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【ホンダ】タクトにスマホホルダー!付け方とおすすめマウントバーを解説

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ホンダタクトにスマホホルダー!付け方とおすすめマウントバーを解説

「あなたのiPhoneのカメラ、タクトに取り付けて3日で壊れるかもしれませんよ?」

こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。

少し脅かすような書き出しをしてしまいましたが、これは決して大袈裟な話ではありません。実は、私自身も過去に知識がないままスマホホルダーを取り付け、高価なスマートフォンのカメラ機能をダメにしてしまった苦い経験があるからです。

毎日の通勤や通学、そしてプロのデリバリー業務に至るまで、圧倒的な信頼性と燃費性能で私たちの生活を支えてくれるホンダの傑作スクーター「タクト(Tact)」。

その完成度は素晴らしいものですが、現代のライダーにとって唯一にして最大の弱点があります。それは、「スマホホルダーをポン付けできる場所がどこにもない」という構造上の問題です。

「ホンダ タクト スマホホルダー」と検索してこの記事に辿り着いたあなたは、おそらくホームセンターやバイク用品店で汎用のホルダーを買おうとして、「あれ?これどこに付くんだ?」と立ち止まった、あるいは実際に買ってみて取り付けられずに途方に暮れているのではないでしょうか。

安心してください。タクトのハンドル周りは樹脂製カバーで覆われていますが、正しい手順と適切なパーツ選びさえ間違えなければ、まるで純正オプションかのように美しく、そして頑丈にスマホホルダーを装着することは可能です。この記事では、数多くの失敗を経て辿り着いた「タクトへの最適解」を、初心者の方にも分かりやすく、そしてマニアックな視点も交えて徹底解説します。

この記事でわかること
  • カバードハンドル車であるタクトに、物理的にどうやってマウントバーを増設するのか
  • 年式によって複雑怪奇に入り混じる「ミラーのネジ径(8mm/10mm)」の判別方法
  • なぜ汎用品ではなく「専用設計」を選ぶべきなのか、その工学的理由
  • あなたの大切なスマホを守るための「振動対策」と「法的リスク管理」
目次

ホンダ:タクトのスマホホルダー選びと取り付け基礎

ホンダタクトのスマホホルダー選びと取り付け基礎

タクトにスマホホルダーを取り付ける作業は、単にアクセサリーを付けるというよりも、自分だけのコクピットを作り上げる楽しいDIYです。しかし、その第一歩である「土台作り」で躓く人が後を絶ちません。ここでは、失敗しないための基礎知識を深掘りしていきます。

タクトへの付け方は専用バーがおすすめ

まず大前提として、タクトやタクト・ベーシック(AF75/AF79型)は、ハンドルバーが金属パイプむき出しの「ネイキッドスタイル」ではなく、樹脂製のカウルですっぽりと覆われた「カバードハンドル」というデザインを採用しています。これは雨風を防ぎ、見た目をスマートにする素晴らしいデザインですが、アクセサリーの取り付けという点では「掴みどころがない」という大きな壁になります。

この壁を突破する唯一の方法が、「バックミラーの取り付け穴を利用して、新しい棒(マウントバー)を生やす」というアプローチです。そして、ここで私が最も強く推奨するのが、汎用品ではなく「タクト専用設計のマウントバー」を使用することです。

なぜ「専用設計」でなければならないのか?

市場には「ミラー共締めタイプ」の汎用クランプバーが数多く出回っています。しかし、タクトにおいて汎用品を使うことは、実は多くのストレスの原因となります。その理由は「位置」と「剛性」です。

私が愛用しているワールドウォーク社製の「smb-65」のような車種専用品は、開発者が実際にタクトの実車に合わせて何度も試作を重ねて設計されています。特に注目すべきは、ミラーの根本から伸びるステーの形状です。単純な直線ではなく、複雑な「S字カーブ」を描くステーが採用されています。

