クロスカブとスーパーカブの違いは?価格や足つき等どっちがいいか比較

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クロスカブとスーパーカブの違いは?価格や足つき等どっちがいいか比較

こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。

世界で最も売れているバイク、それがホンダのスーパーカブシリーズです。

その長い歴史の中で、近年特に注目を集めているのが、アウトドアテイストを取り入れた「クロスカブ」の存在。

これからカブライフを始めようと思っている方にとって、伝統的な「スーパーカブ」にするか、遊び心あふれる「クロスカブ」にするかは、これ以上ないほど悩ましい選択ですよね。

「見た目の好みで選べばいいのかな?」と思いきや、実は詳しく調べていくと、エンジンの速さや燃費性能といった基本的なスペック以外にも、足つきの良さ、二人乗りのしやすさ、そして手放す時の資産価値に至るまで、カタログの数値だけでは見えてこない「決定的な違い」がいくつも隠されているんです。

毎日の通勤で使うのか、週末のキャンプツーリングで使うのかによっても、選ぶべき正解は変わってきます。この記事では、実際に両車を比較検討する際に多くの人が直面する疑問や不安を、私の経験と客観的なデータを交えて徹底的に深掘りしていきます。

この記事でわかること
  • 価格差だけでなく将来的なリセールバリューも含めた経済性の違い
  • 110ccと50ccそれぞれのモデルで異なる走行性能や乗り心地
  • レッグシールドの有無が通勤や冬場の快適性に与える影響
  • 身長や用途に合わせた失敗しないモデル選びの決定的な基準
目次

クロスカブとスーパーカブの違いを性能や価格で比較

クロスカブとスーパーカブの違いを性能や価格で比較

まずは、感情論を抜きにして「モノとしての違い」を徹底比較していきます。両車は兄弟車であり、エンジンやフレームといった基本骨格を共有していますが、装備の仕様やメーカーが意図した設計思想には明確な差異があります。ここでは、カタログスペックの裏側にある「実質的な価値」に焦点を当てて解説します。

新車価格差とリセールバリューの比較

バイク購入の最初のハードルとなるのが「価格」です。ホンダの公式サイトを確認すると、メーカー希望小売価格(税込)において、クロスカブ110はスーパーカブ110よりも数万円高く設定されています。この価格差は、装飾パーツの多さや塗装の工程数、採用されているタイヤのコスト差などが反映されたものです。

「やっぱり安いスーパーカブの方が経済的かな?」と考えるのは早計です。ここで絶対に無視できないのが、「リセールバリュー(再販価値)」という視点です。

中古市場での圧倒的なクロスカブ人気

近年のアウトドアブームや「ハンターカブ」の人気に牽引され、クロスカブの中古車相場は非常に高水準で推移しています。特に「プコブルー」や「くまモンバージョン」といった限定カラーや人気色は、新車価格に近い金額、あるいは時期によってはそれを上回るプレミア価格で取引されることさえあります。

資産価値の考え方

例えば、新車で35万円のクロスカブと、30万円のスーパーカブがあったとします。3年乗って手放す際、クロスカブが25万円で売れ、スーパーカブが15万円でしか売れなかったとしたらどうでしょうか?

  • クロスカブの実質コスト:35万 – 25万 = 10万円
  • スーパーカブの実質コスト:30万 – 15万 = 15万円

このように、初期費用が高くても、高く売れるバイクを選んだほうが、結果的に財布から出ていくお金は少なくなるケースが往々にしてあるのです。

もちろん、スーパーカブ110も世界的なベストセラーであり、値落ち率は他の一般的なバイクに比べれば優秀です。しかし、ビジネス用途で使い倒される個体も多いため、中古市場での流通数が多く、クロスカブほどの希少性やプレミアム感は付きにくいのが現状です。「長く乗って乗り潰すから売ることは考えない」という方ならスーパーカブの初期費用の安さは大きな魅力ですが、「数年でライフスタイルが変わるかもしれない」という方は、資産としてのクロスカブという選択肢を強くおすすめします。

(出典:本田技研工業株式会社『スーパーカブ110 / クロスカブ110』製品情報

燃費性能に実用上の違いはあるか

カブシリーズの代名詞とも言える「燃費の良さ」。ガソリン価格が高騰する現代において、これほど頼もしい相棒はいません。では、形状の異なるスーパーカブとクロスカブで、実燃費に違いは生じるのでしょうか。

