こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。
シャープな顔つきと扱いやすい並列2気筒エンジンで人気のCBR400Rですが、自分好みに仕上げようとカスタムパーツを探し始めると、年式による違いや適合の複雑さに戸惑うことはありませんか。
特にマフラーやカウルといった外装パーツ、フェンダーレスキットなどは、同じCBR400Rという名前でも型式によって取り付けられないケースが多く存在します。
また、スクリーンやリアキャリアなどのツーリング用品も、快適な旅を楽しむためには愛車にジャストフィットする製品を選ぶ必要があります。
せっかく購入したのに取り付けられなかった、車検に通らなかったという失敗は避けたいですよね。
- 自分のCBR400Rの年式と型式に適合するパーツの選び方がわかる
- 車検対応マフラーと排ガス規制の複雑なルールを正しく理解できる
- ツーリングを快適にする積載やポジション関連のカスタムを知れる
- 失敗しないためのパーツ選定やメンテナンスのコツを把握できる
CBR400Rカスタムパーツの選び方と適合の注意点

CBR400Rのカスタムを楽しむ上で、最初にぶつかる壁が「モデルチェンジの多さ」とそれに伴う「適合確認の難しさ」です。見た目は似ていても中身が別物だったり、逆に見た目が違ってもパーツは共通だったりと、非常にややこしいんですよね。ここでは、まず絶対に押さえておきたい年式ごとの違いや、カスタムの主役であるマフラー選びの重要なポイントについて、私の経験も交えながら詳しく解説していきます。
年式で異なるパーツ適合とNC56の罠
CBR400Rのパーツを探すとき、単に「CBR400R用」と書かれているものを選ぶのは少し危険です。なぜなら、このバイクは数年おきに大きなモデルチェンジを行っており、特に足回りや外装の構造が大きく変わっているからです。私自身、過去に適合確認を怠ってパーツを無駄にしそうになった経験がありますが、特に2013年の登場以来、CBR400Rは進化の過程で「全く別のバイク」と言えるほど中身が変わっています。
まず基本として、以下の型式区分を頭に入れておきましょう。これを間違えると、ボルト一本すら通らないという事態になりかねません。
| 年式 | 型式 | 特徴と注意点 |
|---|---|---|
| 2013-2015 | EBL-NC47 | 初期型。ハロゲンライト。 現行とは外装も電装も別物です。 中古パーツ市場がメインになります。 |
| 2016-2018 | 2BL-NC47 | LEDライト化。 デザインが鋭利に。 マフラーなどはNC56と一部互換性がある場合もありますが要確認。 |
| 2019-2021 | 2BL-NC56 | 倒立フォーク採用。 フロントはシングルディスク。 ここからスポーツ性能が大幅向上。 |
| 2022-2023 | 8BL-NC56 | フロントがダブルディスク化。 ブレーキ周りの互換性なし。 ホイール形状も変更。 |
| 2024- | 8BL-NC65 | 最新型。 カウル形状変更、TFTメーター採用。 NX400とプラットフォーム共有。 |
ここで最も注意が必要なのが、同じ「NC56」という型式の中に、決定的な違いが存在するという点です。これは多くのユーザーが陥りやすい「罠」と言っても過言ではありません。
具体的に言うと、2019年から2021年モデル(2BL-NC56)はフロントブレーキが「シングルディスク」ですが、2022年以降(8BL-NC56)は倒立フォークにSFF-BPが採用されると共に「ダブルディスク」に変更されています。これにより、ホイール、フロントフェンダー、ブレーキパッド、マスターシリンダー、ブレーキホースなどのフロント周りのパーツは全く互換性がありません。
例えば、「NC56用」として販売されているブレーキレバーやメッシュホースを買っても、それが「前期(シングル)」用なのか「後期(ダブル)」用なのかを確認しないと装着できないのです。ネット通販などでパーツを探す際は、商品名にある「NC56」という表記だけで判断せず、必ず「年式」や「ブレーキの仕様」を確認するようにしてくださいね。
車検対応マフラーのおすすめと排ガス規制
バイクカスタムの醍醐味といえばマフラー交換ですが、CBR400Rの場合は「排ガス規制の識別記号」をチェックすることが法律を守る上で非常に重要になります。ここを理解していないと、せっかく高いお金を出して買ったマフラーで車検に通らない、なんてことになりかねません。
先ほどの表にも出てきましたが、2022年のマイナーチェンジで、車両の型式が「2BL-NC56」から「8BL-NC56」へと変わっています。これは環境負荷低減のために設けられた「令和2年排ガス規制」に対応したためです。この規制変更は非常に厳格で、マフラー内の触媒(キャタライザー)の性能や配置に大きな影響を与えています。
「2BL」と「8BL」は混ぜるな危険!