このS字形状には深い意味があります。汎用品を使った場合、バーの位置がハンドルの中央から遠ざかってしまったり、逆にライダーの胸元に近すぎて窮屈になったりしがちです。しかし、専用設計品はこのS字ステーによって、「メーターの視認性を一切妨げず、かつハンドルを切ってもスクリーンやスイッチ類に干渉しない絶妙なスイートスポット」にバーを配置してくれるのです。これは、実際に取り付けてまたがってみると、「ああ、ここしかないな」と納得できる位置です。

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素材へのこだわりと耐久性

また、素材選びも重要です。タクトは通勤や通学で雨の日も風の日も使われる「実用車」です。そのため、パーツのサビ対策は必須です。良質な専用マウントバーは、一般的な塗装ではなく「カチオン電着塗装」という特殊な処理が施されています。これは自動車のボディ下回りなど、過酷な環境に晒される部品に使われる塗装技術で、非常に高い防錆性能を誇ります。

白いカウルのタクトに乗っている方は特に注意が必要ですが、安価なスチール製のバーを使うと、雨で発生した赤サビが雨水と一緒に垂れて、白いカウルに茶色いシミを作ってしまうことがあります。こうなるとコンパウンドで磨いてもなかなか落ちません。愛車をきれいに保つためにも、しっかりとした表面処理が施された専用品を選ぶ価値は十分にあると私は考えています。

ミラーのネジ径とアダプターの選び方

さて、ここがタクトのスマホホルダー取り付けにおいて、最も多くの人が「買ってから後悔する」最大の落とし穴です。それが「ミラーのネジ径問題」です。

「原付なんだから、どうせネジなんて全部一緒でしょ?」と思っていると、痛い目を見ます。実はホンダのタクトシリーズは、製造された年式や型式、さらにはマイナーチェンジのタイミングによって、ミラーを固定しているネジの太さが「8mm」の場合と「10mm」の場合が混在しているのです。

8mmと10mm、その複雑な背景

一般的に、日本のバイク業界では長らく「原付一種(50cc)は8mm」「原付二種以上(51cc〜)は10mm」という不文律のようなものがありました。しかし、近年の安全性向上やグローバルモデルとの部品共通化の流れにより、50ccであってもより太くて頑丈な10mm径のミラーを採用するケースが増えてきました。

タクトにおいても、初期のAF75型と、排ガス規制対応後のAF79型、さらには「タクト・ベーシック」と「タクト(無印)」の間で、生産ロットにより仕様が異なるケースが報告されています。ネット上の適合表も100%正確とは限りません。

【重要】必ず現車確認をしてください

ネット通販でポチる前に、必ず以下の手順を実行してください。これをサボると、届いたパーツがゴミになる可能性があります。

  1. 14mmのスパナを用意して、ご自身のタクトのミラーを一度取り外す。
  2. 露出したネジ山(オス側)の直径を、定規またはノギスで測る。
  3. 直径が約8mmなら「M8」、約10mmなら「M10」です。

正ネジと逆ネジの罠

さらに注意が必要なのが「ネジの回転方向」です。ホンダ車は基本的に、左右ともに時計回りで締まる「正ネジ」を採用しています。しかし、ヤマハ車などは右側ミラーに「逆ネジ(反時計回りで締まる)」を採用していることが多く、バイク用品店のアダプターコーナーには「正ネジ用」と「逆ネジ用」が混在して並んでいます。

もしあなたが中古でタクトを購入した場合、前のオーナーが社外品のミラーアダプターを噛ませて、「正ネジ→逆ネジ」変換をしている可能性もゼロではありません。マウントバーを挟み込む際は、車体側の穴がどうなっているかだけでなく、アダプターを介して最終的にどの規格になっているかを冷静に見極める必要があります。

基本的には「ホンダ・タクトは左右正ネジ」と覚えておいて間違いありませんが、万全を期すなら「高さ調整スペーサー」などを購入する際も「正ネジ・正ネジ」のタイプを選ぶようにしましょう。

汎用品と専用設計バーの違いを比較

「専用品が良いのは分かったけど、やっぱり値段が高いよ。Amazonで売ってる1,000円くらいの汎用バーじゃダメなの?」

そんな疑問を持つ方も多いと思います。結論から言えば、汎用品でも取り付け自体は「可能」です。しかし、そこにはいくつかの条件と、妥協しなければならないポイントが存在します。ここでは、両者を徹底的に比較してみましょう。

