こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。
大人気のグロムに乗っていて、ふと燃費が悪いなと悩んでいませんか。
カタログではすごく燃費が良いとされているのに、実際の数字が追いついていないと少し不安になりますよね。
グロムの実燃費が落ちるのには、毎日の乗り方だけでなく、カスタムによる燃費悪化やマフラー交換による影響、冬という季節的な要因、そしてオイル交換頻度など、さまざまな理由が隠れているかもしれません。
この記事では、そうした原因を一つずつ紐解きながら、グロム本来の素晴らしい性能を引き出す方法を分かりやすくお伝えしていきますね。
- グロムの実燃費がカタログ値と違ってくる具体的な理由
- カスタムやマフラー交換が燃費に与える意外な影響
- 冬場の気温低下と燃費悪化のつながり
- オイルやタイヤなど日々のメンテナンスによる燃費改善法
グロムの燃費が悪いと感じる根本的な原因

グロムは本来、非常に環境性能が高くお財布にも優しいバイクです。それなのに実燃費が落ちてしまう背景には、毎日の走り方やバイクの状態、季節の変化などが複雑に絡み合っています。まずは、どんな要因があなたのグロムの燃費を下げているのか、その正体を一緒に探っていきましょう。

グロムの実燃費がカタログ値と乖離する理由

バイクを購入する際、多くの方が参考にするのがカタログに記載されている燃費の数値ですよね。グロムの場合、WMTCモード値で約65km/L〜68km/L前後という、125ccクラスでもトップクラスの極めて優秀な数値を誇っています。(出典:本田技研工業株式会社『GROM 主要諸元』)
カタログ値(WMTCモード)とは?
このWMTCモードというのは、発進、加速、停止などを含んだ国際的なテスト基準です。昔の「60km/h定地燃費値」に比べればずっと現実に近い数字が出るようになっています。しかし、それでもこの数値は「プロのライダーが、風や路面の荒れがない理想的な環境で走った場合」のデータです。私たちが実際に街中を走る時は、予期せぬ信号待ち、トラックの後ろを走る時の乱気流、長い上り坂など、エンジンに負担のかかる場面がたくさん存在します。
積載重量と空気抵抗の壁
カタログ値とのズレを生む主な要因
- 頻繁なストップ&ゴーによるエネルギー損失
- 荷物や体重による総重量(マス・レシオ)の増加
- 向かい風やアップライトな乗車姿勢による空気抵抗
特にグロムのような125ccの小排気量バイクは、大型バイクと違ってトルクの余裕が少ないため、少しの負荷が燃費にダイレクトに響きます。ライダーの体重に加えて、キャンプ道具などの重い荷物を満載にすると「パワーウェイトレシオ」が大きく悪化します。エンジンは重力に逆らって一生懸命パワーを出さなければならず、普段よりもスロットルを大きく開けることになるため、結果的に燃費がガクンと下がってしまうというわけです。記載している数値データはあくまで一般的な目安ですので、ご自身の走行環境に照らし合わせてみてくださいね。
グロムのカスタムが燃費悪化を招く仕組み
グロムの大きな魅力といえば、自分好みにいじれる豊富なアフターパーツですよね。私も色々とカスタムを楽しんでいますが、良かれと思ってやったパーツ交換が、実は燃費を悪化させているケースが少なくありません。ドレスアップの裏に潜む落とし穴について見ていきましょう。
バネ下重量の増加は最大の敵

