「このままでは、あなたのCB125Rのリアフェンダーが削れ飛びますよ?」……少し脅かすような言い方をしてしまいましたが、これは決して大袈裟な話ではありません。
洗練されたショートテールを持つCB125Rに、知識なく適当な汎用バッグをぶら下げた結果、タイヤに巻き込まれてバッグはおろか車体まで破損させてしまう事故が後を絶たないからです。
せっかくの愛車を傷物にする前に、そして何よりあなた自身の安全を守るために、正しい積載の知識を身につける必要があります。
こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。
ネオスポーツカフェの凝縮感あるデザインが最高にクールなCB125Rですが、いざ「ツーリングに行きたい」「キャンプ道具を積みたい」と思った瞬間、その積載性のなさに絶望したことはありませんか?
純正の美しいスタイルを崩したくない、でも荷物は積みたい。そんな二律背反な悩みを抱えるオーナーのために、今回はJC79型・JC91型の違いから、失敗しないサイドバッグサポート選び、そして最強のキャリアシステム構築まで、私の経験とリサーチの全てを注ぎ込んで解説します。
- JC79型とJC91型の違いによるパーツ適合の落とし穴
- スタイルを崩さない専用サイドバッグサポートの選び方と構造的メリット
- キャンプツーリングも可能にするリアキャリアの活用法と耐荷重の真実
- マフラーの熱対策や走行時の安全性を確保するための具体的プロトコル
CB125Rのサイドバッグ装着と基礎知識

CB125Rのリア周りは、マスの集中化を徹底した結果、デザイン優先で設計されています。これはスポーツバイクとしては正義ですが、ツアラーとしては「欠陥」とも言えるほどの積載スペースのなさを招いています。無理やりバッグを固定しようとすれば、それは物理法則への挑戦となり、必ず手痛いしっぺ返しを食らうことになります。まずは安全かつスマートに積載するための基礎知識と、必須となる「サイドバッグサポート」について、工学的な視点も交えながら深掘りしていきましょう。
JC79とJC91の型式適合をチェック
「CB125R用のパーツを買ったのに付かない!」
ネット通販のレビュー欄で、このような悲痛な叫びを目にしたことはありませんか?その原因の9割は、この「型式確認」を怠ったことにあります。CB125Rは2018年の登場以来、見た目こそ大きな変化はありませんが、中身は別物と言えるほどのモデルチェンジを経ています。
エンジンの違いがもたらすフレームへの影響
まず、2018年から2020年モデルまでの初期型である「JC79型」。こちらはSOHC 2バルブエンジンを搭載しており、低回転からのトルク感が特徴です。対して、2021年以降のモデルである「JC91型」は、DOHC 4バルブエンジンへと換装され、高回転域での伸びが強化されました。さらにJC91型では、フロントフォークにSHOWA製のSFF-BP(セパレート・ファンクション・フロントフォーク・ビッグピストン)が採用されるなど、足回りも大幅に進化しています。
ここで重要なのは、「エンジンが変われば、それを支えるフレームや補器類のレイアウトも微妙に変わる」という事実です。特にマフラーの取り回しや、ステップホルダー周辺の形状、リアフレームの溶接位置などが変更されている場合があり、これがサイドバッグサポートやリアキャリアの取り付けボルト位置に直結します。「数ミリのズレ」であっても、金属パーツの世界では「装着不可能」を意味します。
車台番号での確実な識別方法
外見だけで判断するのは危険です。必ず車検証(軽自動車届出済証)や自賠責保険証に記載されている「車台番号」を確認してください。
- JC79-100xxxx… ならJC79型
- JC91-100xxxx… ならJC91型
特にJC91型専用として設計されたパーツ(例えばSP武川製の最新サポートなど)は、JC91-1000001以降のフレーム番号に対して明確に適合が謳われています。これをJC79型に無理やり付けようとすると、ボルト穴をドリルで拡張したり、ステーを曲げたりといった高度な加工が必要になるだけでなく、強度が低下して破損の原因にもなります。「たぶん付くだろう」という楽観的な予測は捨て、適合表と自分の車台番号を照らし合わせることが、カスタムの第一歩です。
専用のサイドバッグサポートが必要
