こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
赤い車体にハローキティのリボンやロゴをまとったスーパーカブを見て、「50と110は見た目以外に何が違うの?」「限定車だから、もう中古価格が上がっている?」と気になっている方も多いですよね。
スーパーカブ・ハローキティ仕様は、通常モデルが持つ低燃費や扱いやすさに、50周年記念の限定デザインを加えた特別な一台です。ただし、50ccと110ccでは必要な免許、法定速度、二段階右折、二人乗りの可否が異なります。見た目がほぼ同じだからこそ、排気量を間違えて選ぶと「こんなはずではなかった」と感じるかもしれません。
この記事では、スーパーカブとサンリオのコラボ背景から、装備・交通ルール・2026年8月時点の中古車掲載価格まで整理します。先に結論を言うと、コレクション性と普通自動車免許で乗れる手軽さなら50、日常の走りや安全装備を優先するなら110が選びやすいですよ。
- ハローキティ仕様の限定デザインと販売時の情報
- 50ccと110ccの性能・装備・免許の違い
- 2026年8月時点の中古車価格と査定の見方
- 利用環境に合う排気量と失敗しにくい選び方
この記事の結論
ハローキティ仕様は希少性だけで選ぶのではなく、実際に走る道路と保有免許に合わせて選ぶことが大切です。50と110の新車時価格差は5万5,000円でしたが、その差には動力性能だけでなく、前輪ディスクブレーキ、ABS、キャストホイール、チューブレスタイヤ、二人乗りへの対応まで含まれています。
スーパーカブ・ハローキティの概要

まずは、スーパーカブ・ハローキティ仕様がいつ、どのような目的で登場したのかを確認しましょう。販売時期と専用装備を知ると、通常モデルより高く評価されやすい理由が見えてきます。
サンリオコラボの背景と販売台数
ハローキティは1974年に誕生し、2024年に50周年を迎えました。その節目を記念してHondaが設定したのが、スーパーカブ50・HELLO KITTYとスーパーカブ110・HELLO KITTYです。1958年から人々の暮らしを支えてきたスーパーカブと、世代や国境を越えて愛されてきたハローキティ。どちらも長い歴史を持つ存在だけに、相性のよい企画だったと言えます。
Hondaの公式発表は2024年11月1日で、受注期間は同年11月8日から11月24日まで、発売日は12月12日でした。メーカー希望小売価格は50が33万円、110が38万5,000円で、どちらも消費税込みです。保険料、税金、登録費用、用品代などは含まれていないため、実際の支払総額はこれより高くなります。(出典:Honda「スーパーカブ50・HELLO KITTY/スーパーカブ110・HELLO KITTYを受注期間限定で発売」)
国内年間販売計画は50が300台、110が1,000台でした。ここで注意したいのは、これはHondaが公表した販売計画台数であり、個々の車体に通し番号を付けた「世界限定何台」という表現とは意味が違うことです。それでも受注期間が17日間と短く、現在は販売店の残存在庫か中古車を探す段階なので、通常色より見つけにくいモデルであることは間違いありません。

名前の表記について
正式名称は「スーパーカブ50・HELLO KITTY」「スーパーカブ110・HELLO KITTY」です。中古車サイトでは「スーパーカブ キティ」「スーパーカブ サンリオ」「スーパーカブ キティちゃん」などと表記される場合もあります。「サンリオ スーパーカブ 値段」を含め、複数の言い方で検索すると在庫を見つけやすくなります。
限定デザインと50周年の価値
車体色は、ハローキティのイメージに合わせた専用色のマグナレッドです。レッグシールド前部とリアフェンダー側面にはハローキティのロゴが入り、シート後部の側面と左右のサイドカバーにはキャラクターが配置されています。単に赤いカブへ市販ステッカーを貼った車両ではなく、車体全体で世界観を作り込んだメーカー純正の特別仕様です。
さらに、フロントエンブレムとメーター内にはリボンの意匠が入り、イグニションキーにも50周年記念ロゴがデザインされています。乗っているときに視界へ入りやすいメーターと、毎回手に取るキーまで専用品なのがいいところ。スーパーカブのキティちゃん仕様を所有する喜びが、細かな部分にも感じられます。
とくに49ccのハローキティ50は、2025年10月に生産を終えた従来型スーパーカブ50の最終期に登場しました。新しい排出ガス規制への対応を背景に、長く続いた純粋な50ccエンジンのカブが新車ラインアップから姿を消したため、ハローキティ50にはキャラクター限定車と歴史的な節目という二つの意味があります。生産終了の背景は、スーパーカブ50の特徴と生産終了後の選び方でも詳しく解説しています。
ただし、限定車だから将来必ず値上がりするとは限りません。保管中の紫外線や湿気、転倒傷、専用品の欠品、需要の変化によって価値は動きます。投資商品としてではなく、「このデザインを所有したい」「実際に乗って楽しみたい」と感じられるかを軸に考えるのが、私は健全だと思います。
ハローキティ50と110の違い