ここが最大のポイントですが、たとえ取り付け寸法(パイプ径やステー位置)が物理的に同じでも、「2BL」認証のマフラーを「8BL」の車両に付けることは、車検制度上「違法改造」となり車検に通りません。もちろん、その逆(8BL認証マフラーを2BL車両に装着)もNGです。
車検場では、マフラーに刻印された認証プレートと、車検証に記載された型式が一致しているかを厳しくチェックされます。ですので、マフラーを選ぶときは必ず「JMCA認証(政府認証)」を受けているか、そしてその認証が「自分のバイクの型式(2BLか8BLか)」に対応しているかを確認しましょう。特に中古パーツを購入する際は、前のオーナーがどの年式に乗っていたか不明な場合も多いので、プレートの番号からメーカーHPで適合を確認するのが確実です。
おすすめのブランドとしては、ホンダ車との相性が抜群の「モリワキエンジニアリング」や、チタンの焼き色が美しい「アールズギア」などが挙げられます。特にモリワキの「MX」シリーズは、全域でのトルクアップが体感できる上に信頼性も高く、「アノダイズドチタン」の虹色は所有感を満たしてくれます。迷ったらこれ!と言える定番ですね。
なお、不正改造防止や安全基準に関しては、国土交通省も厳格なガイドラインを定めています。安心してバイクライフを楽しむためにも、必ずルールを守ったカスタムを心がけたいですね。
(出典:国土交通省『自動車の不正改造の防止』)
フルエキとスリップオンで変わる排気音
マフラーには、サイレンサー部分だけを変える「スリップオン」と、エンジン根元のパイプから全て変える「フルエキゾースト(フルエキ)」の2種類があります。CBR400Rオーナーの皆さんがどちらを選ぶべきか、それぞれのメリットとデメリットを深掘りしてみましょう。
まず、現在のCBR400Rユーザーの間では、コストパフォーマンスと手軽さからスリップオンマフラーが圧倒的に人気です。価格帯も4万円〜9万円程度で手に入りますし、作業自体も比較的簡単なのでDIYデビューにも最適です。スリップオンの最大のメリットは、純正の重たいサイレンサーを交換するだけでも見た目の印象がガラッと変わり、音質も「掃除機」と揶揄されることもある純正の静かな音から、並列2気筒らしいドコドコとしたパルス感のあるサウンドに変化することです。街乗りやツーリングで、心地よい排気音を聞きながら流すのは格別の楽しさがありますよ。
一方で、性能を極めたい方にはフルエキゾーストも魅力的です。純正のエキゾーストパイプは鉄製で重量がありますが、チタン製のフルエキに変えることで、場合によっては3kg〜4kg以上の軽量化が可能になります。バイクにおいて数キロの軽量化は、ハンドリングの軽快さに直結します。
8BLモデルのフルエキ事情は厳しい?
ただし、最近の8BLモデルに関しては少し事情が異なります。最新の排ガス規制(8BL)は非常に厳しいため、触媒の大型化や配置の制限があり、車検対応のフルエキゾーストを開発するハードルが極めて高くなっています。そのため、多くのメーカーがスリップオンのみのラインナップに留まっており、フルエキの選択肢はかなり限られています。
アールズギアなどのトップブランドからは8BL対応のフルエキもリリースされていますが、価格はスリップオンの倍以上になることもあります。「まずは音と見た目を変えて楽しみたい」という方はスリップオン、「軽さとパワーを追求したいし、予算も惜しまない」という方はフルエキ、という選び方が正解かなと思います。
かっこいい外観を作るフェンダーレスキット
リア周りをすっきりさせて、スーパースポーツらしいシャープなシルエットにする「フェンダーレスキット」も、CBR400Rでは定番中の定番カスタムです。純正のリアフェンダーは、泥はねを防ぐために長く伸びていますが、正直なところ「ちょっと野暮ったいな」と感じる方も多いのではないでしょうか。これを取り外してナンバープレートを移設することで、リアタイヤの太さが強調され、一気に「RR」のようなレーシーな雰囲気に変身します。
各社から様々なキットが出ていますが、私のおすすめは「デイトナ」の「Fenderless EDGE」シリーズなどの、剛性がしっかり確保された製品です。安価なキットの中には、薄いステーを曲げただけのものもあり、走行中の振動でナンバープレートが共振してしまったり、最悪の場合は金属疲労で脱落したりするリスクがあります。デイトナ製などはアルミ削り出しのパーツを使っていたり、振動対策が考慮されていたりするので、長く乗るなら品質重視で選ぶのが間違いありません。