スクロールできます
比較項目車種専用設計バー(World Walk等)汎用クランプバー(デイトナ・キタコ等)
価格帯3,000円〜5,000円程度1,000円〜2,000円程度
取り付け位置【最適】 メーター視認性良好、体への干渉なし【不安定】 手前に来すぎる、または遠すぎる場合がある
カウル干渉計算済みのため、そのまま取り付け可能【高リスク】 ブレーキフルードタンクに接触する可能性大
剛性(揺れ)一本の金属ステーのため非常に高い関節(可動部)が多いモデルは振動で緩みやすい
必要追加部品基本的になし高さ調整スペーサー(別途500円〜1,000円)がほぼ必須

汎用品使用時の「隠れたコスト」

表を見ていただくと分かる通り、汎用品は本体価格こそ安いものの、タクトに取り付けるためには「高さ調整スペーサー(アダプター)」を追加購入しなければならないケースがほとんどです。

タクトのハンドル右側には、フロントブレーキのフルードが入っている「リザーバータンク」という箱状の出っ張りがあります。汎用のステーは単純なL字型をしていることが多く、そのまま付けるとステーがこのタンクの角にガツンと当たってしまい、ねじ込むことができません。

これを回避するために、ミラーの根元を10mm〜20mmほどかさ上げするスペーサーが必要になります。結局、汎用バーとスペーサーを合計すると2,000円〜3,000円近くになってしまい、専用品との価格差はそれほど大きくなくなってしまいます。「安物買いの銭失い」にならないよう、トータルコストと取り付け後の快適性を天秤にかけて選ぶことをおすすめします。

失敗しないホルダー本体の種類の選定

しっかりとしたマウントバーという「基礎」ができたら、いよいよその上に載せる「家」、つまりスマートフォンホルダー本体を選びましょう。ホルダーの種類は星の数ほどありますが、タクトというスクーターの特性(街乗り、ストップ&ゴーが多い、振動がある)を考えると、選ぶべきタイプは自ずと絞られてきます。

絶対的おすすめ:「クイックホールド」タイプ

私がタクトユーザーに最も強く推したいのが、Kaedear(カエディア)製品に代表されるクイックホールド(ワンタッチ)」タイプです。このタイプの最大の特徴は、スマホをホルダーの中央にあるボタンに押し付けるだけで、「バシャン!」と四隅のアームが瞬時に縮まり、オートロックされる機構にあります。

なぜこれがタクトに最適なのか? それはスクーターの利用シーンを想像すれば分かります。 通勤途中にコンビニに寄る、ガソリンを入れる、デリバリーで料理を受け取る…。スクーターは「乗ったり降りたり」を頻繁に繰り返す乗り物です。そのたびに、ネジをグルグル回したり、固いゴムバンドを必死に引っ張ったりするのは、想像以上のストレスです。

「片手で1秒着脱」。この利便性は、一度体験するともう他のタイプには戻れません。特に冬場、厚手のグローブをしている時などは、細かい操作が不要なこのタイプが神様のように思えるはずです。

素材選び:樹脂製 vs 金属製

次に悩むのが素材です。安価なプラスチック(樹脂)製か、少し高価なアルミニウム合金製か。

予算が許すなら、迷わず「アルミ製アーム」のモデルを選んでください。タクトは屋外に駐輪されることが多いバイクです。樹脂製のホルダーは、直射日光の紫外線(UV)を浴び続けると、数年で「白化」し、強度が落ちてボロボロになります。最悪の場合、走行中にアームが折れてスマホが飛んでいくという悪夢のような事故につながります。

一方、アルミ等の金属製ホルダーは紫外線による劣化がほぼありません。また、剛性が高いため、エンジンの振動を受けても「しなり」が少なく、カチッとスマホを保持し続けてくれます。初期投資は数千円高くなりますが、スマホの落下リスクと買い替え頻度を考えれば、金属製の方が圧倒的にコストパフォーマンスに優れています。