外装のテーマは共通ですが、中身は49ccのAA09と109ccのJA59です。ここではエンジン、車体、ブレーキ、免許を順番に比べます。数字だけでなく、毎日の使い方にどう影響するかを意識して見てください。
エンジン性能と車体サイズを比較
ハローキティ50は49ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載し、最高出力3.7PS、最大トルク3.8N・mです。対するハローキティ110は109ccで、最高出力8.0PS、最大トルク8.8N・m。110は出力が約2.2倍、トルクが約2.3倍あるため、発進、上り坂、荷物を積んだ走行で余裕を感じやすくなります。
変速機はどちらも4速で、走行中はリターン式、停車時のみロータリー式です。クラッチレバーを手で操作しない自動遠心クラッチなので、一般的なマニュアル車より操作はシンプル。ただし、左足でシフトペダルを操作するため、アクセルを回すだけのスクーターとは乗り方が異なります。
| 比較項目 | ハローキティ50 | ハローキティ110 |
|---|---|---|
| 型式 | 2BH-AA09 | 8BJ-JA59 |
| 排気量 | 49cc | 109cc |
| 最高出力 | 3.7PS/7,500rpm | 8.0PS/7,500rpm |
| 最大トルク | 3.8N・m/5,500rpm | 8.8N・m/5,500rpm |
| 全長×全幅×全高 | 1,860×695×1,040mm | 1,860×705×1,040mm |
| シート高 | 735mm | 738mm |
| 車両重量 | 96kg | 101kg |
| 乗車定員 | 1名 | 2名 |
| WMTCモード燃費 | 69.4km/L | 67.9km/L |
| 燃料タンク容量 | 4.3L | 4.1L |
車体寸法の差は小さく、110は50より幅が10mm広く、シートが3mm高く、重量が5kg重い程度です。足つきや取り回しはかなり近い一方、走りの余裕は別物と考えたほうがいいでしょう。カタログ燃費は50がわずかに優れますが、実燃費は気温、渋滞、積載量、タイヤ空気圧、運転方法、整備状態で変わるため、表の数値は比較の目安です。
ブレーキとホイール装備を比較
見分けやすい違いは足回りです。50は前後17インチのワイヤースポークホイールにチューブ入りタイヤを組み合わせ、前後ともドラムブレーキを採用しています。昔ながらのカブらしい見た目と構造で、整備に慣れた店舗が多い一方、パンク修理では基本的に車輪とチューブを外す作業が必要です。
110はY字スポークのキャストホイールとチューブレスタイヤを採用し、前輪は油圧式ディスクブレーキと1チャンネルABS、後輪はドラムブレーキです。ABSは急制動時に前輪がロックする危険を抑えるための装備で、どの状況でも転倒を防ぐ装置ではありません。それでも雨天や予期しない飛び出しで強くブレーキをかけた場面では、心強い補助になります。
| 装備 | ハローキティ50 | ハローキティ110 |
|---|---|---|
| 前輪ブレーキ | ドラム | 油圧式ディスク・ABS付き |
| 後輪ブレーキ | ドラム | ドラム |
| ホイール | ワイヤースポーク | キャスト |
| タイヤ | チューブタイプ | チューブレス |
新車時の価格差は5万5,000円ですが、110では排気量だけでなく、足回りと制動装備も大きく進化しています。近所を穏やかに走り、伝統的な姿を楽しみたいなら50の構成も魅力的です。一方、通勤で雨の日も走る方や幹線道路を使う方には、私は110の装備差をかなり大きなメリットとして見ます。