「たまにしか使わないから、汎用のバッグをシートにベルトで括り付けるだけでいいや」と考えているなら、今すぐその考えを改めてください。CB125Rにおいて、サイドバッグサポート無しでのバッグ運用は、ロシアンルーレットのようなものです。
ショートテールデザインの物理的リスク
CB125Rのリアカウルは、極限まで短く、そして後端に向かって鋭く絞り込まれています。一般的なネイキッドバイクのように、サイドバッグが寄りかかるための平らな側面パネルが存在しません。この状態でバッグを吊り下げるとどうなるか。走行風や路面のギャップによる振動で、バッグは容易に「車体の内側」へと入り込んでいきます。
巻き込み事故のメカニズム
内側に入り込んだバッグを待ち受けているのは、高速で回転するリアタイヤと、駆動力を伝えるチェーン、そして上下に激しく動くリアサスペンションです。これらにバッグのベルトや本体が接触すれば、一瞬で生地が引き裂かれ、中身を道路にぶちまけることになります。最悪の場合、バッグがホイールに絡まってリアタイヤがロックし、転倒事故を引き起こす可能性さえあります。
サポートは「荷物掛け」ではなく「ガードレール」
そこで必須となるのがサイドバッグサポート(サドルバッグステー)です。多くの人が「バッグを吊るすための棒」と考えていますが、その本質は「物理的な障壁(バリア)」です。サポートが車体とバッグの間に割り込むことで、どんなに風が吹こうが、段差を乗り越えようが、バッグがタイヤ側に侵入するのを物理的に阻止します。つまり、サイドバッグサポートはドレスアップパーツではなく、ヘルメットやプロテクターと同じ「安全装備」なのです。
SP武川製サポートの機能と拡張性
数あるメーカーの中でも、私が個人的に最も設計思想が優れていると感じるのが、SP武川(スペシャルパーツ武川)のサイドバッグサポートです。単に「バッグが付く」だけでなく、その後の拡張性まで見据えたシステム設計がなされている点が秀逸です。
「3WAYブラケット」という発明
この製品の核となるのが、付属の「3WAYブラケット」です。通常、サポートを取り付けると、そのボルト穴は塞がってしまい、リアキャリアなどを追加するのが難しくなります。しかし、SP武川はこのブラケットを介することで、以下の3つのパターンを実現可能にしました。
- サイドバッグサポート単独装着
- リアキャリアやグラブバーとの同時装着(共締め)
- 将来的な構成変更への対応
つまり、「とりあえずサイドバッグだけ付けたいけど、将来的にはキャリアも付けてキャンプ仕様にするかもしれない」というCB125Rオーナーの揺れ動くニーズに、一つのパーツで完璧に応えられるのです。
1.0kg制限の真意を読む
スペック表を見ると「許容積載重量:1.0kg以下」という記述があり、「たった1kgしか積めないの?」と不安になるかもしれません。しかし、これを額面通りに受け取る必要はありません。この数値は、あくまで「サポート単体が、片持ち梁(カンチレバー)構造として耐えられる動的荷重の限界」を示しているに過ぎないからです。
サイドバッグの構造を思い出してください。バッグの重量の大部分を支えているのは、左右のバッグを繋いでシートの上に乗せている「接続ベルト」です。サポートはあくまで「横揺れ防止」と「巻き込み防止」のために横から支えているだけなので、バッグの中に数キロの荷物が入っていても、サポート自体にかかる垂直荷重はそれほど大きくありません。常識的なツーリングの荷物(着替え、カッパ、小物類)であれば、全く問題なく機能します。
適合情報の信頼性について
SP武川の製品は適合確認が厳格に行われています。特にJC91型への適合については、メーカー公式サイトで明確な車台番号範囲(JC91-1000001〜)と共に公開されています。確実な取り付けを保証するためにも、以下の一次情報を必ず参照してください。
(出典:スペシャルパーツ武川『サイドバッグサポートセット』)
キジマ製は物理的に巻き込みを防止
機能美を追求する武川に対し、質実剛健な「防御力」を最優先しているのがキジマ(KIJIMA)の製品です。バイク用品の老舗として長年培ってきたノウハウが、その形状に現れています。
幾何学的防護構造による安心感
キジマ製サポートの特徴は、その「面積」にあります。縦方向に長く、後方までしっかりとパイプが伸びているため、バッグと車体の間に巨大な空間(クリアランス)を強制的に作り出します。これはまるで、タイヤの横に設置されたガードレールのようです。