必要な工具と取り付け手順のポイント

いよいよ実践編です。「自分でバイクのパーツを付けるなんて初めて…」という方でも大丈夫。タクトへの取り付けは、正しい工具さえあれば決して難しくありません。

準備するもの:これだけは揃えよう

  • スパナまたはメガネレンチ(14mm): ミラーのナットを回すための主役です。ここでモンキーレンチを使うのはおすすめしません。モンキーレンチは構造上ガタがあり、固着したミラーナットに使うと角を舐めて(削って)しまい、二度と回せなくなるトラブルが多発しています。
  • 六角レンチ(ヘキサゴンレンチ): マウントバーやホルダーのクランプボルトを締めるのに使います。サイズは4mm〜6mmが一般的です。
  • 潤滑浸透剤(KURE 5-56等): 雨ざらしのタクトのミラーナットは、錆びて固着していることがよくあります。
  • ウエス(雑巾): カウルを保護したり、汚れを拭き取ったりするのに使います。

もし手元に適切な工具がない場合は、簡易的な車載工具で無理をするのではなく、これを機に基本的なメンテナンス工具を揃えておくのも良いでしょう。

ステップ・バイ・ステップ取り付け手順

  1. ミラーナットを緩める: まずミラーの根元にあるゴムカバー(ブーツ)を上にずらし、ナットを露出させます。14mmスパナをかけ、反時計回りに回します。固い場合は5-56を吹き付けて10分ほど待ちましょう。
  2. 仮組みを行う: ミラーが外れたら、マウントバーのステー(必要ならスペーサーも)を挟み込み、手でミラーを回して仮固定します。まだ工具で本締めしてはいけません。
  3. 干渉チェック(最重要): この状態で、ハンドルを左右一杯(フルロック)まで切ってください。バーやステーが、ウインドスクリーンやメーターバイザーに当たっていませんか? もし当たっていたら、ステーの角度を微調整します。
  4. 本締め: 位置が決まったら、スパナでしっかりとナットを締め付けます。締め付けトルクは感覚的に難しいですが、「固くなってから、さらにグッと45度くらい回す」イメージです。締めすぎるとネジ山を壊すので注意してください。
  5. ホルダーの装着: 固定されたバーにホルダーを取り付け、最後に自分の見やすい角度に調整して完了です。

ホンダ:タクトでスマホホルダーを活用する機能拡張

ホンダタクトでスマホホルダーを活用する機能拡張

マウントバーとホルダーが付いて「完成!」と言いたいところですが、実はここからが本番です。スマホホルダーは単に付いていれば良いというものではありません。高価なスマートフォンを守り、そして快適に使い続けるためには、「振動」「電源」「熱・雨」への対策が不可欠です。ここではプロの視点から機能拡張のノウハウを伝授します。

振動からカメラを守るダンパーの重要性

この記事の中で、ここだけは絶対に読み飛ばさないでください。もしあなたが、iPhoneやGalaxy、Pixelなどの高性能なスマートフォンを使っているなら、「振動吸収ダンパー」の導入は任意ではなく『義務』レベルの必須事項です。

なぜタクトの振動でカメラが壊れるのか?

タクトに搭載されている「eSPエンジン」は非常に優秀ですが、構造上「単気筒(シングル)」であることは変わりません。単気筒エンジンはピストンの往復運動による振動を完全には消せず、特に高回転域では細かくて速い「高周波振動」が発生します。

一方、近年のスマホカメラには「光学式手ブレ補正(OIS)」という機能が搭載されています。これは、レンズユニットを磁石やバネで空中に浮かせ、手の震えに合わせてレンズを動かすことでブレを打ち消す超精密機構です。

バイクの高周波振動が、このOISのバネの共振周波数と一致してしまうと、レンズユニットが内部で激しく暴れ出し、物理的に破損してしまいます。結果、カメラを起動すると「ジジジ…」という異音がしたり、画面が波打って(コンニャク現象)何も映らなくなったりします。これはApple社も公式に警告を出している既知の問題です。

数千円の投資で数万円の修理費を防ぐ

Kaedearなどの主要メーカーからは、ホルダーとマウントの間に挟む「衝撃吸収ダンパー」が販売されています。これは特殊なゴム(エラストマー)を介して振動を熱エネルギーに変換し、スマホに伝わる高周波をカットする装置です。修理代が高額になるリスクを考えれば、ダンパーは一番安い保険です。

充電用USB電源の増設と配線方法

ナビアプリをGPS全開で使用し、画面を最高輝度にし、バックグラウンドで音楽を流す…。こんな使い方をすれば、スマホのバッテリーは驚くべき速さで減っていきます。長距離ツーリングやフードデリバリーを行うなら、USB電源の増設は避けて通れません。

電源はどこから取るのが正解?

