こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。
念願のGB350を手に入れたものの、どんなヘルメットを合わせればいいのか悩んでいませんか。
クラシックな車体にはレトロなデザインがマッチしますが、安全性や機能性も無視できませんよね。
特に最近は人気のモデルが入手困難だったり、女性ライダー向けのサイズ選びが難しかったりと、ヘルメット選びのハードルが意外と高いのが現状です。
この記事では、GB350に似合うヘルメットのおすすめモデルや、後悔しない選び方のポイントを私の視点で分かりやすく解説していきます。
- 入手困難な人気モデルの現状と賢い入手方法
- マッチ棒現象を回避するサイズ選びのコツ
- 女性ライダー特有の悩みを解決する機能的モデル
- 夏場のツーリングも快適に楽しめる通気性重視の選択
GB350に似合うヘルメットの人気モデルと傾向

ネオクラシックスタイルのGB350には、やはり往年の名車を彷彿とさせるクラシックなデザインのヘルメットが一番しっくりきますよね。
GB350の持つ「威張らない、等身大のバイク」というキャラクターを活かすためには、レーシーすぎるデザインや、派手すぎるグラフィックは避けたほうが無難かもしれません。
ここでは、多くのライダーが憧れる王道のフルフェイスから、スタイルと開放感を重視したジェットヘルメットまで、GB350の雰囲気を壊さずにカッコよく決まる人気モデルを厳選してご紹介します。
私の実体験や、周囲のGB乗りたちのリアルな声も交えて解説していきますね。
GB350と相性抜群のクラシックフルフェイス
GB350のような空冷単気筒バイクに乗るなら、まず間違いなく候補に上がるのが「ネオクラシックフルフェイス」と呼ばれるカテゴリーです。
これは、1970年代〜1980年代の武骨でシンプルなデザインを現代の技術で再現しつつ、最新の安全技術を詰め込んだヘルメットのことですね。
現在の市場で人気を二分しているのが、SHOEI(ショウエイ)とArai(アライ)という、世界に誇る二大国内メーカーの製品です。
彼らが作るネオクラシックモデルの特徴は、「引き算の美学」にあると私は思います。
最新のスーパースポーツ用ヘルメットが、空力を計算し尽くした複雑なエアロ形状(ツノがあったり、エッジが効いていたり)をしているのに対し、このカテゴリーのヘルメットは、つるんとした丸みを帯びたシンプルなシェル形状をしています。
この「丸み」こそが、GB350の丸目ヘッドライトや、柔らかな曲線の燃料タンクと絶妙にリンクするんですよね。
私自身も用品店で何度も実物を見比べたことがありますが、このタイプのヘルメットを被ってGB350に跨ると、ライダー自身がバイクの一部になったような一体感が生まれます。
また、フルフェイスならではの「顎まで守られている」という安心感は、長距離ツーリングや高速道路走行において、何にも代えがたいメリットです。
単なるファッションアイテムとしてだけでなく、しっかりとした安全装備として信頼できるのが、このカテゴリーが選ばれ続ける最大の理由でしょう。
ネオクラシックフルフェイスが選ばれる理由
- GB350の車体デザインと完全に調和するシンプルな造形
- 最新の安全基準(JIS/SNELL等)をクリアしている絶対的な信頼感
- チンガード(顎部分)があるため、万が一の転倒時も顔面を保護できる
- 風切り音が比較的静かで、インカム等の通話もクリアに聞こえやすい
グラムスターの納期とラパイドネオとの比較
さて、ここで避けて通れないのが「欲しいけれど、売っていない」という現実的な問題です。
特にSHOEIの「Glamster(グラムスター)」の人気は凄まじく、発売から数年経った今でも供給が追いついていません。
カラーやサイズによっては、注文から納品まで1年以上かかるという、異常な事態が発生しているケースもあるようです。
なぜこれほどまでにグラムスターが支持されるのか。
その理由は、見た目のカッコよさはもちろんですが、SHOEI独自の「AIM構造」による圧倒的な軽さにあります。
持ってみると分かりますが、本当に軽いです。GB350はネイキッドバイクなので走行風をダイレクトに受けますが、ヘルメットが軽いと首への負担が劇的に減ります。
これは、ロングツーリング派のライダーにとっては大きな魅力ですよね。
一方で、対抗馬となるAraiの「RAPIDE NEO(ラパイド・ネオ)」も負けていません。