必要な免許と交通ルールを比較
購入前に必ず確認したいのが免許です。ハローキティ50は従来型の原付一種なので、原付免許または普通自動車免許以上で運転できます。法定最高速度は30km/hで、道路標識や交差点の条件により二段階右折が必要になり、二人乗りはできません。
ハローキティ110は原付二種なので、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。普通自動車免許だけでは運転できません。クラッチレバーがない自動遠心クラッチ車のためAT小型限定免許で乗れますが、原付免許で乗れる「新基準原付」とは別物です。ハローキティ110は最高出力5.9kWで、新基準原付の上限4.0kWを超えています。新基準原付の正確な区分は、警察庁の案内で確認できます。(出典:警察庁「一般原動機付自転車の車両区分の見直しについて」)
| 比較項目 | ハローキティ50 | ハローキティ110 |
|---|---|---|
| 車両区分 | 原付一種 | 原付二種 |
| 必要な免許 | 原付免許・普通自動車免許など | AT小型限定普通二輪免許以上 |
| 一般道の法定最高速度 | 30km/h | 60km/h |
| 二段階右折 | 道路条件や標識により必要 | 不要 |
| 二人乗り | 不可 | 条件を満たせば可能 |
| 高速道路・自動車専用道路 | 走行不可 | 走行不可 |

110の法定最高速度60km/hは、常に60km/hで走ってよいという意味ではありません。道路標識の規制速度や道路状況に従う必要があります。また、二人乗りは二輪免許を取得してからの期間、車両の乗車定員、同乗者用シートやステップなどの条件を満たすことが前提です。詳しい条件は、スーパーカブの二人乗りに必要な条件も参考にしてください。
免許と交通ルールは自己判断しないでください
法令や道路ごとの規制は変更される可能性があります。正確な情報は警察庁、都道府県警、Hondaの公式サイトをご確認ください。不明点がある場合は、運転免許センターや教習所などの専門窓口へ相談しましょう。
サンリオ・スーパーカブの中古価格

「サンリオのスーパーカブの値段はいくら?」と調べるときは、車両価格と支払総額を分けて見ることが大切です。ここでは2026年8月時点で確認できる掲載例を中心に、50と110の市場を整理します。価格は日々変わるため、あくまで一般的な目安としてご覧ください。

ハローキティ50の中古相場
スーパーカブ ハローキティ50の新車時価格は33万円でした。2026年8月時点の中古車市場の掲載例には、登録済みの中古車だけでなく、走行距離表示のない新車在庫や未使用に近い車両が多く残っています。確認できる掲載例では、車両価格33万円前後、支払総額35万円台を中心に、一部では支払総額が38万円前後になるケースもあります。
つまり、「中古市場にあるから新車時より安い」とは限りません。受注期間が終わった限定車では、未登録在庫に希少性を含めた価格が付くことがあります。一方、実際に使用された個体は走行距離、外装傷、転倒歴、消耗品の状態によって20万円台後半から見つかる可能性もありますが、流通台数が少ないため、数台だけで相場全体を判断しないことが大切です。
| 価格区分 | 目安 | 見方 |
|---|---|---|
| 新車時価格 | 33万円 | 保険・登録などの諸費用を含まない |
| 掲載車両価格 | おおむね20万円台後半~33万円前後 | 新車在庫・中古車で状態差が大きい |
| 新車在庫の支払総額例 | 35万円台~38万円前後 | 地域・自賠責・整備・登録費用で変動 |
掲載価格は売り手の希望価格であり、実際の成約価格や買取額とは異なります。現在の在庫状況は中古車情報サイトや販売店で確認し、見積書では車両価格、納車整備、登録、自賠責、配送、保証を分けて比べましょう。通常のAA09を含む価格の考え方は、スーパーカブ50の中古相場と選び方でも整理しています。
ハローキティ110の中古相場
スーパーカブ ハローキティ 110の新車時価格は38万5,000円です。2026年8月時点の中古車市場の掲載例は新車在庫や低走行車が中心で、車両価格は32万円台の値引き例から38万5,000円前後まで幅があります。多くの掲載例は36万5,000円から38万5,000円付近で、支払総額は39万円台から42万円前後がひとつの目安です。
110は国内年間販売計画が1,000台で、50の300台より多く設定されていました。それでも、法定速度、二段階右折、足回り、安全装備の面で日常利用しやすいため、コレクターだけでなく実際に乗りたい人からも選ばれます。この実需が価格を支える一方、販売店在庫が残っている地域では新車時価格を下回る掲載も見られます。
| 価格区分 | 目安 | 見方 |
|---|---|---|
| 新車時価格 | 38万5,000円 | 保険・登録などの諸費用を含まない |
| 掲載車両価格 | おおむね32万円台~38万5,000円前後 | 値引き在庫・中古車・地域差を含む |
| 主な支払総額例 | 39万円台~42万円前後 | 保証や配送費で上振れする場合がある |
通常のJA59と比較すると、同程度の年式・走行距離なら専用デザイン分が上乗せされやすい傾向です。ただし、価格差がそのまま将来の査定額へ残る保証はありません。JA59全体の相場や型式ごとの違いは、スーパーカブ110の中古相場と型式別の選び方もあわせて確認すると判断しやすいですよ。
値段と買取査定を左右する条件
限定車の査定では、年式と走行距離だけでなく、その車両が本来持っていた専用品が残っているかが重要です。ハローキティ仕様なら、マグナレッドの純正外装、サイドカバー、エンブレム、メーター、50周年記念キー、取扱説明書、スペアキーなどを確認したいところ。外した純正部品が保管されていれば、カスタム車でも評価しやすくなります。