例えば、ツーリング中に予期せぬギャップを踏んで車体が大きく跳ねたとします。柔らかいソフトバッグは慣性で激しく上下左右に暴れますが、キジマのサポートがあれば、バッグがどれだけ変形しても、その裏側には常に鉄のパイプが存在します。アクスルシャフトのナットや、ブレーキキャリパーといった突起物への接触を完全にシャットアウトしてくれるのです。
大型バッグユーザーへの推奨
この「面の広さ」は、大型のサイドバッグを使用する際に特に有効です。キャンプツーリングなどで容量20Lクラスの大きな振り分けバッグを使う場合、バッグ自体が垂れ下がりやすくなりますが、キジマのサポートなら底面近くまでしっかりと受け止めてくれます。「大は小を兼ねる」の精神で、とにかく安全マージンを大きくとりたいライダーには、この堅牢な作りが頼もしく感じるはずです。
右側のマフラー干渉と熱対策の重要性
CB125Rでサイドバッグ運用を考える際、避けて通れない最大の難関。それが「右側マフラー問題」です。ここを見落とすと、楽しいツーリングが火災事故という悪夢に変わる可能性があります。
ショートマフラーと排気熱の脅威
CB125Rはマスの集中化のために、エンジンの真下あたりで排気口が終わるショートマフラーを採用しています(純正の場合)。この排気口の位置が、サイドバッグを装着した際の底面位置と、恐ろしいほどに近いのです。走行中の排ガスは数百℃に達することもあり、直接触れなくても、熱風が当たり続けるだけで化学繊維は容易に溶解します。
「右側取り付け不可」の警告
多くのサイドバッグサポートの説明書に、「純正マフラー以外のカスタムマフラー装着車には、右側取り付け不可」という警告文が記載されています。社外マフラーは純正よりもアップタイプ(跳ね上げ形状)であったり、管長が長くて後方に突き出していたりするため、バッグとの干渉リスクが格段に高まるからです。メーカーとしても、「どんなマフラーが付いているか分からない以上、右側の安全性は保証できない」というのが本音でしょう。
賢明なライダーの選択肢:片側運用
ではどうすればいいのか。私の推奨する解決策は、潔く「左側のみの片側運用(シングルサイドバッグ)」にすることです。これならマフラー熱のリスクはゼロになりますし、CB125Rの右側面の特徴的なスイングアームやマフラーのデザインを隠さずに済みます。どうしても容量が必要で右側にも付けたい場合は、以下の対策を徹底してください。
- マフラー排気口からバッグ底面まで、最低でも10cm以上の空間を確保する。
- バッグの底面に、アルミガラスクロスなどの「耐熱保護シート」を貼り付ける。
- 荷物を詰め込みすぎてバッグが垂れ下がらないよう、内部に底板を入れる。
それでも、信号待ちなどで停車している間は熱がこもりやすいため、常に焦げ臭くないか気を配る必要があります。
CB125Rのサイドバッグとキャリア拡張

「サイドバッグだけじゃ、キャンプ道具が全部入りきらない!」「そもそもサイドバッグが垂れ下がるのを防ぎたい」。そんな時に役立つのがリアキャリアです。CB125Rにおいてリアキャリアは、単なる荷物置き場以上の意味を持ちます。それは、積載システム全体を支える「バックボーン(背骨)」となるのです。
リアキャリア併用で積載量を増やす
CB125Rのリアシートを見てください。申し訳程度ついている小さな三角形の座面。しかも、デザインのために後ろ下がりに傾斜しています。この上に大きめのシートバッグを積もうとすると、固定ベルトを締めた瞬間にバッグが前方にズレてきたり、左右にグラグラと不安定になったりします。これでは安心してコーナリングもできません。
フラットな「基地」を作る
リアキャリアを導入する最大のメリットは、車体後部に「完全な水平面」を作り出せることです。キャリアとリアシートの座面がフラットに繋がることで、大型のキャンプ用シートバッグ(50L〜70Lクラス)であっても、底面全体で荷重を受け止めることが可能になります。
固定ポイントの増設
また、CB125Rは荷掛けフックが極端に少ないバイクですが、キャリアのパイプフレームそのものが最強のフックポイントになります。ツーリングネットのフックを掛けたり、ロープを通したりする場所が無数に増えるため、パッキングの自由度が飛躍的に向上します。サイドバッグとシートバッグを連結させる際も、キャリアを介して固定することで、全体が一つの塊(システム)として安定するのです。