こちらはAraiらしい「R75 SHAPE(衝撃をかわすための滑らかな曲面)」を維持しつつ、口元の3本スリットや角張った顎のラインで、80年代の無骨なレトロ感を演出しています。
「グラムスターの納期が待てないからラパイドネオにする」という方もいますが、決して妥協案ではありません。
Arai特有の「包み込まれるようなフィット感」と、スネル規格をもクリアする高い安全性への信頼から、あえてこちらを指名買いするライダーも非常に多いです。
両者の違いを分かりやすく比較表にまとめてみました。あなたの優先順位に合わせて選ぶ参考にしてください。
| 比較項目 | SHOEI Glamster | Arai RAPIDE NEO |
|---|---|---|
| デザイン | スマートで都会的、小ぶりな印象 | 無骨で男らしい、80sスタイル |
| 重量感 | 非常に軽い(AIM構造) | しっかりとした重厚感(高剛性) |
| ベンチレーション | 額の吸気口はあるが開閉不可 | 口元のスイッチで開閉可能 |
| 入手難易度 | 極めて困難(1年待ちの可能性あり) | 比較的入手しやすい(在庫あり店舗も) |
| 価格帯 | 定価5万円台〜(実売価格高騰中) | 定価5万円台〜(比較的安定) |
Glamsterの納期と転売について
一部のECサイトデータでは、特定のカラーの納期が「2025年11月以降」となっている例も確認されています。
また、フリマアプリ等では定価の1.5倍近いプレミア価格で転売されているケースもあります。
保証や内装調整サービスを受けられないリスクがあるため、正規ルートでの予約注文か、在庫のある実店舗をこまめに探すことを強くおすすめします。
GB350におすすめのジェットヘルメット
「フルフェイスは安全性最高だけど、GB350のトコトコ走る雰囲気には、もっと開放的なヘルメットが似合うんじゃない?」そう考える方も多いと思います。
実際、街中で見かけるGB350ライダーには、ジェットヘルメットを愛用している方が非常に多いですよね。
ジェットヘルメットの最大のメリットは、なんといってもその圧倒的な開放感と視界の広さです。
フルフェイスの狭い視界とは異なり、足元や横の景色まで自然と目に入ってくるため、季節の移ろいや街の空気感を肌で感じながら走ることができます。
これは、「速く走ること」よりも「心地よく走ること」を重視するGB350のキャラクターに非常にマッチしていると言えます。
また、実用面でのメリットも見逃せません。
例えば、信号待ちでサッとシールドを上げて飲み物を飲んだり、ツーリング仲間と信号待ちで会話をしたりするのがとてもスムーズです。
コンビニに入る際も、フルフェイスだと脱がなければ威圧感を与えてしまうことがありますが、ジェットならシールドを上げるだけで顔が見えるので、そのまま入店しやすい(店舗によりますが)という利便性もあります。
ただし、顎部分が露出しているため、転倒時の保護性能はフルフェイスに劣ります。
このリスクを理解した上で、プロテクター入りのジャケットを着用するなど、トータルの安全性を高める工夫が必要ですね。
マッチ棒にならないスタイリッシュなサイズ感
ジェットヘルメットを選ぶ際、多くのライダー(特にファッションにこだわる方)が最も懸念するのが、ヘルメットを被った時に頭が異常に大きく見えてしまう「マッチ棒現象」です。
まるでマッチ棒の先のように頭だけでっかく見えてしまい、全身のバランスが悪くなる現象のことですね。
なぜこれが起きるかというと、安全基準(SG規格やJIS規格)を満たすために必要な衝撃吸収ライナー(発泡スチロール)の厚みと、シェル(外殻)の大きさが関係しています。
安全性を高めれば高めるほど、物理的にヘルメットは大きくならざるを得ないのです。
しかし、細身でクラシカルなGB350に乗るライダーとしては、できるだけコンパクトなシルエットでスマートに乗りこなしたいというのが本音でしょう。
そこで注目されているのが、「スモールジェット」と呼ばれるジャンルです。
これは、一般的なジェットヘルメットよりもシェル自体を極限まで小さく設計し、内装を工夫することで「深く被れる」ようにしたものです。
深く被ることで、眉毛の上あたりまでヘルメットが来るため、顔の露出面積が調整され、頭と体がバランスよく見えます。
GB350のようなスマートな車体と合わせるなら、この「サイズ感」と「深さ」には徹底的にこだわるべきだと私は思います。
TT&COなどの即納可能な人気ブランド