カタログ値は完全に同一

まず前提として、メーカーが公表しているWMTCモード値(より実走行に近い燃費測定基準)は、両車ともに67.9km/L(JA59/JA60モデル)です。これは、4.1リットルの燃料タンクを満タンにすれば、計算上は270km以上も無給油で走り続けられることを意味します。

空気抵抗という見えない壁

しかし、物理的な形状の違いは無視できません。スーパーカブには大型の「レッグシールド」が装備されています。これは風防効果だけでなく、車体周りの空気の流れを整えるエアロパーツとしての役割も果たしています。一方、クロスカブはレッグシールドを取り払い、エンジンやフレームがむき出しのデザインです。

高速域(といってもカブの速度域ですが)において、ライダーの足元に巻き込む風や、衣服のバタつきによる空気抵抗は、クロスカブの方が大きくなる傾向にあります。理論上は、空気抵抗の少ないスーパーカブの方が、長距離巡航においてはわずかに燃費が伸びる可能性があります。

タイヤの影響も

また、後述するタイヤの違いも燃費に影響します。スーパーカブのロードタイヤは転がり抵抗が低く、スルスルと進みますが、クロスカブのブロックタイヤは路面との摩擦抵抗がやや大きいため、これも微細ながら燃費を押し下げる要因になり得ます。

とはいえ、これらはあくまで「誤差の範囲」と言えるレベルです。リッター60km走るバイクにおいて、リッター1〜2kmの差を気にする必要があるでしょうか? どちらを選んだとしても、他のスクーターやスポーツバイクとは次元の違う低燃費性能を享受できることに変わりはありません。「燃費の差」で迷う必要はない、というのが私の結論です。

最高速や加速などエンジンの速さ比較

「クロスカブはオフロードっぽい見た目だから、加速が良いセッティングなのかな?」「スーパーカブはビジネス用だからマイルドなのかな?」といったイメージを持つ方も多いですが、心臓部であるエンジンに関しては、完全に同一のものが搭載されています。

最新エンジン「JA59E/JA60E」の実力

現行モデルに搭載されている空冷4ストロークOHC単気筒エンジンは、最新の排出ガス規制に対応しながらも、力強い走りを実現するためにロングストローク化されています。最高出力は5.9kW(8.0PS)/7,500rpm、最大トルクは8.8N・m/5,500rpm。この数値は両車で全く同じです。

変速比(ギア比)や減速比(スプロケットの歯数など)も共通設定となっているため、エンジンがタイヤを回す力、つまり「駆動力」の設計値に違いはありません。

体感的な「速さ」の違いを生む正体

しかし、実際に乗り比べてみると「なんとなく乗り味が違う」と感じることがあります。その正体は主に以下の2点です。

  1. 車両重量の差:クロスカブ110の装備重量は107kgに対し、スーパーカブ110は101kg。約6kgの重量差があります。軽量なスーパーカブの方が、出足の軽やかさや切り返しの軽快感において、わずかに有利に感じられる場合があります。
  2. 視覚と聴覚の効果:クロスカブはマフラーのカバー形状が異なり、耳に入ってくる排気音がごくわずかにワイルドに聞こえる(気がする)ことや、視点が高いことによるスピード感の違いが、ライダーの感覚に影響を与えます。

最高速に関しても、両車とも平地でメーター読み●●km/h(法定速度遵守!)まではスムーズに加速し、流れの速い幹線道路でも恐怖を感じることなく走行可能です。レースをするわけではないので、実用上の動力性能は「互角」と考えて問題ありません。

タイヤとホイールによる乗り心地の差

2022年のモデルチェンジにおける最大のトピックであり、両車のキャラクターを決定づけているのが「足回り」の違いです。ここだけは、はっきりと好みが分かれるポイントですので、詳しく解説します。

キャストホイールとチューブレスタイヤの革命

まず朗報です。現行モデルでは、スーパーカブ、クロスカブ共に「キャストホイール」と「チューブレスタイヤ」が標準装備となりました。これはカブファンが長年待ち望んでいた進化です。

チューブレスのメリット

  • パンクに強い:釘が刺さっても急激に空気が抜けにくく、安全に停止できます。
  • 修理が簡単:タイヤを外さずに、ガソリンスタンドやバイク用品店で売っている修理キットで外部から補修可能です。