外装では、レッグシールドやリアフェンダーの傷、サイドカバーの割れ、ステッカーの剥がれや退色、赤い塗装の日焼けが見られます。マグナレッドに合わせて部分補修されていても、色味や艶が周囲と違えば査定で見つかることがあります。転倒傷がレバー、ペダル、ミラー、マフラー、ステップに同じ側で集中していないかも確認しましょう。
機関面では、冷間時の始動、アイドリング、異音、オイル漏れ、4段変速の入り方、チェーンとスプロケット、タイヤ、ブレーキ、バッテリーが見られます。50はスポークのさびやチューブタイヤの状態、110は前輪ディスクの摩耗、ABS警告灯、キャストホイールの傷も評価材料です。保管環境と定期整備の記録は、走行距離が少ない車両ほど差が出ます。
「限定車だから高額査定になるはず」と一社の提示額だけで決めるのはおすすめしません。在庫量や販売経路、地域の需要によって買取店の評価は変わります。売却を急いでいないなら、車両を洗って書類と純正部品をそろえ、複数の査定方法を比べてから決めると納得しやすいでしょう。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
限定車は「何を付けたか」より、「元の状態へ戻せるか」が大切です。リアボックスやスクリーンを外す予定があるなら、純正ボルトや部品も車両と一緒に保管しておきましょう。小さな専用品が、数年後には手に入りにくくなるかもしれません。
50と110の選び方と売買の注意点

最後に、どちらを選ぶと後悔しにくいかを利用環境から考えます。価格や希少性だけではなく、保有免許、毎日走る道路、保管場所、売却時の準備まで含めて判断しましょう。
利用環境に合う排気量の選び方
50が合いやすい人

ハローキティ50が合いやすいのは、普通自動車免許の範囲で乗りたい方、近所の買い物や短距離移動が中心の方、そして49ccカブの最終期モデルを手元に残したい方です。国内年間販売計画300台という少なさ、昔ながらのスポークホイール、ドラムブレーキの姿にも、50ならではの価値があります。
一方で、通勤路に流れの速い幹線道路や大きな交差点がある場合、30km/h制限と二段階右折が日々の負担になりやすいです。坂道が多い地域や荷物を頻繁に積む使い方でも、動力性能に物足りなさを感じる可能性があります。購入前に、地図だけでなく実際の時間帯の交通量まで見ておくと安心ですよ。
110が合いやすい人

