ホンダPCX125の購入を考えたとき、あなたの頭をよぎるのは、きっと「実際の燃費はどれくらい?」という切実な疑問でしょう。
ネットを検索すれば「リッター50km超えは余裕」という絶賛の声と、「新型は燃費が悪い」という不安を煽る声が混在し、一体どちらを信じるべきか混乱していませんか?
もう、情報に迷うのは終わりにしましょう。
この記事では、最新の4代目モデル(JK05)と人気を不動にした初代モデル(JF28)の燃費性能を徹底的に比較。
誰もが経験する冬の過酷な条件下や、渋滞の多い街乗りでリアルな数値がどう変化するのか。
そして、今だからこそ知っておくべきハイブリッドモデルの隠れたデメリットまで、オーナー達の生の声と客観的なデータに基づいて、PCX125の燃費に関する真実を明らかにします。
この記事を読めば、あなたの疑問は確信に変わるはずです。
- PCX125の公式燃費とリアルな実燃費の違い
- 歴代モデル(jf28、jk05など)による燃費性能の差
- 燃費が悪化する要因(季節や乗り方)と具体的な改善策
- ハイブリッドモデルの燃費性能と注意点
PCX125の燃費は本当?公式値と実態

- カタログ燃費と航続可能距離
- 街乗りでの実燃費はどのくらいか
- PCXは燃費悪いという噂の真相
- 新型モデルで燃費は向上したのか
- 4代目jk05の燃費が落ちた理由
- 初代jf28との燃費性能を比較
カタログ燃費と航続可能距離
PCX125が経済性に優れていると言われる大きな理由の一つが、メーカーから公表されているカタログ燃費の優秀さです。この数値は、125ccスクータークラス全体で見てもトップクラスに位置しており、一度の給油で長大な距離を走行できるポテンシャルを秘めています。
メーカーが公表する燃費には、主に2種類の指標が存在します。一つは「定地燃費値」で、これは舗装された平坦な道を一定の速度(PCXの場合は60km/h)で走り続けた場合の測定値です。交通の流れや信号がない理想的な状況のため、最も良い数値が出ますが、現実の走行環境とは少し異なります。
もう一つが「WMTC(Worldwide-harmonized Motorcycle Test Cycle)モード値」です。これは発進、加速、停止といった市街地走行から、郊外、高速道路走行までを想定した国際基準のテストモードで測定される数値であり、よりユーザーの実際の使い方に近い、実用的な燃費の目安とされています。
現行モデル(4代目・JK05)の場合、60km/h定地燃費値が55.0km/L、そしてWMTCモード値が47.4km/Lと公表されています。燃料タンク容量は8.1Lと、このクラスでは比較的大容量なため、理論上の航続距離は非常に長くなります。例えば、より現実的なWMTCモード値を基準に計算しても、8.1L × 47.4km/L = 約384km。東京から名古屋までの直線距離に匹敵するほどの距離を、無給油で走り切れる計算になります。
以下に、近年の主要モデルのカタログ燃費を比較表としてまとめました。
モデル (型式) | WMTCモード値 | 60km/h定地燃費値 | エンジンの特徴 |
4代目 (JK05) | 47.4 km/L | 55.0 km/L | eSP+ (4バルブ) |
3代目 (JF81) | 50.7 km/L | 54.6 km/L | eSP (2バルブ) |
2代目 (JF56) | 50.6 km/L | 53.7 km/L | eSP (2バルブ) |
この表からも分かるように、世代によって若干の数値変動はありますが、PCXシリーズが一貫して卓越した燃費性能を維持してきたことが、公式データからも明確に見て取れます。
街乗りでの実燃費はどのくらいか
カタログスペックが示す通り、PCX125は非常に優れた燃費ポテンシャルを持っています。しかし、ライダーが最も多くの時間を過ごすであろう、信号や渋滞の多い「街乗り」においては、実燃費はどの程度になるのでしょうか。