タクトでUSB電源を増設する場合、バッテリーの端子に直接繋ぐ(いわゆるバッ直)のはおすすめしません。なぜなら、キーをOFFにしても電気が流れ続けるため、USBチャージャー自体の待機電力や、イタズラによる充電でバッテリーが上がってしまうからです。

正解は、キーをONにした時だけ電気が流れる「ACC(アクセサリー)電源」から電気を分岐させる方法です。タクトの場合、フロントカウルを開けた中にある「ホーン(警音器)」や「ブレーキスイッチ」の配線に、割り込みハーネスを使ってプラス電源を取り出すのが一般的です。

配線をハンドル周りに持ってくる際は、ハンドルの動きに合わせてケーブルが突っ張ったり挟まったりしないよう、余裕を持たせて取り回すのがコツです。また、配線が擦れてショートしないよう、コルゲートチューブなどで保護することも重要です。

もし「カウルを開けて配線なんて無理!」という方は、無理をせずバイクショップに依頼しましょう。工賃はかかりますが、電気系のトラブルで車両火災になるリスクを考えれば安いものです。

雨や日差し対策にサンシェードの効果

スマホをナビとして使う際の天敵、それは「雨」と「太陽熱」です。

最近のスマホはIP68などの防水性能を持っていますが、これはあくまで「真水に沈めるテスト」の結果であって、時速30km〜60kmで叩きつけられる雨風に耐えられる保証はありません。また、画面が濡れるとタッチパネルが誤反応(ゴーストタッチ)を起こし、勝手に地図がスクロールしたりアプリが閉じたりして、使い物にならなくなります。

さらに恐ろしいのが夏場の直射日光です。炎天下でナビアプリ(高負荷処理)を使いながら充電を行うと、スマホ本体の温度が急上昇し、セーフティ機能が働いて「高温注意」の警告とともに強制シャットダウンしてしまいます。これを「熱暴走」と呼びます。

サンシェード(バイザー)という解決策

これらの一挙両得な解決策として、ホルダーの上部に取り付ける「サンシェード(屋根)」の導入をおすすめします。小さなバイザーですが、効果は絶大です。

  • 日除け効果: 直射日光を遮ることで画面の輝度を上げなくても見やすくなり、スマホの温度上昇を劇的に抑えます。
  • 雨除け効果: 画面への直接的な雨粒の付着を防ぎ、誤作動を減らします。

特にデリバリー業務でタクトを使う方にとっては、サンシェードは「稼働を止めない」ための必須装備と言えるでしょう。

運転中の操作に関する法的注意点

最後に、技術的な話以上に大切な「法律と安全」についてお話しします。スマホホルダーを取り付けたからといって、走行中にスマホを操作して良いわけではありません。

2019年12月に施行された改正道路交通法により、「ながら運転」に対する罰則は非常に厳しくなりました。具体的には、「携帯電話使用等(保持)」だけでなく、ホルダーに固定していても画面を注視する「携帯電話使用等(交通の危険)」が厳罰化されています。

「注視」とは何か?