ハローキティ110が合いやすいのは、小型限定普通二輪免許以上を持ち、通勤・通学・買い物から近距離ツーリングまで一台でこなしたい方です。一般道で交通の流れに合わせやすく、二段階右折が不要で、前輪ディスクブレーキとABSも備えます。専用シートなど必要な装備と免許取得後の条件を満たせば、二人乗りにも対応できます。
車体は50より5kg重いだけなので、取り回しの差は大きくありません。新車時の5万5,000円差と二輪免許の取得負担を受け入れられるなら、実用性は110が一歩上です。ただし、110も125cc以下なので高速道路や自動車専用道路は走れません。遠出では走行可能な一般道を事前に確認してください。
維持費は大差より使い方を見る
カタログ燃費は50が69.4km/L、110が67.9km/Lで、燃料面の差は小さいです。軽自動車税は一般的に50が年額2,000円、110が年額2,400円ですが、制度や税額は変更される可能性があります。自賠責保険や任意保険も契約条件で異なるので、自治体、保険会社、販売店で最新情報を確認しましょう。
維持費を左右しやすいのは、排気量差よりも走行距離、タイヤやチェーンの交換時期、保管環境です。屋外保管で専用外装が退色したり、長期間乗らずにバッテリーや燃料系を傷めたりすると、限定車の価値と実用性の両方を損ねます。あなたは眺めて楽しみたいですか、それとも毎日乗りたいですか。その答えから排気量と保管方法を決めると、選択がぶれにくくなります。
迷ったときの判断軸
希少性と50cc文化を重視するなら50、走行性能・安全装備・交通ルールの自由度を重視するなら110です。普通自動車免許しかなくても、利用範囲が広いならAT小型限定普通二輪免許を取得して110を選ぶ方法まで含めて比べてみましょう。
中古車確認とバイク王査定の活用
中古車を買うときは、まず車体番号と型式を確認します。50は2BH-AA09、110は8BJ-JA59です。赤い通常車へステッカーを追加しただけの車両ではないか、専用メーター、エンブレム、キー、サイドカバーまで写真と実車で照合してください。販売証明書や登録書類の車名・型式も確認すると安心です。
次に、できればエンジンが冷えた状態から始動してもらい、異音、白煙、アイドリングの不安定さ、オイル漏れを見ます。試乗できるなら、全段の変速、直進性、ブレーキ、ハンドルのぶれを確認してください。低走行でも長期展示車はタイヤの硬化、バッテリー低下、さびが出るため、「ほとんど走っていない」という説明だけで判断しないことが大切です。
| 確認箇所 | 購入時の見方 | 売却前の準備 |
|---|---|---|
| 専用外装 | 割れ・傷・退色・補修跡 | 無理な磨きを避け、やさしく洗車 |
| キー・付属品 | 50周年記念キーとスペアの有無 | 取扱説明書や純正部品をそろえる |
| エンジン・変速 | 冷間始動・異音・全段の入り方 | 整備記録と交換履歴を用意 |
| 足回り | タイヤ・ブレーキ・ホイール・さび | 空気圧と安全に関わる不具合を確認 |
| 支払・査定額 | 諸費用を含む総額で比較 | 一社で即決せず条件を比較 |
売却を考え始めたら、店頭の中古販売価格から買取額を逆算しないようにしてください。販売価格には商品化整備、保証、店舗運営、在庫リスクなどが含まれるため、買取額とは開きがあります。まず現在の査定目安を取り、手放す時期や他店との比較材料にする使い方が現実的です。
バイク王の査定を比較材料にする
バイク王はメーカーや車種を問わず査定を受け付けており、公式案内では一部離島を除く無料出張に対応しています。査定料や出張料、対応地域、キャンセル条件は申込前に最新情報を確認してください。提示額に納得できない場合は、その場で急いで契約せず、専用品や純正部品を含めた評価かを聞いてみましょう。
査定額は車両状態、地域、在庫、時期で変わる一般的な目安です。売買契約や費用に関する最終的な判断は、販売店、買取店、整備士などの専門家にご相談ください。名義変更、廃車、自賠責保険の手続きも、引き渡し前に担当者へ確認しておくとトラブルを避けやすくなります。
模型・グッズ・ステッカーの楽しみ方
実車の購入までは考えていない方でも、ハローキティとスーパーカブの世界観は模型や公式ライセンスグッズで楽しめます。2026年4月25日には、カワダから「ハローキティ×HONDA スーパーカブ」のナノブロックが発売されました。品番はNBCC_263、メーカー掲載価格は1,760円で、スーパーカブ50とヘルメット姿のハローキティを組み立てられます。