ただし、フェンダーレス化にも「守るべきルール」があります。
- ナンバープレートの角度:令和3年4月以降に登録された車両には、ナンバープレートの角度に関する厳格な新基準(上向き40度〜下向き15度など)が適用されます。これを守らないと整備不良となります。
- リフレクター(反射板):純正フェンダーを取り外すと、一緒にリフレクターもなくなってしまうことが多いです。リフレクターは法律で装着が義務付けられているので、キットに付属していない場合は、必ず別途購入して貼り付ける必要があります。
また、フェンダーレスにすると当然ながら「泥はね」は増えます。雨の日に走ると背中が泥だらけになることもあるので、そこは「カッコよさの代償」として割り切る覚悟も必要ですね。
万一に備えるエンジンスライダーとガード
CBR400Rはフルカウルのバイクなので、もし立ちゴケをしてしまうと、カウルが割れたり傷ついたりして精神的にもお財布的にも大きなダメージを受けます。カウルの交換費用は、片側だけでも数万円コースになることが珍しくありません。だからこそ、納車と同時に付けておきたいのが「エンジンスライダー」や「エンジンガード」です。
特に人気なのは、カウルに穴あけ加工をせずに取り付けられる「ボルトオンタイプ」のスライダーです。「Babyface」や「OVER Racing」といった有名パーツメーカーから、専用設計のものが販売されています。これらはエンジンマウントボルトと共締めするだけで装着できるので、車体を傷つけることなくガード機能を付加できます。
「スライダーはサーキットで転倒した時に滑らせるためのものでしょう?」と思う方もいるかもしれませんが、実は街乗りでの立ちゴケ時にも絶大な効果を発揮します。車体が倒れた際、樹脂製のスライダーが一番最初に地面に接地することでつっかえ棒の役割を果たし、カウルやクランクケース、ウインカーなどが直接地面に激突するのを防いでくれるのです。
また、最近ではパイプ形状の「エンジンガード」も人気です。こちらは教習車のような見た目になるので敬遠する人もいましたが、最近のモデルは車体のデザインに馴染むようにコンパクトに設計されています。スライダーよりも保護範囲が広いので、ジムカーナ的な練習をしたい方や、絶対に傷つけたくないという慎重派の方にはこちらがおすすめです。まさに「転ばぬ先の杖」、保険だと思って早めに装着しておくことを強くおすすめします。
快適なCBR400Rカスタムパーツで旅仕様へ

CBR400Rは「RR」のような攻撃的な見た目をしていますが、実は兄弟車のNX400(旧400X)とフレームやエンジンの基本設計を共有しているため、ツーリング性能も非常に高いバイクです。メーカー自身も「クロスオーバー・スポーツ」という立ち位置を謳っていますよね。そのため、スポーツ走行だけでなく、キャンプツーリングや長距離移動を快適にこなすためのパーツも豊富に揃っています。ここでは、CBR400RのGT(グランツーリスモ)的な側面を引き出し、より快適に旅するためのパーツを紹介します。
ツーリングを快適にするスクリーンと積載
高速道路を使って数百キロの移動をする際、体に当たり続ける「走行風」は疲労の蓄積に直結します。CBR400Rの純正スクリーンはスタイリッシュですが、防風性能という意味では必要最低限です。上半身への風圧を減らし、ヘルメットの風切り音を低減させるためには、社外品のロングスクリーンやレーシングスクリーンへの交換が効果的です。「Puig(プーチ)」や「MRA」といった海外ブランドの製品は、MotoGPなどのレースシーンで培った空力解析技術が投入されており、風をヘルメットの上へとうまく逃がしてくれます。これだけで、高速巡航時の疲れ方が驚くほど変わりますよ。
また、CBR400Rで旅をする上で課題となるのが「積載性」です。スポーツバイク特有の小さく跳ね上がったリアシートは、大きな荷物を積むのには適していません。そこで導入したいのが、以下の「積載三種の神器」です。
おすすめの積載アイテム
- リアキャリア: トップケースを付けるなら必須のベースです。特におすすめなのが、ヘプコ&ベッカーの「Easy Rack」や「Minirack」です。これらはトップケースを使わない時にガイド部分を折りたたんでフラットにできるため、CBR400Rのスポーティな外観を損ないません。「キャリアを付けるとダサくなる」という悩みを解決してくれる優れものです。