例えば、見た目をかっこよく、どっしりさせるために太いワイドタイヤを履かせたり、デザイン重視の重い社外アルミホイールに交換したりしていませんか?これらは、バイクの「バネ下重量」を増やしてしまう原因になります。
バネ下重量の増加に注意!
サスペンションより下にある部品(タイヤ、ホイール、ブレーキディスクなど)が重くなることは、車体本体が重くなる以上に、加速性能や燃費に悪影響を及ぼすと言われています。これを「バネ下1kgの軽量化はバネ上10kgの軽量化に匹敵する」と表現することもあります。
重いホイールという「回転物」をゼロから回すためには、発進時により大きな力(トルク)が必要です。発進のたびにエンジンは通常よりも多くの燃料を消費することになります。
空気抵抗を増やす外装カスタムと転がり抵抗
また、タイヤを太くすると路面との接地面積が増えるため、どうしてもゴムが変形する際の摩擦(転がり抵抗)が増えてしまいます。さらに、防風効果を狙って大きすぎるスクリーンを付けたり、幅広のサイドバッグを装着したりすると、速度が上がるにつれて空気抵抗が二乗の勢いで増大します。これらの抵抗に打ち勝つためにアクセルを余分に開けなければならなくなり、結果として燃費が悪化してしまうのです。
>>グロムの最高速アップ完全ガイド!限界を超える5つの最強カスタム
グロムのマフラー交換と燃費低下の関連性
カスタムの中でも真っ先に手をつけることが多い定番パーツがマフラー交換ですが、これもエンジンの熱効率や燃費に直結する非常にデリケートなポイントです。
吸排気バランスの変化と燃料補正
純正のマフラーは、厳しい排ガス規制や騒音規制をクリアしつつ、街乗りで多用する低中回転域でのトルクと燃費のバランスが最高になるよう、メーカーが莫大な予算をかけて緻密に設計しています。これを「抜けの良い」社外スポーツマフラーやオープンタイプのエアクリーナーに交換すると、高回転でのピークパワーは上がりやすくなります。
しかし、空気がスムーズに抜けすぎることで、エンジン内に吸い込まれる空気の量が純正の想定を大きく超えてしまいます。今のグロムはPGM-FI(電子制御燃料噴射装置)を採用しているため、ある程度は自動でガソリンを濃くしてくれますが、焼き付きを防ぐためにサブコンピューター(インジェクションコントローラー)を入れて意図的に燃料を濃く(リッチに)するセッティングを行うのが一般的です。これによりパワーは出ますが、物理的にガソリンの噴射量が増えるため、燃費は確実に悪化します。
心理的な影響による高回転化
音の魔力と心理的影響
マフラーを変えると排気音が心地よくなり、ついつい無意識のうちに各ギアでエンジンの回転数を高く保って引っ張るような走り方になりがちです。
実は、この「ライダーの心理的な変化」が燃費低下の最大の理由だったりします。「ハードウェアの変更による燃料増量」と「乗り方がアグレッシブになること」のダブルパンチで、純正マフラー時代と比べると劇的にガソリンの減りが早くなることがあるんですね。
グロムの冬の燃費が極端に下がる物理的要因

「冬になると急にガソリンの減りが早くなった」と感じることはありませんか?バイクに不具合が起きたのかと焦るかもしれませんが、これは決して気のせいではなく、内燃機関(エンジン)の宿命とも言える物理的な理由がちゃんと存在します。
空気密度の変化と燃料の増量
まず第一の要因は「空気の密度」です。冬になって気温がグッと下がると、空気はキュッと収縮して密度が高くなります。つまり、夏場と同じ体積の空気をエンジンが吸い込んだとしても、冬の方が「酸素の量」が多いんです。PGM-FIのコンピューターはセンサーでこれを感知し、「酸素が多いから、理想的な空燃比を保つためにガソリンも多く噴射しよう」と判断します。これにより、冬場は常に少しだけリッチな(濃い)混合気が燃やされるため、これが燃費低下のベースラインとなります。
長引く暖機運転(ファーストアイドル)の影響
さらに厄介なのが、冷間時の始動に伴う暖機運転です。
| 季節 | エンジンオイルの硬さ | 暖機時間(適正温度になるまで) | 燃費への影響 |
|---|---|---|---|
| 夏場 | 柔らかい(抵抗が少ない) | 比較的短い | 影響は少ない(すぐ安定する) |
| 冬場 | 硬い(粘性抵抗が大きい) | 長引く傾向にある | ガソリン消費量が大幅に増える |
エンジンがキンキンに冷え切っている状態だと、噴射されたガソリンがうまく気化せず、シリンダーの壁に水滴のように付着してしまいます。これを補ってエンストを防ぐため、エンジンが適正温度に温まるまでの間、通常よりもかなり濃い燃料を自動的に噴射し続けます(チョークを引いているのと同じ状態です)。特に冬場の「ちょい乗り」を通勤や通学で繰り返すと、エンジンが温まりきる前に目的地に着いてしまうため、常に一番燃費の悪い状態で走り続けることになり、極端な燃費悪化を引き起こすんです。
渋滞の加減速がグロムの実燃費を下げる罠