ロードタイヤ vs セミブロックタイヤ

共通のキャストホイールに履かせている「靴(タイヤ)」が異なります。

【スーパーカブ110】
典型的なロードパターンタイヤを装着しています。タイヤの溝が排水性を考慮した縦溝中心で、アスファルトとの接地面積が広いため、グリップが安定しており、走行音(ロードノイズ)も静かです。カーブを曲がる際も素直なハンドリングで、まさに「優等生」な乗り味です。

【クロスカブ110】
ゴツゴツとしたブロックパターンを持つセミブロックタイヤを装着しています。これは土や砂利を噛んでグリップするように設計されており、キャンプ場の草地や未舗装の林道に入っていく際に威力を発揮します。一方で、舗装路を走ると「ゴーッ」という特有のロードノイズがわずかに発生し、ブロックの変形により、倒し込みの際に少し独特な感触(粘るような感じ)を覚えることがあります。

街乗り100%ならスーパーカブのタイヤが快適ですが、クロスカブのタイヤも決して舗装路が苦手なわけではありません。むしろ、あのゴツゴツした見た目が「クロスカブらしさ」を演出する重要アイテムなので、多少のノイズは「味」として楽しむのが正解でしょう。

50ccモデルに見るホイールサイズの違い

もしあなたが普通自動車免許や原付免許で乗れる「50ccモデル」を検討しているなら、ここまでの話とは少し事情が異なります。110ccモデルが兄弟車なら、50ccモデルは「従兄弟」くらいの距離感があるかもしれません。

決定的な違い:17インチと14インチ

110ccモデルは両車とも17インチホイールですが、50ccモデルでは以下のように異なります。

車種スーパーカブ50クロスカブ50
ホイール径17インチ(大径)14インチ(小径)
タイヤサイズ60/100-1770/100-14
特徴直進安定性が高い
段差に強い
小回りが利く
足つきが良い

乗り味のキャラクターが全く別物

スーパーカブ50の大径17インチホイールは、「ジャイロ効果」が強く働くため、一度走り出すとビシッと直進する安定感があります。新聞配達のプロたちが愛用するのは、長時間乗っても疲れにくく、路面の段差を乗り越える時の衝撃がマイルドだからです。

対してクロスカブ50の小径14インチホイールは、タイヤが一回り小さいため、ハンドリングが非常にクイックです。自転車に近い感覚でヒラヒラと操作でき、Uターンや狭い路地での取り回しが抜群に楽です。また、タイヤが小さい分、車体全体の重心も低くなり、小柄な方でも恐怖感なく乗れるのが最大のメリットです。

50ccを選ぶ際は、デザインだけでなく「自分が乗りやすいと感じるサイズ感」を重視してください。これはカタログを見るより、またがってみるのが一番早いです。

クロスカブとスーパーカブの違いからどっちがいいか

クロスカブとスーパーカブの違いからどっちがいいか

メカニズムの違いを理解したところで、次は「実際の生活で使うならどっち?」という視点に切り替えます。毎日使う道具だからこそ、数値には表れない使い勝手やフィーリングが満足度を大きく左右します。

足つき性の良さとシート高の比較

バイク選びにおいて「足つき」は安全に直結する最重要項目の一つです。特にストップ&ゴーの多い日本の交通事情では、信号待ちのたびにフラフラしていては疲れてしまいます。

スーパーカブ110:安心の738mm

スーパーカブ110のシート高は738mm。これは一般的なオートバイの中でも極めて低い部類に入ります。シートの先端も絞り込まれているため、身長150cm台の方でも安心して足を着くことができるでしょう。「絶対に立ちゴケしたくない」という方には、この低さは最強の武器になります。

クロスカブ110:視界良好の784mm

一方、クロスカブ110のシート高は784mm。スーパーカブと比較して約46mm(約5cm)高くなっています。これはサスペンションのストロークを確保したり、シートのクッション厚を増して座り心地を向上させた結果です。

「たかが5cm」と侮ってはいけません。5cm違うと、片足の踵が浮くか、両足のつま先立ちになるか、というレベルで足つきが変わります。しかし、デメリットばかりではありません。シートが高いということは、アイポイント(目線の位置)が高くなることを意味します。車の屋根越しに前方の交通状況を把握しやすく、膝の曲がりが緩やかになるため、長距離を走っても膝が痛くなりにくいというメリットも生まれます。

購入前のアドバイス

身長160cm未満の方は、クロスカブを選ぶ前に必ず実車にまたがって確認してください。もし足つきが不安でも、「ローダウンシート」や「ローダウンサスペンション」といったカスタムパーツで数センチ下げることは可能ですので、諦める必要はありませんよ。