エンデュランス製はキャンプに最強
もしあなたが、「CB125Rで日本一周をしたい」あるいは「薪ストーブを持って冬キャンプに行きたい」といったハードな積載を想定しているなら、選ぶべきキャリアはエンデュランス(ENDURANCE)一択です。他の選択肢を考える必要はありません。
規格外の「耐荷重8kg」
一般的な125ccクラスのリアキャリアの耐荷重は、せいぜい3kg〜5kg程度です。これは、トップケースにヘルメットとレインウェアを入れたらリミットという数値です。しかし、エンデュランス製キャリア(EI800K0AA1)は、公称値で「8kg」という驚異的なスペックを叩き出しています。
この「8kg」という数字は、メーカーが安全マージンをたっぷりとった上での数値であり、実際の構造的な強さはそれ以上を感じさせます。メインパイプにはΦ22mmという、一般的なハンドルバーと同じ太さの鋼管が使われており、それをトラス構造(三角形を組み合わせた構造)で溶接することで、フレームの一部のような剛性を実現しています。
| メーカー | 耐荷重 | 特徴と推奨ユーザー |
|---|---|---|
| エンデュランス | 8kg | キャンプ道具満載のホムセン箱も積める最強強度。タンデムグリップ付きで取り回しも楽。ガチ旅派向け。 |
| SP武川 | 4kg | 同社製サイドバッグサポートとの完全な同時装着(システム化)が可能。バランス重視派向け。 |
| デイトナ | 3kg | デザイン重視。アルミプレートで軽量。日帰りツーリングやスタイリング重視派向け。 |
タンデムグリップという副産物
このキャリアのもう一つの美点は、キャリアの前部が持ちやすい「タンデムグリップ」の形状になっていることです。荷物を満載したCB125Rは重心が高くなり、駐輪場での取り回しでグラっときやすくなります。そんな時、ガッシリと掴めるパイプがあるだけで、転倒リスクを大幅に減らすことができます。ソロツーリングであっても、このグリップはライダーを助ける重要な機能パーツとなるのです。
デイトナ製キャリアはデザイン重視
「自分はキャンプなんてしないし、ゴツいパイプのキャリアはCB125Rの美観を損ねるから嫌だ」
そんな美的センスの鋭いあなたには、デイトナの「マルチウイングキャリア」が刺さるはずです。
アルミトッププレートの高級感
デイトナのキャリアは、荷物を載せる天板部分に、軽量なアルミ素材(A5052材)を採用しています。それを黒色電着塗装で仕上げており、鉄パイプを曲げただけのキャリアとは一線を画す、純正パーツのような一体感を持っています。キャリア単体で見た時のカッコよさは、間違いなくナンバーワンでしょう。
軽量化とスポーツ性能の両立
耐荷重は3kgと控えめですが、GIVIの小型トップケース(30Lクラス)や、日帰りサイズのお土産用シートバッグを積むには十分なスペックです。何よりキャリア自体が軽量なので、重心の高い位置に重量物を付けたくない、CB125Rのヒラヒラとした軽快なハンドリングを殺したくないというスポーツ派のライダーにとっては、「走りを邪魔しない積載」を実現できる最良の選択肢となります。
汎用バッグや高機能な専用品の選定
ハードウェア(サポートとキャリア)の選定が終われば、最後はソフトウェア(バッグ本体)選びです。ここでも「安物買いの銭失い」にならないよう、機能性と安全性を基準に選ぶ必要があります。
SW-MOTECH PRO BLAZE:空力と機能の頂点
予算に余裕があるなら、ドイツのSW-MOTECH(エスダブリュー・モテック)が展開する「PRO BLAZEサドルバッグセット」をご検討ください。これはCB125R専用設計のサポートアームとバッグがセットになった製品です。
最大の特徴は、独自の着脱システムです。ツーリングに行く時だけ専用のアームをカチッと差し込み、帰ってきたらバッグごとアームを引き抜くことができます。つまり、普段街乗りをする時は、余計なステーが一切ない「完全な純正スタイル」に戻せるのです。バッグ自体もセミハード素材で、高速走行でも変形しない空力特性を持っています。高価ですが、満足度は間違いなく最高峰です。
汎用バッグとドッペルギャンガーの装着ノウハウ
コストパフォーマンスを重視するなら、ドッペルギャンガーなどのターポリン製防水バッグが優秀です。ただし、汎用品ゆえに装着には工夫が必要です。