街中をメインで走る上でどうしても避けられないのが、渋滞や無数の信号待ちです。実は、この日常的な「ストップ&ゴー」こそが、バイクの燃費を音もなく削り取る最大の罠と言っても過言ではありません。
ストップ&ゴーによるエネルギー損失
物理の授業みたいになってしまいますが、止まっている重い物体(バイク+ライダー)を特定の速度まで加速させる時には、とてつもなく大きな「運動エネルギー」が必要です。発進と加速を繰り返すたびに、エンジンは慣性の法則に逆らって力強いトルクを生み出そうとし、インジェクターからは加速増量補正による濃いガソリンがドバッと噴射されます。
そして悲しいことに、次の信号が赤になってブレーキをかけた瞬間、ガソリンを燃やしてせっかく作り出したその運動エネルギーは、ブレーキパッドとディスクローターがこすれる「摩擦熱」に変換され、そのまま大気中へ無駄に捨てられてしまうのです。エンジンの熱効率はもともと30%程度しかなく、残りは排気熱などで消えています。そのわずかな有効エネルギーすらブレーキで捨ててしまう市街地走行は、燃費の観点から見ると非常に非効率なんですね。
エンジンブレーキを活用した惰性走行
無駄な燃料消費を抑えるテクニック
これを防ぐには、なるべく一定の速度で走り続けること(巡航時間の最大化)が極めて大切です。
例えば、遠くの信号が赤に変わったのが見えたら、ギリギリまでアクセルを開けて急ブレーキをかけるのではなく、早めにスロットルを完全に戻しましょう。現行のインジェクション車は、アクセルを全閉にしてエンジンブレーキがかかっている状態の時、燃料の噴射を完全にストップする「フューエルカット」という機能が働きます。この惰性走行を上手く使うだけで、街中の実燃費は大きく改善されます。
グロムの燃費が悪い状態を改善する最適化

ここまでで、グロムの燃費を下げてしまう様々な原因が見えてきたかと思います。「なんだか大変そう…」と思うかもしれませんが、安心してください。原因がわかれば、あとはピンポイントで対策をしていくのみです。ちょっとしたメンテナンスの工夫や走り方の意識を変えるだけで、グロムの燃費は驚くほど回復してくれます。ここからは、今日からすぐに実践できる具体的な最適化のアプローチをご紹介します。

