こんにちは。デジタルバイクライブラリー運営者の「ゆう」です。
グロムの中古選びに関する注意点や、買ってはいけない、いわゆるやめたほうがいい車両の特徴について調べている方も多いと思います。
また、実際の走行距離の目安や、現在の中古相場がどうなっているのかも気になりますよね。
さらに、おすすめの年式はどれか、4速と5速のどちらのモデルを選ぶべきかなど、迷うポイントはたくさんあります。
この記事では、そうした皆さんの疑問や不安に寄り添い、失敗しないための中古グロム選びのコツをわかりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたに最適な一台を見つけるヒントがきっと見つかりますよ。
- 中古グロムの走行距離と寿命に対する正しい考え方
- 旧型と新型における相場の推移とトランスミッションの違い
- 過去のリコール情報や過度なカスタム車に潜むリスク
- 実車査定で確認すべきフレームや足回りの重要なチェックポイント
グロムの中古を選ぶ際の注意点と基礎知識

グロムの中古車を購入する前に、まずは知っておきたい基礎知識と、選び方の全体像について解説します。車種ならではの特性や市場の傾向をしっかりと理解することが、状態の良い車両に出会うための第一歩ですね。
走行距離とエンジンの寿命をチェック
ホンダ横型エンジンの圧倒的な耐久性
中古バイクを探すとき、真っ先に目が行くのがオドメーターの「走行距離」ですよね。「グロムの走行距離は何万キロが限界なのかな?」と気にする方も多いと思います。実際の中古市場を見渡してみると、1,000kmから5,000kmといった極端に低走行の車両がたくさん並んでいます。これは、大型バイク乗りのセカンドバイクや休日のレジャー用として新車購入されたものの、結局あまり乗る機会がなくてガレージで眠っていたケースが多いからです。
逆に、25,000kmほど走っている車両を見ると、相対的に「過走行で寿命が近いのかな?」と避けてしまいがちですが、実はそんなことはありません。グロムに搭載されている横型単気筒エンジンは、世界最高レベルの耐久性を誇るスーパーカブ系の設計思想を受け継いでおり、非常にタフな作りになっています。こまめなオイル交換や適切な暖機運転など、日常的なメンテナンスがしっかりされていれば、エンジン自体の寿命は50,000km以上でも余裕で持ちこたえるポテンシャルを秘めているんですよ。
消耗品が一斉に寿命を迎えるタイミングに注意

注意したい「消耗品のピーク」
エンジン本体の寿命とは別に、走行距離20,000kmから30,000kmの距離帯は各種消耗品の交換時期が一斉に重なるタイミングとなります。ドライブチェーン、前後スプロケット、ブレーキローター、タイヤなどの寿命が同時にやってくるため、車両本体価格が安くても、購入直後のリフレッシュ整備で10万円近い出費が追加で発生する可能性があります。
安価な過走行車を検討する際は、過去の整備記録簿(メンテナンスノート)を確認し、直近でどこまで消耗品が交換されているかを販売店に詳しく聞いてみるのがおすすめです。数字だけを見て避けるのではなく、しっかりと整備されてきた2万キロの個体の方が、放置されて傷んだ5千キロの個体よりも結果的にお買い得になるケースは少なくないかなと思います。※なお、ここで紹介した走行距離の限界や交換費用などは、あくまで一般的な目安です。
中古相場から見る価格の推移と選び方
リセールバリューが異常に高いという特殊事情
「少し古い年式のモデルを選べば、購入費用を大きく抑えられるのではないか」と期待して中古車サイトを眺めている方は多いと思います。しかし、実際のグロムの中古市場を分析してみると、旧型モデルであっても価格がなかなか下がらないという事実に気がつくはずです。
この現象の背景には、グロムという車種全体が持つ異常なほどのリセールバリュー(再販価値)の高さがあります。グロムは世界的にカスタムベースとしての需要が高く、特に初期型(JC61型)などはアフターパーツが市場に無数に溢れているため、あえて外観デザインやカスタムのしやすさを理由に旧型を指名買いする層が一定数存在するんですね。さらに、海外市場への輸出需要や、昨今の原付二種クラス全体の人気底上げといった要因も重なり、年式が古くなっても市場価格が一定のラインから下落しにくいという、かなり硬直化した相場が形成されています。