この「スモールジェットかつ安全」という難しい課題に対し、一つの答えを出しているのが「TT&CO.(ティーティー・アンド・カンパニー)」というブランドです。
彼らの主力製品である「スーパーマグナム」シリーズなどは、限界まで小さくしたシェルサイズ(独自の極小帽体)を実現しながら、日本の公道走行に必要なSG規格やPSC規格をしっかりと取得している点が本当に凄いです。
かつてのスモールジェット市場には、「装飾用ヘルメット(公道走行不可)」として販売されている、安全性が担保されていない製品が溢れていました。
しかし、TT&CO.は「カッコよさ」と「法的な安全性」を両立させたことで、多くのGB350ユーザーから絶大な信頼を勝ち取っています。
TT&CO.を選ぶ3つのメリット
- マッチ棒回避:日本人の頭の形に合わせて深く被れる設計になっており、被った時のシルエットが抜群に綺麗です。
- コストパフォーマンス:大手メーカーのヘルメットが5万円以上する中、1万円台後半〜2万円台で購入可能です。浮いたお金でグローブやウェアを揃えられます。
- デザインの多様性:70年代のビンテージヘルメットをオマージュした「2ラインズ」や「レインボー」などのグラフィックモデルが豊富で、GB350の車体カラーに合わせて選べます。
また、コストパフォーマンスと入手性を重視するなら、老舗メーカーであるリード工業(LEAD)の製品も外せません。
「FLX」や「RX-200R」といったモデルは、Amazonや楽天などのネット通販ですぐに購入でき、しかも価格が手頃です。
SHOEIやAraiのように「1年待ち」ということがなく、欲しいと思ったその週末から使えるというのは、今すぐ走り出したいライダーにとって最強のメリットと言えるでしょう。
GB350に似合うヘルメットの機能別選び方

ここまでは「見た目」や「スタイル」を中心に見てきましたが、長くバイクを楽しむためには「快適性」や「自分の体格・用途に合っているか」という視点も欠かせません。
どんなにカッコいいヘルメットでも、被っていて苦痛なら、そのうちバイクに乗ること自体が億劫になってしまいますからね。
ここでは、機能や実用性を重視した賢い選び方について深掘りしていきます。
女性ライダーも安心な軽量で安全なモデル
GB350は、その足つきの良さや扱いやすいエンジン特性から、女性ライダーにも非常に人気のある車種です。
しかし、多くの女性ライダーがヘルメット選びで深刻な悩みを抱えています。
「デザインは可愛いけど重くて首が凝る」「Sサイズを買ったのに大きすぎて、走行風で頭が振られる」といった悩みです。
女性におすすめしたいのは、とにかく「軽量」かつ「重心バランスが良い」ヘルメットです。
首の筋力は男性に比べて弱いため、数百グラムの差が、ツーリング後半の疲労感に直結します。
例えば、愛知県のヘルメットメーカー「Godblinc(ゴッドブリンク)」の「Blade Runner(ブレードランナー)」などは、カーボン素材などを積極的に採用し、持った瞬間に「軽い!」と驚くような製品作りをしています。
また、サイズ選びも重要です。
海外ブランドや一部のユニセックスモデルの「Sサイズ」は、帽体(外側の殻)自体はLサイズと同じで、内装のスポンジだけでサイズ調整している場合があります。
これだと、頭でっかちに見えるだけでなく、重量も重いままです。
GodblincやSHOEIのように、サイズに合わせて複数の帽体サイズを用意しているメーカーを選ぶか、女性専用設計を謳っているモデル(内装がファンデーションで汚れにくい、洗える等の配慮があるもの)を選ぶと、失敗が少ないですよ。
メイク汚れ対策の豆知識
どうしても内装へのメイク付着が気になる場合は、ヘルメットを被る前に「フェイスカバー」を使用するのがおすすめです。
最近は冷感素材のものや、息苦しくない構造のものも安く手に入ります。
夏も涼しいベンチレーション機能付き製品
GB350は空冷エンジンなので、夏場はエンジンからの熱気がライダーを襲います。
それに加えてヘルメットの中が蒸れて汗だくになると、熱中症のリスクも高まりますし、何より不快でライディングを楽しめません。
「レトロな見た目も大事だけど、とにかく涼しさ重視!」という実利派のあなたには、OGK KABUTO(オージーケーカブト)の「SHUMA(シューマ)」が強力な選択肢になります。
このヘルメットは「ウルトラクールシステム」という独自の機構を搭載しており、走行風を積極的にヘルメット内部に取り込み、熱気を後ろへ排出する能力がズバ抜けて高いんです。
なぜレトロヘルメットは暑いのか?