警察庁の解釈や一般的な判例では、「おおむね2秒以上」画面を見続ける行為が注視とみなされる可能性があります。ナビのチラ見程度なら許容される場合が多いですが、メッセージを読んだり動画を見たりするのは完全にアウトです。

  • 罰則: 違反点数3点、反則金(原付)12,000円(※保持の場合)
  • 事故を起こした場合: 違反点数6点(即免許停止)、刑事罰の対象

「赤信号で止まっている時はどうなの?」という疑問があると思います。法律上、「自動車等が停止しているとき」は規制の対象外ですので、完全に停止していれば操作は可能です。しかし、信号が青に変わって発進した瞬間に操作を続けていれば、それは「走行中の操作」となり検挙対象です。

スマホは便利な道具ですが、一瞬の油断が命取りになります。「操作が必要なら、必ず安全な場所に停まってから」。この鉄則を守って、安全なタクトライフを送ってください。

(出典:警察庁『やめよう!運転中のスマートフォン・携帯電話等使用』)

ホンダ:タクトとスマホホルダーに関するよくある質問(Q&A)

ホンダタクトとスマホホルダーに関するよくある質問(Q&A)
100円ショップで売っている自転車用のスマホホルダーは使えますか?

正直なところ、タクトでの使用は強くおすすめしません。

自転車と原付スクーターでは、走行中の振動や段差を乗り越えた時の衝撃のレベルが全く違います。100均の製品は耐久テストの基準が緩く、走行中にプラスチックが疲労骨折してスマホごと落下するリスクが非常に高いです。「数百円を節約して、数万円〜十数万円のスマホを失う」ことにならないよう、バイク専用品を選んでください。

取り付けに自信がありません。バイク屋さんに頼むことはできますか?

もちろんです!不安ならプロに任せるのが一番です。

「2りんかん」や「ナップス」といった大手バイク用品店であれば、ホルダーを購入すればその場で取り付けてもらえます(工賃がかかります)。また、街のバイク屋さんでも相談に乗ってくれるところが多いですよ。工賃の目安は、バーとホルダーの取り付けのみなら1,500円〜3,000円程度、電源取り出しを含むと5,000円〜10,000円程度が相場かなと思います。

駐輪中にホルダー自体が盗まれないか心配です。

確かに六角レンチ1本で外せてしまうので、対策は必要ですね。

簡単な対策としては、長時間駐輪する際はクイックリリースのホルダー本体を外して、メットイン(シート下)に入れておくのが確実です。マウントバーなどは付けっぱなしになりますが、それ単体で盗む人は稀です。どうしても心配な方は、固定ボルトを「いたずら防止ボルト(特殊形状のネジ)」に交換するアイテムも売っていますので、導入を検討してみてください。

雨の日、スマホをジップロックに入れて使うのはアリですか?

見た目を気にしなければ、最強の防水対策です(笑)。

専用の防水ポーチも売っていますが、透明度や操作性ではジップロックのような保存袋が意外と優秀だったりします。ただ、夏場にこれをやると袋の中がサウナ状態になり、スマホが熱暴走してシャットダウンする確率が跳ね上がるので注意してください。真夏以外なら、安くて確実な方法ですよ。

ホンダタクトとスマホホルダーの最適解まとめ

長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。ホンダ・タクトへのスマホホルダー取り付けについて、私が持っている知識をすべて出し切って解説しました。

結論として、タクトで絶対に失敗したくない方のための「鉄板セットアップ」をまとめておきます。

【保存版】ゆうの推奨セットアップ構成

  • マウントベース:タクト専用設計マウントバー(World Walk smb-65推奨)
    ※S字ステーによる位置決めと防錆性能が段違いです。
  • ホルダー本体:クイックホールドタイプ(Kaedear等)
    ※アルミ製アームモデルなら耐久性も安心。
  • 必須オプション1:振動吸収ダンパー
    ※スマホのカメラを守るための必要経費です。
  • 必須オプション2:高さ調整スペーサー&変換アダプター
    ※購入前に必ずご自身のタクトのミラーネジ径(8mm/10mm)を測ってください!

「たかがスマホホルダー」と思うかもしれませんが、選び方一つで毎日の快適さは天と地ほど変わります。安物買いでストレスを溜めるよりも、しっかりとしたパーツを選んで、タクトとのバイクライフをもっと豊かにしていただければ嬉しいです。

あなたのタクトが、より便利な相棒になりますように!

※本記事の情報は一般的な目安であり、パーツの適合や法解釈は状況により異なる場合があります。最終的な取り付けや運用はご自身の責任において行い、整備に不安がある場合は認証工場を持つ専門ショップへご相談ください。

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