数多くのオーナーから寄せられる実燃費報告を分析すると、街乗りをメインとした走行では、おおよそ40km/Lから48km/Lの範囲に落ち着くケースが最も多いようです。これは、一定速度で巡航できる時間が短く、エンジンにとって最も燃料を消費する「発進」と「加速」を頻繁に繰り返す市街地走行の特性上、避けられない結果と言えます。
具体的には、「毎日の通勤利用で平均46km/L」「ストップ&ゴーの多い都心部だと40km/L前後まで落ちることもある」といった声が多数を占めています。一方で、「郊外へのツーリングも組み合わせると平均燃費が50km/Lを超える」という報告も多く、走行環境がいかに燃費に影響を与えるかが分かります。
使用状況によって燃費は大きく変動するものの、たとえ厳しい条件下にある街乗りであっても、コンスタントに40km/L台を記録できるのは、125ccスクーターとして極めて優秀な性能です。走行環境やライダーのアクセル操作の癖によって数値は上下しますが、一つの目安として、市街地走行における実燃費はカタログWMTCモード値の8割から9割程度と想定しておくと、実際の給油量との間に大きな乖離は生じにくいでしょう。
PCXは燃費悪いという噂の真相
PCX125は「高燃費スクーターの代名詞」として広く認知されている一方で、インターネットの掲示板やSNSでは、時折「PCXは意外と燃費が悪い」という趣旨の書き込みが見られます。このネガティブな評価が生まれる背景には、主に二つの要因が深く関わっていると考えられます。
第一の要因は、驚異的な燃費を記録した旧型モデルとの相対的な比較です。前述の通り、PCXはモデルチェンジを重ねる中で、特に3代目(JF81)が「燃費モンスター」と称されるほどの卓越した低燃費性能を誇りました。この3代目の性能を体験したオーナーが、現行の4代目(JK05)に乗り換えた際に、カタログ値・実燃費ともに若干低下した数値を目の当たりにし、主観的に「燃費が悪くなった」と感じてしまうのです。これは性能の絶対的な悪さではなく、あくまで過去の最高記録と比較した上での感想と言えます。
第二の要因は、バイクにとって極めて過酷な使用用途による燃費の大幅な悪化です。例えば、フードデリバリーサービスのように、エンジンが十分に暖まる間もなく数分おきに発進と停止を繰り返し、アイドリング時間も長くなるような使い方をした場合、実燃費が35km/L前後、あるいはそれ以下にまで落ち込むという報告もあります。これはPCXに限った話ではなく、どのような車両であっても燃費が著しく悪化する特殊なケースです。
したがって、「燃費が悪い」という評価は、絶対的な数値の低さを指摘しているのではなく、特定のモデルとの比較論や、非常にシビアな使用環境下での限定的な評価である場合がほとんどです。一般的な通勤・通学やツーリングといった用途であれば、PCX125は依然として経済性に優れたトップクラスのスクーターであることは間違いありません。
新型モデルで燃費は向上したのか
2021年にフルモデルチェンジを果たした4代目PCX(JK05)は、新設計のエンジンとフレーム、そしてトラクションコントロールなどの最新装備を備え、走行性能や快適性を大きく向上させました。しかし、多くのユーザーが期待したであろう「燃費性能」という一点においては、残念ながら先代の3代目(JF81)から向上するには至りませんでした。
公式に発表されているWMTCモード値で比較すると、3代目の50.7km/Lに対し、4代目は47.4km/Lと、約6.5%低い数値となっています。これはカタログ上の話だけでなく、実際のオーナーからの燃費報告を総合的に見ても、多くの場合で3代目の方がより優れた燃費を記録するという結果が共通しています。
ただし、これは決して技術的な退化を意味するものではありません。むしろ、時代の要請である、より厳格化された排出ガス規制という高いハードルをクリアしつつ、PCXの魅力である軽快な走行性能を維持、あるいは向上させるための、熟慮された結果と捉えるべきです。
つまり、新型モデルは燃費性能をわずかに犠牲にするというトレードオフを受け入れることで、より高い環境性能と、より質感の高い力強い走りを両立させたのです。そのため、燃費という単一の指標だけで見れば3代目に軍配が上がりますが、乗り心地、安定性、装備の充実度といった総合的な完成度においては、新型モデルが大きく進化していると言えるでしょう。