- サイドバッグサポート: 振り分け式のサイドバッグを使う場合、CBR400Rのリア形状だとバッグが内側に入り込み、タイヤやマフラーに干渉する危険があります。これを防ぐために、デイトナ製などの車種専用サポートを必ず装着しましょう。バッグの巻き込み事故は重大な転倒につながります。
- タンクバッグ: ちょっとした小物や財布を入れるのに便利ですが、CBR400Rのタンクは樹脂カバーで覆われている部分が多く、従来のマグネット式が張り付かない場所があります。そこで便利なのが、給油口のボルトを利用して固定する「GIVI タンクロック」システムです。タンクに直接触れないので傷もつきにくく、ワンタッチで着脱できるので給油時もスムーズです。
不安な足つきを解消するローダウンキット
CBR400Rのシート高は785mmと、スポーツバイクの中では比較的標準的ですが、小柄なライダーや女性ライダーにとっては「あと数センチ低ければ安心なのに」と感じることもあるでしょう。信号待ちのたびに爪先立ちでプルプルするのは精神的にも疲れますよね。そんな悩みを解決するのが「ローダウンキット」です。
これはリアサスペンションのリンクプレート(三角形の部品)を社外品に交換することで、リンク比を変更し、車高を物理的に下げるパーツです。製品にもよりますが、おおよそ15mm〜20mm程度シート高を下げることが可能です。たかが2cmと思うかもしれませんが、バイクの足つきにおける2cmは、つま先ツンツンから母指球が接地するくらい劇的な変化をもたらします。
ローダウン時の絶対的な注意点
車高を下げると、相対的にサイドスタンドが長くなってしまうため、スタンドを立てた時の車体の傾きが浅く(直立に近く)なります。こうなると、少しの傾斜や強風で反対側にバタンと倒れやすくなってしまいます。ですので、ローダウンキットを組む際は、必ず「ショートサイドスタンド」もセットで交換してください。多くのメーカーからセット販売されています。
また、車高が変わることでキャスター角が寝る方向になり、ハンドリングが少しマイルド(直進安定性重視、曲がりにくくなる)に変化する場合があるので、取り付け後は慎重に試運転を行い、必要であればフロントフォークの突き出し量を調整するなど、ショップの方と相談しながらセッティングすることをおすすめします。
操作性を向上させるレバーとブレーキ
ハンドル周りのカスタムは、運転中常に視界に入り、常に手で触れる部分なので、満足度が非常に高いカスタムです。特にブレーキレバーやクラッチレバーの交換は、手軽ながら効果絶大です。
純正のレバーは位置調整ができないものや、調整幅が狭いものが多いですが、「U-KANAYA」などのアルミビレットレバーに交換すれば、6段階などの細かい調整が可能になります。「手が小さくてクラッチが遠い」「冬用グローブだと握りにくい」といった悩みも、レバー位置を自分好みに近づけることで解消され、長時間の渋滞やツーリングでの左手の疲労軽減につながります。また、アルマイト加工されたカラフルなレバーは、愛車のカラーリングに合わせることでドレスアップ効果も抜群です。
そして、ブレーキ性能の強化も重要です。特に2021年以前のシングルディスクモデルに乗っている方で、「もう少しガツンと効いてほしい」と感じているなら、ブレーキパッドの交換を検討してみましょう。純正パッドは耐久性重視でマイルドな効き味ですが、「RKジャパン」の「Mega Alloy X」や「デイトナ」の「Golden Pad」といったシンタード(焼結)パッドに交換することで、初期制動力とコントロール性を大幅に向上させることができます。
「ブレーキパッド交換なんて難しそう」と思うかもしれませんが、適切な工具と知識があれば自分で行うことも可能です。ただ、重要保安部品なので、自信がない場合はショップに任せるのが安心ですね。
性能維持に効果的な消耗品とメンテナンス
カスタムパーツというと、マフラーやカウルといった「改造」のイメージが強いですが、消耗品を純正よりも高性能なものに変えるのも立派なカスタムです。特にタイヤ、チェーン、プラグなどの消耗品は、交換時期に合わせてグレードアップすることで、工賃を無駄にすることなく愛車のポテンシャルを引き上げることができます。
| パーツ名 | おすすめ製品 | メリット |
|---|---|---|
| スパークプラグ | NGK MotoDXプラグ | 二輪専用に設計された高効率プラグです。 電極がルテニウム配合で耐久性が高く、着火性が向上することで、 冷間時の始動性が良くなったり、アクセルレスポンスや燃費の改善が期待できたりします。 価格も手頃なのでコスパ最強のカスタムと言えます。 |