年式や型式よりも「状態」を優先すべき理由
相場から考える賢い選び方のコツ
新車価格と状態の良い中古車の価格差が著しく縮まっている現状では、「数万円安くするために、あえて古くて走行距離の多いモデルを買う」という選択は、あまりコストパフォーマンスが良くありません。年式の違いによる価格差に固執するよりも、タイヤやブレーキパッドの残量、全体的な整備状態を優先して選ぶ方が、購入後の出費を抑えられるため結果的な総支払額はお得になることが多いですね。
予算を少しでも抑えたいお気持ちはよくわかりますが、グロムの場合は「安物買いの銭失い」になりやすい車種でもあります。多少予算をプラスしてでも、信頼できるショップでしっかりと納車整備を行ってくれる車両を選ぶのが、後々気持ちよく走り続けるための賢い戦略になりますよ。
4速と5速モデルの違いとそれぞれの魅力

4速モデル(JC61/JC75)の実用性と扱いやすさ
グロムの歴史の中で、最も大きな機械的な違いと言えるのがトランスミッションの構造です。初期型(JC61)と中期型(JC75)は「4速マニュアル」、2021年以降の後期型(JC92)からは新設計のエンジンと共に「5速マニュアル」が採用されています。どちらを選ぶべきかは、皆さんがどのようなシーンでグロムに乗りたいかによって大きく変わってきます。
古いからといって4速モデルが劣っているわけではありません。4速モデルのメリットは、各ギアがカバーする速度域(トルクの守備範囲)が広いため、シフトチェンジの回数が少なくて済む点にあります。ストップ&ゴーが頻発する市街地での通勤や通学がメインであれば、ズボラなシフト操作を許容してくれる4速モデルの方がむしろ気楽に乗れて扱いやすいと感じるケースも多いですね。
5速モデル(JC92)のスポーツ性と注意点
一方で、新しい5速モデルの最大の魅力は、各ギア間のつながりが良くなった(クロスレシオ化された)ことにより、エンジンの美味しいパワーバンドをより細かく維持しやすくなった点です。急な登坂路や峠道、あるいはミニバイクコースでのスポーツ走行などにおいて、ライダーの意図に合わせてキビキビと加速させたい方には5速が向いています。
| トランスミッション | 特徴とメリット | デメリット・注意点 |
|---|---|---|
| 4速(JC61 / JC75) | 各ギアの守備範囲が広く、シフト操作が少なくて済む。ストップ&ゴーの多い街乗りに最適。 | ギア間の回転数の落ち込みが大きく、急勾配などではパワーを維持しにくい場面がある。 |
| 5速(JC92) | 加速がスムーズで、スポーツ走行や細かな速度調整に有利。操る楽しさが増す。 | シフトチェンジの頻度が増えるため、街中では少し忙しく感じる。最高速が劇的に伸びるわけではない。 |
ただし、注意していただきたいのは「5速になったからといって、バイパスなどの高速巡航が劇的に楽になるわけではない」ということです。125ccのエンジン出力には物理的な限界があるため、長距離を快適に走りたいのであれば、そもそもグロムではなく250cc以上のバイクを検討する方が幸せになれるかもしれません。
過去のリコール対象車両であるかの確認

令和3年に発表された重大なリコール情報
中古車を選ぶ上で絶対に忘れてはいけないのが、メーカーの設計や製造上の不具合による無償修理対応、すなわち「リコール」の対象になっていないかどうかの確認です。そして、もし対象だった場合、その対策修理が確実に完了しているかを確認することは、ご自身の安全確保と法令遵守の観点から非常に重要になってきます。
グロムに関しても、過去にいくつか重要なリコールが発表されています。代表的な例として、令和3年(2021年)には現行型に近い「2BJ-JC92」の初期生産モデルを中心としたリコールが届け出られました。この不具合を放置したまま走行すると、最悪の場合は走行中にエンジンが停止してしまうなどの重大なトラブルにつながる恐れがあります。
対象となる車台番号の例(令和3年届出)
対象車種:ホンダ グロム
対象型式:2BJ-JC92
対象車台番号:JC92-1000004 ~ JC92-1001129
製作期間:令和2年12月1日 ~ 令和3年2月24日
(出典:国土交通省『リコール届出一覧表』)
リコール未実施車両のリスクと対応策
もし購入を検討している車両の車台番号がこの範囲に合致している場合は、車体のフレーム(ステアリングヘッドパイプ付近)やシート下などに、対策修理済みを示す特定の識別ステッカーが貼られているか、あるいはメンテナンスノートに実施記録が明確に記載されているかを必ず確認してください。
リコール作業が未実施のまま市場に出回っている個体も少なくありません。未実施であっても、購入後にホンダの正規ディーラーに持ち込めば無償で対策修理を受けることは可能ですが、部品の取り寄せで数週間預けることになったり、修理工場へ持っていく手間がかかったりします。可能な限り、購入する販売店で納車整備の一環としてリコール対応を終わらせてから引き渡してもらうよう、契約前に交渉しておくのが一番安心かなと思います。※これらの安全に関わる正確な情報は、必ずメーカー公式サイトなどでご確認ください。
カスタム車や改造車に潜むリスク