二人乗りの可否と積載性の違い

「たまには後ろにパートナーや子供を乗せて走りたい」「キャンプ道具を満載にしたい」。そんな夢を叶える能力はどうでしょうか。

二人乗り(タンデム)の準備

110ccモデルであれば、道路交通法上はどちらも二人乗りが可能です。エンジンパワーも十分にあるので、二人乗りでもしっかり坂道を登ります。

ただし、注意点が一つ。新車状態では、両車ともに「一人乗り仕様」になっています。リアキャリア(荷台)は標準装備されていますが、その上に座るための「ピリオンシート(同乗者用シート)」は別売りのオプション扱いであることがほとんどです。また、二人乗り用のステップ(足置き)は最初からフレームに装備されています。

つまり、どちらを選んでも「シートさえ買い足せば二人乗りOK」という条件は同じです。

積載性と拡張性の違い

荷物を運ぶ能力に関しては、どちらも「カブ」の名に恥じない積載性を誇ります。巨大なリアキャリアには、通称「ホムセン箱」と呼ばれる大型ボックスも安定して固定できます。

違いが出るとすれば「ハンドル周りの拡張性」です。
クロスカブは、一般的なバイクと同じパイプハンドルを採用しています。そのため、自転車用やバイク汎用のスマホホルダー、USB電源、ドリンクホルダー、アクションカメラのマウントなどを、工具一つで好きな場所に簡単に取り付けることができます。

一方、スーパーカブのハンドルは樹脂製のカバーで覆われているため、パイプ部分が露出していません。スマホホルダーを付けるには、ミラーの根元に共締めするアダプターを使ったり、専用のマルチバーを購入したりといった工夫が必要です。「ナビを見ながら知らない土地へツーリングに行きたい」というニーズに対しては、クロスカブの方が準備が楽だと言えます。

レッグシールドの有無による防風効果

デザイン上の最大の違いである「レッグシールド(足元の白いカバー)」。これが有るか無いかで、ライダーが受ける恩恵は天と地ほどの差があります。これは単なる飾りの違いではありません。

スーパーカブの「最強の盾」

スーパーカブのレッグシールドは、前方からの風を整流し、ライダーの膝から下を風圧から守ってくれます。冬場にバイクに乗ったことがある方なら分かると思いますが、走行風による体温低下は想像を絶します。レッグシールドがあるだけで、体感温度は数度変わると言っても過言ではありません。

また、雨上がりの路面からの泥はねや、突然の降雨からも靴やズボンの裾を守ってくれます。ビジネスマンが革靴で乗れるのは、このシールドのおかげなのです。

クロスカブの「開放感」

対してクロスカブは、レッグシールドを持たないネイキッドスタイルです。風をダイレクトに感じるため、「バイクを操っている」という感覚や開放感は強いですが、冬場の寒さや雨への耐性は低くなります。雨の日はレインパンツが必須ですし、冬はしっかりとした防風パンツやオーバーパンツを履く必要があります。

「服装を選ばずに気軽に乗れるスーパーカブ」か、「しっかり装備を整えて風を楽しむクロスカブ」か。あなたのライフスタイルが問われるポイントです。

通勤やツーリングでの使い勝手

これまでの特徴を総合して、具体的なシチュエーションでの使い勝手をイメージしてみましょう。

通勤・通学(特にスーツや制服)

おすすめ:スーパーカブ110
毎日の通勤、特にスーツや制服で乗るならスーパーカブ一択と言っても良いでしょう。レッグシールドによる防汚効果に加え、低いシート高によるストップ&ゴーの楽さは、朝の忙しい時間帯に心の余裕をもたらしてくれます。ビジネスバッグを前カゴに入れたり、リアボックスに入れたりする姿も様になります。

ツーリング・キャンプ・趣味

おすすめ:クロスカブ110
休日の相棒として使うなら、クロスカブの楽しさが光ります。キャンプ場の入り口が砂利道だったとしても、セミブロックタイヤとアップライトなハンドルポジションのおかげで、恐怖心なく入っていけます。また、テントサイトにクロスカブを停めてコーヒーを淹れる……そんな「映える」シーンを作り出せるのも、アウトドアテイストなデザインならではの魅力です。

用途別に見るどっちがいいかの判定

ここまで様々な角度から比較してきましたが、まだ決めきれないという方のために、判断基準をシンプルなリストにまとめました。ご自身がどの項目に当てはまるかチェックしてみてください。