| ドライブチェーン | D.I.D VX3シリーズ / EKチェーン | 純正の鉄色チェーンは錆びやすく、メンテナンスも大変です。 これをゴールドやシルバーのメッキチェーンに交換するだけで、足回りが一気に華やかになります。 また、高品質なシールチェーンはフリクション(抵抗)が少なく、 取り回しが軽くなったり、走行音が静かになったりするメリットもあります。 |
| オイルフィルター | デイトナ等のリプレイス品 | 純正同等のろ過性能を持ちながら、価格が安いのが魅力です。 浮いたお金でオイルのグレードを上げたり、交換頻度を増やしたりすることで、 結果的にエンジンの健康寿命を延ばすことができます。 |
特にチェーンのカラー変更は、見た目の印象がかなり変わるので、「手軽にカスタム感を出したい」という方にもぴったりです。メンテナンスに関しては、適切な工具を使うことも重要です。例えば、ご自身で整備を行うなら、正確なトルク管理ができるトルクレンチなどは必須アイテムと言えるでしょう。
もし、メンテナンスに必要な工具について詳しく知りたい場合は、当サイトの以下の記事も参考にしてみてください。
よくある質問:パーツ取り付けと法的規制
最後に、カスタムパーツ選びで悩めるCBR400Rオーナーの皆さんから、SNSやブログのコメントでよくいただく質問について、Q&A形式でお答えします。自己責任の世界とはいえ、知らなかったでは済まされないこともありますので、しっかりチェックしてくださいね。
- フラー交換は自分でもできますか?
-
スリップオンならDIY入門に最適ですが、注意点もあります。
スリップオンマフラーの交換は、ボルト数本とバンドを緩めるだけなので、基本的な工具さえあれば初心者の方でも十分に可能です。ただし、マフラーとエキパイの繋ぎ目にある「ジョイントガスケット」は再利用できない(排気漏れの原因になる)ため、必ず新品を用意しましょう。また、締め付けトルクが弱すぎると走行中に脱落し、強すぎるとボルトをねじ切ってしまうので、トルクレンチの使用を強くおすすめします。 - ウインカーをシーケンシャル(流れるタイプ)にしたいのですが車検は通りますか?
-
基準を満たしていればOKですが、製品選びが重要です。
「流れるウインカー」は最近のトレンドですが、車検に通るためには、一定の面積があること、内側から外側へ規則正しく流れること、全てのLEDが点灯しきるまで消えないこと、などの細かい基準があります。また、照明部の「Eマーク」などの国際基準認証があればより確実です。Amazonなどで売られている激安の汎用品は、光量が足りなかったり、点滅サイクルが早すぎたりして車検NGになるケースが多いので注意が必要です。 - グリップヒーターを付けたいのですが、純正と社外品どちらが良いですか?
-
見た目重視なら純正、コスパなら社外品です。
ホンダ純正の「スポーツ・グリップヒーター」は、グリップの太さがノーマルとほとんど変わらず、スイッチもグリップ一体型なので見た目が非常にスマートです。ただし価格は高めです。一方、キジマ製などの社外品は、価格は純正の半分以下で済みますが、スイッチが別体だったり、グリップが少し太くなったりすることがあります。CBR400Rの場合、バッテリー容量には余裕がありますが、電装品のつけすぎには注意しましょう。
【総括】理想のCBR400Rカスタムパーツを見つけよう
CBR400Rは、その洗練されたデザインと扱いやすさから、初心者からベテランまで幅広い層に愛されているバイクです。スポーツ走行を楽しみたいならマフラーやバックステップ、スライダーで武装するのも良し。日本一周のようなロングツーリングを夢見るなら、大型スクリーンやフルパニアケースで旅仕様に仕上げるのも良し。オーナーの数だけ正解があるのがカスタムの面白いところです。
大切なのは、「自分がどうCBR400Rを楽しみたいか」を具体的にイメージすることです。そして、何よりも重要なのが、今回しつこいほどお伝えした「年式・型式の適合確認」です。特にNC56の前期・後期問題は本当に間違えやすいので、購入ボタンを押す前に必ず車検証で型式を確認する癖をつけてください。
法的なルールをしっかり守りつつ、自分だけのこだわりの一台に仕上げていく過程も、バイクライフのかけがえのない楽しみの一つです。愛車に手をかければかけるほど、愛着も湧いてくるはずです。ぜひ、この記事を参考に、あなたのCBR400Rをもっと素敵で、もっと頼れる相棒にしてあげてくださいね。それでは、良いバイクライフを!