エンジン内部チューニングの罠と寿命の低下
グロムというバイクのアイデンティティであり、大きな魅力の一つと言えるのが「社外アフターパーツの圧倒的な豊富さ」です。マフラーからサスペンション、外装カウルに至るまで、自分好みにカスタマイズする楽しさは他の車種の比ではありません。最初から高価なカスタムパーツが組まれている中古車は、後からパーツを買い足す費用が浮くため、一見すると非常にお買い得で魅力的に映るかもしれません。
しかし、中古車選びというシビアな目線で見ると、過度な改造車は警戒すべき対象に変わります。特に、吸排気系(マフラーやエアクリーナー)や、エンジン内部(ボアアップキットやハイカムシャフトの組み込みなど)に手が入っている車両は要注意です。メーカーが緻密に計算した純正のバランスを崩しているため、適切な燃調(空気と燃料のバランス)が取れておらず、エンジンに過度な熱負荷がかかっているケースが多いからです。素人がDIYで組んだエンジンチューニングは本来の寿命を大きく削る行為であり、購入直後にエンジンが焼き付いて壊れてしまうリスクが潜んでいます。
ノーマルパーツ(純正部品)の重要性
純正パーツの有無が車両の価値を決める
カスタム車を買う場合は、前オーナーが取り外した「純正部品(ノーマルパーツ)」が付属しているかどうかが非常に重要になります。純正部品が手元にあれば、購入後に不調が発生したり、カスタムの乗り味が肌に合わなかったりした際に、ノーマル状態に戻して原因を特定することができます。欠品していると、いざという時に高価な純正部品を新たに取り寄せる羽目になります。
また、騒音規制に適合していない違法なレーシングマフラーや、不適切なフェンダーレスキットなどが装着されていると、正規ディーラーや大手バイクショップで「違法車両はお断りします」と整備の入庫を拒否されてしまうこともあります。安心して長く乗りたいのであれば、可能な限りフルノーマル(無改造)に近い個体か、信頼できるプロショップが組んだ保安基準適合のライトカスタム車を選ぶのが無難ですね。※違法改造に関する最終的な判断は専門家にご相談ください。
>>グロムを買って後悔する人の3つの特徴と納車前に知るべき欠点と対策
グロムの中古を購入する際の注意点と確認点

ここからは、実際にバイクショップへ足を運んで実車を見る際に、ご自身の目で必ずチェックしておきたい具体的な注意点を解説します。ピカピカに磨かれた外装の綺麗さだけに騙されず、バイクの骨格部分に隠れたダメージを見抜く視点を持っていきましょう。
過去の転倒歴とハンドルストッパーの歪み

立ちゴケと激しい転倒のダメージの違い
車両の事故歴や激しい転倒歴を客観的に見抜くために、最も確実な指標となるのが「ハンドルストッパー」の状態です。ハンドルストッパーとは、ステアリングステム(三つ又)とフレームのヘッドパイプ部分に設けられた金属の突起のことで、ハンドルの切れ角を物理的に制限する役割を持っています。
グロムは車体が軽くてコンパクトなため、初心者による軽い立ちゴケや、ジムカーナのようなスポーツ走行の練習中にスリップダウンして転倒する機会が多いバイクです。ゆっくり倒れた程度の立ちゴケなら問題ありませんが、走行中に激しく転倒してハンドルが路面に叩きつけられ、強制的にフルロック状態まで押し込まれると、このストッパー部分に強烈な衝撃が加わります。
フレームへの深刻な影響を見逃さない
ストッパーの金属がひどく変形していたり、塗装が大きく剥がれて削れていたり、あるいは再溶接されたような不自然な跡がある場合、過去にかなりのダメージを伴う事故を起こしている可能性が高いと判断できます。ストッパーが曲がっている車両は、フレームの中心軸自体に歪みが生じている可能性があり、コーナリング中に違和感があったり、まっすぐ走ろうとしてもフラフラしたりといった致命的な後遺症を抱えているリスクがあります。
実車を見る際は、必ずハンドルを左右に一杯までガチャンと切り、ストッパー部分が左右で均等に当たっているか、金属部分に深い打痕がないかをスマホのライトなどで照らしてしっかりと確認してください。ここが傷んでいる車両は、どんなに外観が綺麗でも避けた方が無難かなと思います。
フロントフォーク等のオイル漏れを点検