スーパーカブ110がおすすめな人

  • 通勤・通学など、移動手段としての「実用性」を最優先したい
  • スーツ、制服、スカートなど、服装を選ばずに乗りたい
  • 雨の日も風の日も乗るため、少しでも濡れたくない・寒くない方がいい
  • 身長に不安があり、足つきの良いバイクで安心感を得たい
  • 初期費用をできるだけ抑えたい

クロスカブ110がおすすめな人

  • バイクを単なる移動手段ではなく「趣味」や「ファッション」として楽しみたい
  • キャンプや釣りなど、アウトドアな趣味と組み合わせたい
  • スマホホルダーやUSB電源などを付けて、ガジェットを活用したツーリングがしたい
  • 「リセールバリュー」を重視し、資産価値の落ちにくいバイクを選びたい
  • 人とは少し違う、個性的なデザインのバイクに乗りたい

迷った時の決め手となる資産価値

最後に、もう一度「お金」の話に戻って決断の後押しをしましょう。実は、購入を迷っている多くの方が最終的な決め手としているのが、この「資産価値(リセールバリュー)」です。

長い人生、就職、結婚、引っ越しなど、ライフスタイルの変化によってバイクを手放さなければならない時が来るかもしれません。そんな時、クロスカブ110の圧倒的な人気は、あなたを経済的に助けてくれます。

市場データによれば、クロスカブ110のリセールバリューは原付二種クラスでトップクラスを維持し続けています。極端な話、新車で購入して数年楽しみ、売却した時の差額(=実質的なレンタル料)を計算すると、月額数千円程度で済んでしまうことさえあります。

「スーパーカブより数万円高い」という初期投資は、売却時にそれ以上の金額で戻ってくる可能性が高い「貯金」のようなものだと捉えることもできます。もし迷いが消えないなら、「損をしない方を選ぶ」という基準でクロスカブを選んでみるのも、賢い大人の選択肢の一つではないでしょうか。

※注記

リセールバリューは市場の需給バランスや車両の状態、売却時期によって変動します。将来の買取価格を保証するものではありませんので、最終的な判断はご自身の予算に合わせて行ってください。

クロスカブとスーパーカブの違いに関するよくある質問

クロスカブとスーパーカブの違いに関するよくある質問
スーパーカブのように前カゴ(フロントバスケット)は付けられますか?

はい、どちらも装着可能です。ただし、スーパーカブはフロントにカゴを付けることを前提とした設計になっており装着が容易ですが、クロスカブの場合はヘッドライトガードがあるため、専用のフロントキャリアなどを介して取り付ける必要があります。「前カゴ必須」という方は、スーパーカブの方がスマートに装着できます。

税金や保険料などの維持費に違いはありますか?

排気量が同じであれば(110cc同士、50cc同士)、軽自動車税や自賠責保険料は完全に同じです。また、車の任意保険に付帯できる「ファミリーバイク特約」も同様に使えます。維持費の面でどちらかが損をするということはありません。

110ccモデルに乗るには車の免許で大丈夫ですか?

いいえ、車の免許(普通自動車免許)で乗れるのは50ccモデルまでです。クロスカブ110やスーパーカブ110に乗るには、「小型限定普通二輪免許」以上のバイク用免許が必要です。オートマチック限定(AT限定)で乗ることができますし、最近は最短2〜3日で取得できる教習所も増えていますよ。

結論:クロスカブとスーパーカブの違い

結局のところ、クロスカブとスーパーカブは「同じ魂を持った別の乗り物」です。

スーパーカブは、1958年の誕生以来変わらない「人々の生活を支える完璧な道具」としての哲学を貫いています。その機能美と利便性は、世界中で証明済みです。
一方、クロスカブは、その強固な道具としての信頼性をベースに、現代人が求める「自己表現」と「自由」を付加したライフスタイルツールです。

どちらを選んでも、カブ特有のトコトコ走るエンジンの心地よさと、壊れる気配のない圧倒的な信頼感、そしてリッター60kmを超える驚異的な経済性は共通しています。
「スーツを着て仕事に行く自分」を想像するならスーパーカブ。「パーカーを着て休日に出かける自分」を想像するならクロスカブ。

ぜひお近くのホンダドリームや販売店に足を運び、実車を前にしてご自身の直感に問いかけてみてください。どちらを選んだとしても、カブという傑作がもたらす素晴らしい日常が、あなたの生活をより豊かにしてくれることは間違いありません。

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