完成サイズはカブが幅48mm、高さ56mm、奥行84mmで、ピース数は340。実車と同じマグナレッドの雰囲気を机の上で楽しめるので、オーナーの記念品にも、バイクを置けない方のコレクションにも向いています。価格や在庫は店舗で変わるため、カワダの製品情報と販売店の表示を確認してください。(出典:カワダ「ハローキティ×HONDA スーパーカブ」)
このほか、Super Cubとサンリオキャラクターズを組み合わせた耐水・耐光仕様のステッカーや大判ステッカーも展開されています。スマートフォン、工具箱、ヘルメット用ケースなどに貼れば、実車を傷つけずに雰囲気を楽しめます。車体へ貼る場合は、塗装面との相性、貼り直しの可否、経年劣化を確認しましょう。
実車の専用デカールは安易に交換しない
市販ステッカーは気軽に楽しめますが、限定車の純正デカールやエンブレムを剥がすと、元へ戻せず査定に影響する可能性があります。グッズは公式ライセンス表示を確認し、実車の純正意匠とは分けて考えるのがおすすめです。
スーパーカブ・ハローキティに関するよくある質問(FAQ)
- ハローキティ50は普通自動車免許で乗れますか?
-
はい。49ccのハローキティ50は従来型の原付一種なので、原付免許または普通自動車免許以上で運転できます。ただし、法定最高速度30km/h、条件に応じた二段階右折、二人乗り禁止などの原付一種ルールが適用されます。正確な交通ルールは警察庁や都道府県警の公式案内をご確認ください。
- ハローキティ110は車の免許だけで乗れますか?
-
いいえ。ハローキティ110は原付二種で、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。普通自動車免許や原付免許だけでは運転できません。排気量が125cc以下でも最高出力4.0kW以下の新基準原付ではなく、最高出力5.9kWの通常の110ccモデルです。
- ハローキティ110は二人乗りできますか?
-
車両の乗車定員は2名なので、免許取得後の期間や同乗者用装備などの条件を満たせば一般道で二人乗りできます。リアキャリアへ対応するピリオンシートを付ければよいというだけでなく、ステップや取付状態も重要です。購入店や整備士へ適合と安全性を確認してください。
- 50と110は今後さらに値上がりしますか?
-
値上がりを断定することはできません。50は販売計画台数の少なさと49cc最終期という特徴があり、110は実用性の高い限定車として需要があります。ただし、相場は在庫、景気、走行距離、外装状態、専用品の有無で変わります。投資目的だけで買わず、自分が所有して楽しめるかを優先しましょう。
- ハローキティ仕様を新車で買うことはできますか?
-
メーカーの受注期間は2024年11月24日に終了していますが、2026年8月時点でも一部販売店に未登録の新車在庫が掲載されています。在庫は地域と時期で変わり、表示価格に登録費用や自賠責保険が含まれない場合があります。契約前に現車の有無、支払総額、保証開始時期を販売店へ確認してください。
まとめ:利用環境に合う一台を選ぼう
スーパーカブ・ハローキティ仕様は、通常車の実用性に、ハローキティ50周年の専用デザインと所有する楽しさを加えたモデルです。どちらも魅力的ですが、見た目だけで50と110を選ぶと、免許や交通ルールの違いが大きな壁になります。
- 50は49cc・3.7PSで、普通自動車免許でも運転可能
- 110は109cc・8.0PSで、AT小型限定普通二輪免許以上が必要
- 50は前後ドラムとスポーク、110は前輪ディスクABSとキャストを採用
- 新車時価格は50が33万円、110が38万5,000円
- 2026年8月時点では未登録在庫も多く、車両価格と支払総額の区別が重要
- 査定では専用キー、外装、エンブレム、純正部品、整備記録が評価材料
近所で穏やかに楽しみ、50ccカブの歴史を残したいなら50。通勤や街乗りで交通の流れに乗り、安全装備も重視するなら110が有力です。あなたの保有免許と普段走る道を思い浮かべて、無理なく乗り続けられる一台を選んでください。

中古価格、税金、保険、交通ルールは変わる可能性があります。正確な情報はHonda、警察、自治体、保険会社などの公式サイトをご確認ください。購入・売却・整備に関する最終的な判断は、販売店、査定士、整備士、保険の専門家へ相談することをおすすめします。