倒立フォーク特有の弱点とダメージの蓄積
グロムは125ccクラスでありながら、フロントに剛性の高い「倒立フォーク」という本格的なサスペンションを装備しているのが特徴です。見た目の迫力がありコーナリング性能も高いのですが、その構造上、内部のオイルシールが劣化したり、銀色のインナーチューブに点サビや飛び石の傷ができたりすると、重力に従って内部のダンパーオイルが下へ向かって漏れ出しやすいという弱点を持っています。
グロムの軽快な特性ゆえに、ウィリー(前輪を浮かせた走行)の練習をしたり、段差を勢いよく乗り越えたりといった、フロントフォークに瞬間的な高負荷(ボトムアウト)をかける過酷な使われ方をした車両は、このフォークシールへのダメージが大きく蓄積しています。さらに恐ろしいのは、フォークから漏れ出したオイルが、真下にあるブレーキキャリパーやディスクローターに垂れて付着してしまうことです。オイルがブレーキパッドに染み込むと、ブレーキが全く効かなくなり、大事故に直結してしまいます。
高額な修理費用が発生するリスク
オイル漏れの確認方法と修理費用の負担
展示車両を査定する際は、フロントフォークのインナーチューブ(下部の細い筒の部分)を指でスッと一周触ってみて、ヌルッとしたオイルの滲みや、極端な汚れのリングができていないかを確実にチェックしましょう。サスペンションのオーバーホールは特殊工具が必要で、数万円単位の高額な工賃が発生します。もし滲みが見つかった場合は、納車整備の段階で無償修理してくれるのか、それとも現状渡しになるのか、契約前に販売店としっかり交渉することがトラブル回避の要になります。
ボルトやパーツのサビから保管状況を推測

