な対策として人気があります。

社外ヘルメットホルダーの増設

純正ホルダーとは別に、ハンドル周りやリアキャリア付近、フレームなど、自分が使いやすい位置に後付けのヘルメットホルダーを取り付ける方法です。crops(クロップス)のようなワイヤー式のダイヤルロックや、専用の鍵でロックするシリンダータイプのものなど様々です。ただし、この方法だとバイク本体の鍵とは別に、ヘルメットロック用の鍵が増えることになり、キーホルダーがかさばるという側面もあります。

持ち歩く

盗難やいたずら、雨濡れのリスクを完全にゼロにする方法として、ヘルメットを持ち歩く選択肢もあります。専用のヘルメットバッグ(リュックタイプやトートタイプ)も販売されています。また、リュックサックにカラビナなどで引っ掛ける方法もありますが、ヘルメットをぶつけて傷つけないよう注意が必要です。

これらの対策にはそれぞれメリットとデメリットがあるため、ご自身の使い方や予算に合わせて最適な方法を選ぶと良いでしょう。

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対策方法費用の目安利便性防犯性鍵の数注意点
リアボックス5,000円~◎ (荷物も入る)◎ (雨風も防ぐ)増える車両のスタイルが変わる
ロックアシスト500円~〇 (純正を活用)〇 (純正と同等)増えない雨濡れは防げない
社外ホルダー2,000円~〇 (好きな場所)増える取り付け場所、鍵の管理
持ち歩き0円~△ (荷物になる)増えない持ち運びの手間

【総まとめ】お気に入りのスーパーカブ 似合うヘルメットで出かけよう

  • スーパーカブに似合うヘルメット選びはバイクライフの楽しみの一つ
  • ヘルメットにはフルフェイス、ジェット、ハーフなどの種類がある
  • カブにはクラシックなデザインやレトロな雰囲気が調和しやすい
  • 安全性確保のためPSCやSGマークの付いた規格品を選ぶ
  • ジェットヘルメットは開放感と安全性のバランスが良い
  • フルフェイスは安全性が最も高いが夏場は暑さを感じやすい
  • ハーフヘルメットは手軽だが安全性には十分注意が必要
  • おしゃれなヘルメットは車体の色と合わせるのがコツ
  • 女性には軽量でデザイン性の高いモデルがおすすめ
  • 60周年記念やファイナルエディションの限定ヘルメットも存在した
  • スーパーカブにはヘルメット収納スペースがない
  • 盗難や雨濡れ対策としてリアボックスが有効
  • 純正ヘルメットホルダーは位置が使いにくい場合がある
  • 対策としてヘルメットロックアシストや社外ホルダーの増設が便利
  • 自分に最適なスーパーカブ 似合うヘルメットを見つけよう
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