4代目jk05の燃費が落ちた理由
前述の通り、4代目PCX(JK05)の燃費が3代目(JF81)よりも低下した直接的な原因は、世界的に年々厳格化されている排出ガス規制、特に欧州の「ユーロ5」に相当する国内規制へ対応する必要があったためです。この極めて高いレベルの環境性能を達成するために、エンジン設計に大きなメスが入れられました。
新設計エンジン「eSP+」の特性
最大の変更点は、エンジンが従来のSOHC2バルブから、新設計のSOHC4バルブ「eSP+(イーエスピープラス)」へと進化したことです。4バルブ化は、吸気と排気の効率を飛躍的に高めることで、より完全な燃焼を促し、排出ガス中の有害物質を低減させるための有効な手段です。
ホンダは、この厳しい規制をクリアすると同時に、PCXの持ち味であるキビキビとした加速感を損なわないことを目指しました。その結果、4バルブ化に加えて、スロットルボディの大径化や、エンジンのボア×ストローク比の見直し(ショートストローク化)などが行われ、エンジンはより高回転域でパワーを発揮する特性へとシフトしました。結果として、最高出力は向上しましたが、燃焼効率の面ではわずかに燃費に影響が出ることになったのです。
また、走行安定性や乗り心地を向上させるために、前後タイヤのサイズが従来モデルよりもワイド化(例:リア120mm→130mm)されたことも、路面との転がり抵抗を増加させ、燃費に対してごくわずかながらマイナスに作用していると考えられます。これらの複合的な要因が絡み合い、4代目(JK05)は3代目よりも燃費が若干低下するという結果に至りました。
初代jf28との燃費性能を比較
現行の4代目(JK05)は、直前の3代目(JF81)と比較すると燃費面で一歩譲る形となりましたが、PCXシリーズの歴史の原点である初代モデル(JF28)と比べれば、その技術的な進化は歴然としています。
初代PCX(JF28)が市場に登場したのは2010年。当時の125ccスクーターの常識を覆す先進的なデザインと、アイドリングストップ・システムなどの装備で、一躍人気モデルとなりました。しかし、この時代のエンジン技術はまだ発展途上であり、数多くのオーナーからの報告を総合すると、実燃費は概ね30km/L台後半から40km/L台前半に留まるケースが多かったようです。口コミの中には、乗り方によっては30km/L台前半だったという声も見られました。
これに対して、現行の4代目は、厳しい市街地走行の条件下でも安定して40km/L台を維持し、郊外でのツーリングなど好条件が揃えば、容易に50km/Lを超える燃費を叩き出します。この飛躍的な進化の背景には、初代から2代目(JF56)へのモデルチェンジで、フリクション低減技術などを盛り込んだ高効率エンジン「eSP」が初めて搭載されたことが挙げられます。この「eSP」エンジンは3代目(JF81)でさらに熟成され、そして4代目では前述の4バルブ化した「eSP+」へと進化を遂げました。
一部で「燃費が悪くなった」と評されることがある現行モデルですが、シリーズ全体の歴史という長い時間軸で見れば、PCXの燃費性能は着実に、そして劇的に向上し続けていることが分かります。
PCX125の燃費を左右する要因と改善策

ここまでPCX125の各モデルが持つ燃費性能の事実について解説してきました。ここからは視点を変え、ライダー自身が日々の乗り方やメンテナンスを通じて、PCXの優れた燃費性能をいかに最大限引き出すことができるか、その具体的な方法について掘り下げていきます。季節的な要因から、日々の心がけまで、知っておくだけで愛車の燃費は確実に変わってきます。
- 冬の寒い時期に燃費が悪化する原因
- ハイブリッドのデメリットと燃費性能
- 明日からできる燃費向上のコツ
- 総括:PCX125の燃費を正しく理解
冬の寒い時期に燃費が悪化する原因