外装の綺麗さに騙されないための視点
「カウル(外装のプラスチック部品)に傷一つなくてピカピカだから、きっと前のオーナーに大切に乗られていたんだな」と判断するのは、中古車選びにおいて少し危険な罠です。なぜなら、グロムのプラスチック製カウルは比較的安価に社外品が手に入るため、転倒してボロボロになった外装だけをサクッと新品に交換して店頭に並べているケースも少なくないからです。
本当にその車両が大切に保管されていたかどうかを見抜くには、外装ではなく、エンジン周りのボルト類、ホイールのアクスルシャフト、ブレーキキャリパー周辺など、細かい「金属パーツ」をじっくりと観察するのが一番確実です。カウルは綺麗なのに、ボルト全体に赤錆や白錆が広範に発生している車両は、長期間にわたって屋外で雨ざらしにされていたか、あるいは洗車やチェーン注油といった日常的なメンテナンスが完全に放棄されていた証拠になります。
見えない部分の固着リスクと整備性の悪化
サビがひどい車両は、見た目が悪いだけでなく、いざタイヤ交換や整備をしようとした時にボルトが固着して外れず、修理に余計な工賃や時間がかかるリスクが跳ね上がります。サビの発生度合いは、前オーナーの車両に対する愛情を推し量る、最も客観的でごまかしの効かないバロメーターです。パッと見の綺麗さに気を取られず、しゃがみ込んで細部まで目を光らせてチェックしてみてくださいね。
定期的なメンテナンス履歴と消耗品の限界
整備記録簿(メンテナンスノート)の価値
前述の走行距離の項目でも触れましたが、中古車を買う上で「整備記録簿(メンテナンスノート)」が残っているかどうかは非常に重要なポイントになります。現在の走行距離に至るまで、どのようなペースでエンジンオイルが交換されてきたのか、いつどんな消耗品がプロの手によって交換されたのかという履歴は、車両の健康状態を証明するカルテのようなものです。
記録簿がない車両は、前のオーナーが素人知識で適当なDIY整備をしていたリスクがあり、内部にどんな不具合が隠れているかプロでも完全には把握しきれません。特に走行距離が20,000kmを超えている車両を検討する場合は、タイヤの残り溝や製造年週の古さ、ドライブチェーンのサビや偏伸び、ブレーキディスクに段付き摩耗が起きていないかをご自身の目でもしっかりと確認する必要があります。
購入後のトータルコストを計算する
もしこれらの消耗品がすべて寿命を迎えている車両を安く買ったとしても、納車直後にタイヤ前後交換、チェーン・スプロケ交換、ブレーキパッド・ローター交換を行うと、部品代と工賃で軽く10万円以上の出費が上乗せされることを覚悟しなければなりません。
「車両本体価格の安さ」だけで飛びつかず、納車整備でどこまで部品を替えてくれるのか、保証はついているのかを含めた「トータルコスト」で判断することが、後悔しない買い物の最大の秘訣です。初期費用が少し高くても、しっかりとリフレッシュ整備が行き届いた車両を選ぶ方が、結局は安上がりになることが多いですよ。
グロムの中古選びでよくある質問(Q&A)
- グロムで長距離ツーリングやキャンプって、ぶっちゃけキツイですか?
-
自動車専用道路が走れないのでルート選びに少し頭を使いますが、全然行けちゃいますよ。私自身、リアボックスをガッツリ取り付けてキャンプ道具を積んだりしていますが、車体が軽いおかげで細い林道やキャンプ場の未舗装路でもスイスイ入っていけるのは大きな強みです。ただ、純正シートは正直かなり硬くて、長距離を走るとお尻が悲鳴を上げます。ツーリングメインで使うなら、真っ先にシートのカスタムかゲルクッションの追加をしちゃいましょう。
- ボアアップや社外マフラーが付いたフルカスタム車、お得に見えるんですが買ってもいいですか?
-
個人的には、エンジン内部まで手が入っている車両は全力でスルーします。前のオーナーがどんなセッティングやオイル管理をしていたか不透明ですし、購入直後にエンジンが焼き付くリスクが高すぎます。マフラーや外装のカスタムくらいならアリですが、基本はフルノーマルに近い良質車を買って、少しずつ自分好みのパーツを組んでいくのが一番安心ですね。その方が絶対に愛着も湧きますし、バイクを弄るスキルも身につきますよ。
- 雨の日も毎日の通勤で使いたいんですが、中古を買うときに気をつけることはありますか?
-
グロムは燃費も良くて通勤スペシャルとしても超優秀ですが、中古車に最初から付いているタイヤには要注意です。溝が残っていても、年数が経ってゴムがカチカチに硬化していると、雨の日のマンホールや白線でツルッと滑って本当に怖い思いをします。125ccのタイヤは大型バイクに比べればかなり安いので、通勤で雨天も走るなら、納車整備のタイミングでウェットグリップに定評のある新品タイヤに交換してしまうのが強くおすすめですね。転んで怪我をしたり修理代を払ったりするより、ずっと安上がりですよ。
グロムの中古選びに関する注意点まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、「グロムの中古選びに関する注意点」というテーマで、購入前に知っておくべき基礎知識から、実車査定で失敗しないための具体的なチェックポイントまでを網羅的に詳しく解説してきました。かなりの長文になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
税金や保険料といった維持費が安く抑えられ、日々の通勤・通学から休日のツーリングやスポーツ走行まで、本当にオールマイティにこなせるグロムは、バイクライフを豊かにしてくれる素晴らしい相棒になります。しかし、その「遊べるバイク」という特性ゆえに、前オーナーの使われ方によって車両の状態に天と地ほどの差が出やすいのも事実です。過度なカスタム車や外装の綺麗さだけに騙されず、ハンドルストッパーの歪みやフロントフォークのオイル漏れといった骨格部分のダメージを冷静に見抜き、整備履歴のしっかりしたノーマルに近い個体を選ぶことが、結果的に一番安上がりで長く楽しめる正解になるかなと思います。
ぜひこの記事でお伝えした内容を参考にしていただき、中古車市場の様々なリスクを回避しながら、あなたにとって最高の相棒となる一台を見つけ出してくださいね。※なお、車両の安全性や法律に関わる最終的な判断は専門家にご相談いただき、リコールなどの正確な情報は必ずメーカー公式サイト等をご確認ください。