グロムのオイル交換頻度と燃費改善の関連
バイクの心臓部であるエンジンを摩耗から守り、冷却も担っているエンジンオイルですが、実は燃費にも密接に関わっている最重要メンテナンス項目です。
劣化したオイルが引き起こすフリクションロス
グロムに採用されている空冷単気筒エンジンは、水冷エンジンに比べて温度の変化が激しく、特に夏の渋滞路などではオイルにとって非常に過酷な環境になります。長期間交換せずに劣化したオイルを使い続けると、熱やギアのせん断力によってオイルの分子構造が壊れ、シャバシャバになって本来の潤滑性能が失われます。また、燃えカスであるカーボンや鉄粉が混ざることで、エンジン内部のピストンやギアといった金属同士の摩擦抵抗(フリクションロス)が飛躍的に大きくなってしまいます。
エンジンがスムーズに回らなくなると、ライダーは同じスピードを出すためにより多くアクセルを開けなければならず、結果としてジワジワと燃費が悪化していくのです。
DIY交換時の「入れすぎ」に要注意
DIYでのオイル交換リスク
ランニングコストを浮かせようとご自身でオイル交換をする場合、オイルの「過充填(入れすぎ)」には特に注意してください。
規定量(上限ライン)を超えてオイルを注いでしまうと、高速で回転するクランクシャフトがオイルの液面をバシャバシャと直接叩くことになります。これは人間がプールの中を走る時に大きな抵抗を感じるのと同じで「オイル攪拌(かくはん)抵抗」という強烈なブレーキとなり、エンジンの吹け上がりが極端に重くなって燃費が激減します。
また、燃費を良くしようと極端に柔らかいオイルを入れると焼き付きのリスクが高まりますし、逆に硬すぎるオイル(20W-50など)は粘性抵抗が増えて燃費を悪化させます。メーカー指定の粘度(10W-30など)を守り、定期的に交換することが一番の近道です。ただし、オイル交換やドレンボルトのトルク管理は重大なエンジントラブルに直結する作業ですので、自信がない場合の最終的な判断は専門家のバイクショップにご相談ください。
タイヤ空気圧がグロムの実燃費に与える影響
チェーンやオイルには気を使うのに、意外と見落とされがちなのがタイヤの空気圧です。実は、適切な空気圧の管理は「一番お金や労力がかからず、かつ効果がダイレクトに実感できる最高の燃費改善メンテナンス」なんです。
空気圧低下による転がり抵抗の増大
タイヤの空気は、パンクしていなくてもゴムの分子の隙間から少しずつ自然に抜けていきます。指定の空気圧より減った状態で走ると、タイヤがベチャッと潰れてしまい、路面との接地面積が不必要に広がります。タイヤが回転するたびにゴムが大きく変形し、元に戻るという運動を繰り返しますが、この時に「ヒステリシスロス」と呼ばれるゴムの内部摩擦による熱エネルギーの損失が発生します。
これが「転がり抵抗」の正体です。空気が抜けたグロムは、平坦な道でも常に軽くブレーキを握りながら走っているような状態になり、アクセルを戻した時のスピードの落ち方も不自然に早くなります。当然、エンジンには常に余分な負荷がかかり続けるため、燃費はサイレントに削り取られていきます。
月1回のチェックがもたらす絶大な効果
空気圧チェックのベストタイミング
タイヤの空気圧は、走って熱を持つと空気が膨張して正確に測れなくなります。必ず「走る前(冷間時)」にチェックしましょう。
1ヶ月に1回程度、ガソリンスタンドなどにある空気入れで、メーカー指定の適正な空気圧(グロムの場合は前輪1.75 kgf/cm²、後輪2.00 kgf/cm²前後が一般的な目安ですが、年式や履いている銘柄によるのでスイングアームのシール等で確認してください)にピシッと調整してみてください。押し引きした瞬間に「バイクが軽い!」と感動するはずですし、アクセルに対する転がりが驚くほど滑らかになって、燃費も確実に回復しますよ。
チェーン整備でグロムの実燃費ロスを防ぐ
マニュアルトランスミッションであるグロムにおいて、エンジンが生み出した回転パワーを最終的に後輪に伝える「ドライブチェーンとスプロケット」。この駆動系のコンディションも、伝達効率という観点から燃費にめちゃくちゃ直結する部分です。
汚れと油膜切れが招く伝達ロス
チェーンの潤滑油(ルブ)が完全に乾ききってカラカラになっていたり、リンクの隙間に砂や泥などの黒いスラッジがこびりついて固着していたりしませんか?この状態だと、チェーンが前後のスプロケットに巻き付く際の「屈曲抵抗」が大幅に増大します。本来なら100%路面に伝わるはずのエンジンパワーが、チェーンを曲げるための無駄な力として使われてしまい、結果的にアクセルを多く開けることになって燃費が落ちます。
適正な「張り」の維持が鍵
また、チェーンの「張り具合(たるみ量)」も非常に重要です。チェーンがたるみすぎているとアクセルオン・オフ時のショックが大きくなり駆動ロスに繋がりますが、逆に「張りすぎている状態」はもっと最悪です。
張りすぎたチェーンの恐怖
チェーンがパンパンに張っていると、段差などでリアサスペンションが沈み込んだ時にチェーンが突っ張ってしまい、エンジンの出力軸(カウンターシャフト)やホイールのベアリングに過大な負荷をかけ、猛烈なフリクションロスと部品の寿命低下を引き起こします。
定期的に専用のチェーンクリーナーで汚れを丁寧に落とし、適切な粘度のチェーンルブを注油すること。そして、センタースタンドやメンテナンススタンドを使って、スイングアームの動きを考慮した「適正な遊び(たるみ)」をキープすること。駆動系がチャラチャラと異音を立てずにスムーズに動けば、少ないアクセル開度でもスッと前に進むようになり、燃費向上に直結します。
乗り方を見直しグロムの実燃費を向上させる
オイル、タイヤ、チェーンといったハードウェアのメンテナンスを完璧な状態に仕上げたら、最後はそれを操るライダー自身の「ヒューマンファクター(乗り方)」をアップデートしてみましょう。結局のところ、燃費をコントロールする最大のスイッチは、あなたの右手にあるんです。