一般的に、GB350に似合うとされるクラシックなヘルメット(グラムスターやラパイドネオ等)は、見た目をシンプルにするために、通気口(ベンチレーション)を最小限に抑えています。
そのため、どうしても夏場は熱がこもりやすい傾向にあります。
その点、SHUMAのようなモダンなヘルメットは、見た目は少し現代的になりますが、快適性は段違いです。
最近はマットブラックやガンメタなど、GB350にも合わせやすい落ち着いたカラーも展開されているので、「夏専用ヘルメット」として割り切って導入するのも、賢いバイクライフの知恵だと思います。
安い価格でもSG規格適合で安全な選び方
ネット通販で「ヘルメット レトロ」などと検索すると、数千円で買える激安のヘルメットがたくさん出てきます。
デザインも良くて安いので飛びつきたくなりますが、ここで一つ、命に関わる重要な注意点があります。それは「排気量制限」と「安全規格」です。
実は、安価なジェットヘルメットやハーフヘルメットの中には、「125cc以下用」として規格を通しているものが少なくありません。
これらは原付バイクでの使用を想定した強度しか持っていないため、350cc(400ccクラス)のGB350で公道を走ることは、安全上極めて危険ですし、製品本来の用途外使用となります。
購入する際は、必ず「全排気量対応」と記載されているもの、そして日本の安全基準である「SGマーク」や「PSCマーク」が付いているものを選んでください。
SGマークについて SGマークは、製品安全協会が定めた基準に適合していることを示すマークです。
万が一、SGマーク付きのヘルメットの欠陥によって人身事故が発生した場合、最大1億円までの賠償措置が講じられます。これは安物の中華製コピー品にはない、大きな安心材料です。
(出典:製品安全協会『SGマークについて』)
TT&CO.やリード工業の製品がこれほどおすすめされる理由は、安価でありながら、この「全排気量対応のSG規格」をしっかりとクリアしているからです。
安さを理由に安全性を売り渡さないよう、スペック表の「規格」欄は必ずチェックする癖をつけましょう。
便利なインナーシールド装備のモデル
ツーリングに行くと、状況は刻一刻と変化します。昼間は日差しが強くて眩しいですが、帰りの夕方には西日がきつくなり、トンネルに入れば急に暗くなります。
そんな時に便利なのが「インナーシールド(インナーサンシェード)」です。
これは、ヘルメットの側面にあるレバーやスイッチを操作するだけで、ヘルメット内部からサングラスのようなスモークシールドがサッと降りてくる機能です。
これがあれば、わざわざサングラスを持ち歩いて掛け直したり、クリアシールドとスモークシールドを交換したりする手間が一切かかりません。
特にリード工業の「FLX」や、OGK KABUTOの「EXCEED(エクシード)」シリーズなどは、このインナーシールドを標準装備していながら、デザインをシンプルにまとめているため、GB350にも違和感なく馴染みます。
見た目のカッコよさも大事ですが、こうした「実用的な便利さ」があると、バイクに乗るハードルが下がり、結果的にバイクに乗る頻度が増える気がします。
「眩しいから今日は乗るのやめようかな」なんて思うことがなくなりますからね。
GB350に似合うヘルメットで楽しむバイクライフ
GB350に似合うヘルメット選びについて、デザイン、納期、安全性、機能性など、様々な角度から徹底的に解説してきました。
王道のスタイルを追求して、1年待ってでもSHOEIやAraiを手に入れるのも一つの正解です。
ファッション感覚を大切にして、TT&CO.のスモールジェットをラフに被るのもまた、GB350らしい楽しみ方でしょう。
あるいは、快適性を最優先してOGK KABUTOなどの機能派モデルを選ぶのも、自分らしくバイクを楽しむための立派な選択です。
大切なのは、他人の評価ではなく、自分が「これを被って走りたい!」「これなら安心して走れる!」と思えるかどうかです。
今の市場状況(納期や価格)と、自分の予算や譲れないポイント(涼しさや軽さ)を天秤にかけながら、あなたのGB350ライフをより豊かにしてくれる最高の相棒を見つけてください。
お気に入りのヘルメットが見つかれば、きっと次の週末のツーリングがもっと待ち遠しくなるはずですよ。