多くのバイク乗りが肌で感じるように、気温が下がる冬の季節は、燃費が悪化する傾向にあります。これはPCX125も例外ではなく、夏場の燃費と比較して10%以上、時にはそれ以上に数値が落ち込むことも珍しくありません。実際にオーナーからは、「夏場はコンスタントにリッター53km走るが、冬は48kmくらいに落ちる」といった具体的な声が寄せられています。
この季節的な燃費悪化は、単一の原因ではなく、複数の物理的な要因が複合的に作用して起こる現象です。
- エンジンオイルの粘度上昇気温が低いと、潤滑油であるエンジンオイルは粘度を増し、硬くなります。人間で言えば、体が冷えて動きが鈍くなるのと同じ状態で、エンジン内部のピストンやクランクシャフトなどの各部品が動く際の抵抗(フリクションロス)が増大し、その分余計なエネルギー、すなわち燃料を消費してしまいます。
- 燃料噴射量の自動的な増加冷え切ったエンジンをスムーズに始動させ、安定したアイドリング状態を保つために、PCXの燃料噴射システム(PGM-FI)は、水温センサーの情報に基づき、自動的に燃料の噴射量を増やします。これは、かつてのキャブレター車における「チョーク」と同じ役割を果たす機能で、エンジンが適正な温度に暖まるまで続くため、特に短距離走行が多い場合は燃費に大きく影響します。
- タイヤの空気圧低下空気は温度が下がると体積が収縮する性質を持っています。そのため、夏場に適正値に合わせていたタイヤの空気圧も、冬になると自然に低下します。一般的に、気温が10℃下がると空気圧は約10kPa(0.1kgf/cm²)低下すると言われています。空気圧が低いタイヤは路面との接地面積が増えて転がり抵抗が大きくなるため、燃費悪化の直接的な原因となります。
- 暖機運転時間の増加寒い時期はエンジンが適温になるまでに時間がかかるため、自然と暖機運転(アイドリング)の時間も長くなりがちです。走行していないアイドリング中もエンジンは燃料を消費し続けるため、この時間も燃費悪化の一因となります。
これらの要因は、いずれも故障ではなく、低温環境下におけるバイクの正常な物理的反応です。冬場の燃費低下はある程度避けられないものと理解しておくことが大切です。
ハイブリッドのデメリットと燃費性能
かつてPCXシリーズの特別なバリエーションとして、エンジンをモーターで補助する「PCX HYBRID(e:HEV)」という先進的なモデルが存在しました。「ハイブリッド」という名称から、多くの人が自動車のプリウスのように、燃費が劇的に向上することを期待したかもしれません。しかし、PCXハイブリッドが目指した主目的は燃費の追求ではなく、モーターアシストによる「加速性能の強化」にありました。
そのため、燃費性能自体は標準のPCX125と比較して、驚くほど向上しているわけではありません。公式のWMTCモード値を見ても、PCX125(JK05)の47.4km/Lに対し、PCX e:HEVは51.2km/Lと、その差は約8%程度に留まります。もちろん優れた数値ではありますが、「ハイブリッド」という言葉の響きから期待されるほどの圧倒的な差ではないのが実情です。
一方で、このユニークなモデルには、実用面における明確なデメリットも存在しました。
実用性とコストパフォーマンスの課題
最大のデメリットとして挙げられるのが、シート下ラゲッジスペースの大幅な減少です。ハイブリッドシステムを駆動するためのリチウムイオンバッテリーをシート後方に搭載する必要があったため、標準モデルが誇る30Lの広大な収納スペースが、24Lへと削られてしまっていました。この影響は大きく、収納できるヘルメットの形状がシビアになったり、雨具と小物を入れただけで一杯になったりと、PCXの大きな魅力である積載性が損なわれていたのです。
さらに、複雑なシステムを搭載するため、車両本体価格も標準モデルより約9万円高価に設定されていました。この価格差を限定的な燃費向上分で回収することは現実的に不可能であり、純粋な経済性で選ぶモデルではありませんでした。
モーターがアシストする発進時の鋭い加速感は、他のスクーターでは味わえない独特の魅力を持っていましたが、実用性の低下と価格の高さというトレードオフを乗り越えてまで支持を広げるには至らず、残念ながら現行モデルのラインナップからは姿を消しています。