ふんわりスロットルとショートシフトの極意
燃費に一番効くのは、何と言っても「スロットル(アクセル)ワークの最適化」です。青信号で発進する際、排気音を響かせてガバッと急にアクセルを全開にするのではなく、車速の乗りに合わせてジワッと滑らかに開けていく(ふんわりアクセル)操作が求められます。急激に開けると、PGM-FIが「急加速したいんだな」と判断して、瞬間的に濃いガソリンを噴射してしまうためです。
また、低いギアでエンジンをガーッとレッドゾーン付近まで唸らせて引っ張る乗り方は、熱効率の観点から望ましくありません。グロムのエンジンが最も効率よく燃焼し、力強いトルクを発生する美味しい回転域(トルクバンド)を使って、早め早めに上のギアへシフトアップしていく「ショートシフト」のテクニックを心がけましょう。目標速度に達したら、あとはアクセルを一定に保つだけです。
走行ルートの戦略的選択
「急がば回れ」が燃費を救う
どんなに緻密で丁寧なアクセルワークを実践しても、ひどい渋滞にはまってストップ&ゴーを繰り返せば、燃費は悪化の一途を辿ります。
そこで重要になるのが「ルート選びの戦略」です。信号が少なく、一定の速度で淡々と巡航できるバイパスの側道や、郊外の幹線道路をあえて選ぶこと。距離が多少伸びたとしても、加減速にかかる無駄なガソリン消費を減らせるため、トータルでの燃費はグッと向上することが多いんです。通勤や通学なら、ラッシュのピークを避けて少し早起きして出発するだけでも、快適に走れてお財布にも優しい最高の一日がスタートできますよ。
グロムの燃費に関する本音Q&A
- マフラー交換してサブコンで燃料を濃くしたら、やっぱり燃費はガタ落ちしますか?
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ぶっちゃけ、結構落ちます(笑)。純正マフラーの時みたいにリッター60km超えをキープするのは正直キツイですね。でも、実際走ってみるとアクセルを開けた時の吸排気音や、高回転まで回した時の伸びの良さは最高に気持ちいいんですよ。私は「バイクの楽しさへの課金」だと完全に割り切っちゃってます!燃費を取るか、カスタムのロマンを取るか…ここはライダーの永遠の悩みですね。
- 燃費を少しでも良くしたいんですが、メーカー指定より柔らかいエコカー用みたいなオイルを入れても大丈夫ですか?
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正直、自分なら絶対にやりません!確かにシャバシャバの柔らかいオイルを入れると、一時的にレスポンスが軽く感じて燃費が上がるかもですが、グロムの空冷エンジンにとってはかなりリスキーです。夏の暑い日に山口の山道をツーリングしたり、渋滞にガッツリはまったりした時に、油膜が切れてエンジンが焼き付くのが怖いんですよね。修理代で何万円も飛んでいくくらいなら、素直に純正指定の「10W-30」をこまめに交換するのが、一番安心で結局はコスパが良いと実感しています。
- レギュラー指定のグロムにハイオクガソリンを入れたら、燃費は良くなりますか?
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これ、昔の私も気になって何度か満タンにして試してみたんですが……実際走ってみても燃費はほとんど変わりませんでした(笑)。本当に誤差レベルです。ただ、ハイオクにはエンジン内部を綺麗にする洗浄剤が入っていることが多いので、数千キロに1回「エンジンへのご褒美」として入れてあげるのはアリかなと思います。普段は指定通りレギュラーを満タンに入れてしっかりガソリン代を浮かせて、その浮いたお金でツーリング先で美味しいご飯を食べちゃいましょう!
>>グロムのツーリング仕様づくり完全ガイド!疲れない必須カスタム5選
まとめ:グロムの燃費が悪い原因と対策

今回は、グロムの燃費がカタログ値より悪くなってしまう根本的な原因と、それを改善するための具体的な対策について、かなり深く掘り下げて解説してきました。長文にお付き合いいただきありがとうございます。
燃費低下という現象は、決してバイクの故障だけが原因ではありません。都市部のストップ&ゴーが多い走行環境、バネ下重量を増やしてしまうカスタムパーツの影響、冬場の空気密度や暖機運転といった季節的要因、そしてオイル劣化やタイヤの空気圧低下といった日々のメンテナンス不足など、様々な要素が複雑に絡み合って起きています。まずはご自身のグロムの状態や、普段の乗り方、走っているルートを客観的に振り返り、今回ご紹介した中で当てはまりそうなボトルネックを見つけてみてください。
原因が特定できれば、あとはタイヤの空気を入れたり、アクセルの開け方を少し優しくしてみたりと、できるところから一つずつ対策を実行していくだけです。適正なメンテナンスとスマートなライディングを心がければ、グロムは必ず本来の素晴らしい燃費性能で応えてくれます。
なお、本記事内で触れた数値やメンテナンス手法はあくまで一般的な目安です。正確な情報は公式サイトやサービスマニュアルをご確認いただき、不安な点や安全・法律に関わる最終的な判断は、信頼できる専門家のバイクショップに必ずご相談くださいね。
これからも、私の地元である山口でののんびりとしたツーリングや、日々の街乗りなど、グロムと一緒に快適で経済的なバイクライフを存分に楽しんでいきましょう!