- ベルトの処理: 余った固定ベルトが風で煽られ、チェーンやホイールに巻き込まれる事故が多いです。「ウェブドミネーター」などの整理グッズを使うか、結束バンドでガチガチに固定して、絶対にブラブラさせないようにしてください。
- マフラーとの距離: 前述の通り、右側に装着する場合はマフラーとのクリアランス確認を。空荷の状態だけでなく、荷物を入れてサスペンションが沈み込んだ状態でも接触しないか確認が必要です。
GIVIタンクロックで手元収納を確保
最後に、忘れがちなのが「財布やスマホをどこに入れるか」問題です。CB125Rのタンクは樹脂カバーで覆われているため、昔ながらのマグネット式タンクバッグはくっつきません。
そこで活躍するのが「GIVI タンクロック」システムです。給油口のボルトを使って専用のアタッチメント(BF41等)を固定し、バッグを機械的にロックします。タンクに一切触れないので傷がつかず、ガソリンを入れる時もワンタッチで外せます。重い工具やディスクロックなどをタンクバッグに入れれば、マスの集中化にも貢献し、ハンドリングへの悪影響を最小限に抑えられます。
CB125Rのサイドバッグ導入に関するよくある質問(Q&A)

- 雨の日のツーリングでも中身は濡れませんか?
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多くのサイドバッグはナイロン製で「撥水」程度であることが多く、長時間雨に打たれると浸水します。必ず付属のレインカバーを装着するか、ドッペルギャンガー製品のような「ターポリン素材(完全防水)」のバッグを選びましょう。電子機器はジップロック等に入れてからバッグに入れるのが鉄則です。
- サイドバッグを付けても二人乗り(タンデム)はできますか?
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構造上は可能ですが、バッグの厚みによってはパッセンジャー(後ろに乗る人)のふくらはぎにバッグが当たることがあります。CB125Rはもともとタンデムステップの位置が高くシートも狭いので、大型バッグを付けると快適性は下がると考えておいた方が無難です。
- 純正のヘルメットホルダーはそのまま使えますか?
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残念ながら、左側にサイドバッグを装着すると純正ヘルメットホルダーはバッグの裏に隠れてしまい、ほぼ使用不可能になります。キジマ等の「ヘルメットロックリロケーションステー」で場所を移動させるか、リアキャリアにダイヤル式のワイヤーロックを通して固定するのが解決策です。
- バッグは付けっぱなしで駐車しても防犯上大丈夫ですか?
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ソフトバッグはカッターナイフ一本で切れてしまうため、防犯性はゼロに等しいです。休憩中も貴重品は必ず持ち歩き、宿泊時はバッグごと取り外してホテルに持ち込むことを強くおすすめします。SW-MOTECHやC-Bowのようなワンタッチ着脱システムが便利なのはこのためです。
CB125Rのサイドバッグシステムまとめ
CB125Rの積載問題を解決するための道のりは、決して平坦ではありません。しかし、正しい知識と適切なパーツ選びさえできれば、このネオスポーツカフェは、街乗りマシンから「どこへでも行けるグランドツアラー」へと進化するポテンシャルを秘めています。
- まずは型式確認: JC79かJC91か、車台番号で適合を100%確実にする。
- システムで揃えるなら: SP武川のサポート+キャリアで、将来的な拡張性を確保する。
- 重積載・キャンプなら: エンデュランスの「8kg」キャリアを軸に、最強の積載基地を作る。
- デザイン重視なら: SW-MOTECHやデイトナで、走りと美しさを両立させる。
これらを組み合わせることで、あなたのCB125Rライフはより豊かに、より遠くへと広がっていくでしょう。さあ、積載の悩みを解決して、新しい景色を探しに出かけましょう!
※本記事の情報は執筆時点の一般的なデータおよび公開情報に基づいています。パーツの適合や価格、取り付け作業については、必ず各メーカーの公式サイトや取扱説明書をご確認の上、ご自身の責任において行ってください。少しでも不安がある場合は、無理をせずプロのショップへ相談することをおすすめします。