明日からできる燃費向上のコツ
PCX125が元来持つポテンシャルの高い燃費性能を、さらに引き出して維持するためには、日々の運転習慣や定期的なメンテナンスが極めて重要になります。特別な道具や知識は必要なく、少しの心がけを習慣化するだけで、給油の度にその効果を実感できるはずです。
穏やかな運転操作の実践
燃費向上において最も効果があり、すぐに実践できるのが「急」の付く操作を徹底して避けることです。
- 穏やかな発進と加速「急発進」「急加速」は、エンジンに最も大きな負荷をかけ、燃料を大量に消費させる最大の要因です。信号待ちからのスタートでは、スロットルをガバっと開けるのではなく、じわっと滑らかに開けることを意識しましょう。目標速度まで、慌てず穏やかに加速していくことが燃費向上の鍵となります。
- 予測運転とエンジンブレーキの活用交通の流れを先読みし、「急ブレーキ」を避けることも大切です。前方の信号が赤に変わったのが見えたら、早めにスロットルを戻し、エンジンブレーキを効かせながら緩やかに減速しましょう。無駄な加速とブレーキを減らすことは、燃料の節約だけでなく、ブレーキパッドの摩耗を抑えることにも繋がり、安全運転にも貢献します。
定期的なメンテナンスの重要性
人間の健康診断と同じように、バイクも定期的なチェックとメンテナンスを行うことで、最高のコンディションを保つことができます。これが結果的に燃費の維持・向上に繋がります。
- タイヤ空気圧の定期的チェック前述の通り、タイヤの空気圧は燃費に直接影響します。最低でも1ヶ月に1度は、ガソリンスタンドのエアタンクや自転車用の空気入れ(アダプターが必要な場合あり)で、指定された空気圧になっているかを確認・調整する習慣をつけましょう。
- エアクリーナーの清掃・交換エンジンが吸い込む空気を綺麗にするエアクリーナーフィルターは、走行距離に応じて汚れが蓄積します。フィルターが目詰まりすると、エンジンは十分な空気を吸い込むことができず、不完全燃焼を起こしてパワーダウンや燃費悪化を招きます。取扱説明書に記載された推奨時期に従い、定期的な清掃、または交換を行いましょう。
- 不要な荷物の整理車体の重量は燃費に直結します。シート下のラゲッジスペースやリアボックスに、普段使わない重い工具やチェーンロック、雨具などを常時入れっぱなしにしていませんか。少しでも車体を軽くすることが、燃費向上に繋がります。
これらの基本的な運転操作とメンテナンスを実践するだけで、あなたのPCX125は本来の優れた燃費性能を最大限に発揮してくれるでしょう。
総括:PCX125の燃費を正しく理解
この記事を通じて解説してきた、ホンダPCX125の燃費に関する多角的な情報を、最後に重要なポイントとして以下にまとめます。
- PCX125は125ccスクーターとしてトップクラスの燃費性能を誇る
- カタログ燃費は非常に優秀で満タンからの航続距離も長い
- 街乗りでの実燃費は40km/Lから48km/L程度が目安となる
- ツーリングなどでは実燃費が50km/Lを超えることも珍しくない
- 「燃費悪い」という噂は旧型モデルとの比較や特殊な使用環境が背景にある
- 現行の4代目(JK05)は3代目(JF81)より燃費が若干低下している
- 燃費低下の主な理由は厳しい排出ガス規制への対応のためである
- 環境性能と走行性能を両立した結果であり技術的な退化ではない
- 初代モデル(JF28)と比較すると現行モデルの燃費は大幅に進化している
- 冬場は複数の要因により夏場より燃費が悪化する傾向がある
- ハイブリッドモデルの主目的は加速力強化であり燃費向上効果は限定的
- ハイブリッドは収納スペースの減少や価格の高さといったデメリットがある
- 穏やかなアクセル操作を心がけることが燃費向上の最大のコツである
- タイヤ空気圧のチェックなど定期的なメンテナンスも燃費維持に不可欠
- 使用状況やモデルによる特性を理解することが満足度の高いバイクライフにつながる