こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
クロスカブにサイドバッグを付けたいけれど、「どの容量が使いやすい?」「サポートはJA45とJA60で共通?」「右側はマフラーに当たらない?」と迷っていませんか。
バッグの見た目が気に入っても、取り付けられなかったり、荷物を入れるとタイヤに近づいたりしたら困りますよね。
私が選ぶときに重視するのは、サポートの適合、荷物を入れた状態の干渉、バッグと取付部の重量制限の三つです。
サイドバッグは荷物を低い位置に分けて積める一方、固定が不十分だと巻き込みや熱による破損につながるため、この順番で条件を絞ると選びやすくなります。
この記事では、純正・キジマ・デイトナ・AMBOOTのバッグから、サイドバッグステー、施錠できるサイドボックスまで、あなたの使い方に合う選び方を整理します。
- 型式と左右の装着条件に合うサポートの選び方
- 純正・社外バッグの容量と防水仕様の違い
- 具体的なおすすめ商品と購入前の確認事項
- サイドボックスの特徴と積載制限の考え方
クロスカブのサイドバッグ選び

最初に、バッグを選ぶ前に押さえたい車体側の条件を確認しましょう。
容量だけで決めず、型式、固定方法、熱やタイヤとの距離まで順番に見ていくのがポイントです。
型式と左右のサポート適合を確認
クロスカブのサイドバッグサポートは、車名だけでなく型式と車台番号の範囲まで合わせて選んでください。
同じ110ccでも、初代JA10とJA45・JA60では取り付け条件が異なるため、「クロスカブ用」という商品名だけでは判断できません。
| 車種 | 主な型式 | 確認すること |
|---|---|---|
| 初代クロスカブ110 | JA10 | JA10を明記した専用品か確認 |
| クロスカブ110 | JA45・JA60 | 両型式に対応する製品でも年式・併用条件を確認 |
| クロスカブ50 | AA06 | 110用からの流用を自己判断せず適合表で確認 |
| クロスカブ110 Lite | JA79 | Lite・JA79への対応を明記した製品を選択 |
特にLiteは、通常のJA60と分けて扱いたいモデルで、Hondaの公表型式は8BH-JA79です。
キジマやエンデュランスなどにはJA79まで適合を案内する製品がありますが、骨格が似ていることとメーカーが装着を確認していることは別ですよ。
左右は、バイクにまたがった状態を基準に読み、片側用と左右セットの違いも注文前に見ておきましょう。
社外マフラー、リアショック、キャリアを付けている場合は、同じボルトに部品を重ねて固定できるかという確認も必要になります。
型式の確認先は、Hondaのクロスカブ110 Lite主要諸元と、各サポートメーカーの適合表です。
型式ごとの違いや社外パーツとの併用を詳しく確認したい方は、クロスカブ用サイドバッグサポートの適合と選び方も参考にしてください。
容量・耐荷重・防水性の選び方
容量は「入れたい物のかさ」、耐荷重は「入れてよい重さ」と考えると分かりやすいです。
大きなバッグを買っても、サポートや車体側の取り付け場所が重さに対応していなければ、入るだけ詰めることはできません。
| 容量 | 想定する荷物 | 選ぶ際の注意 |
|---|---|---|
| 5L前後 | 手袋、小物、薄手の雨具 | 厚手の雨具や靴は実物で収納確認 |
| 10〜13L前後 | 雨具、着替え、日帰り用の小物 | 本体寸法と重さのバランスを重視 |
| 16L前後以上 | かさばる衣類や軽いキャンプ用品 | ウインカー、乗降、同乗者の足元を確認 |
上の収納例は一般的な目安で、同じ容量でも口の形や内袋の有無によって使える空間は変わります。
防水性は、外装の素材名よりもどの部分で水を止める仕組みかを見ると比較しやすくなります。
防水インナー付きなら内袋で荷物を守り、レインカバー式なら雨の前に外側へカバーを掛けて対応する、という違いです。
生地に水が染みにくいことと、縫い目や開口部からも水が入らないことは別なので、「防水」という表示だけで完全に安心しないようにしたいですね。
比較する順番は、必要容量→外寸→バッグの重さ→固定部の上限です。
価格や寸法などの掲載数値はメーカー公表値を中心とした比較用の目安で、実売価格や実際の収納量、装着状態は異なります。
タイヤ・マフラーとの干渉対策
サイドバッグには、車種に適合する巻き込み防止サポートを用意し、上側の固定と下側の振れ止めをそれぞれ確実に行いましょう。
サポートにはバッグが内側へ倒れ込むのを防ぐ役割がありますが、すべての製品がバッグの重さを直接つり下げて支える構造とは限りません。
例えばキジマ210-491・210-493の説明書でも、バッグを固定するための部品とは区別されているため、指定された車体側の固定場所を使う必要があります。
また、余ったベルトが後輪やチェーン付近に垂れないよう処理し、ウインカーにベルトを掛けて固定しないことも徹底してください。
右側はマフラーとの距離が重要で、デイトナDHS-5では荷物を入れた状態で50mm以上の隙間を確保する指定があります。
これはDHS-5の使用条件であり、ほかの商品も一律に同じ距離でよいという意味ではなく、各製品の説明書に従うのが基本です。
停車中に当たらなくても、荷物のふくらみや振動、サスペンションの動きで近づくことがあるため、空のバッグだけで確認を終えないようにしましょう。
左側はヘルメットホルダー、両側では同乗者の足元や乗り降りの動作も確認し、低く付けすぎてカーブでバッグを擦らない位置に調整してください。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
私なら、普段運ぶ荷物を入れてからバッグを前後左右に動かし、ベルトが緩んだときにどこへ近づくかまで確認します。
「今は当たっていない」から一歩進めて、動いても危険な場所に届かない固定を目指したいですね。
固定方法の注意点は、キジマのサポート取扱説明書とデイトナDHS-5の取扱説明書でも確認できます。(出典:キジマ『バッグサポート210-491/210-493取扱説明書』)(出典:デイトナ『防水サドルバッグ97092取扱説明書』)
クロスカブ用サイドバッグおすすめ

ここからは、街乗り向けの純正、雨への備えを重視するモデル、外観を楽しめるモデルを比較します。
先に候補を絞るなら、少量の荷物には純正、雨天の日帰りにはWP02、合皮の見た目を重視するならDHS-5やAMBOOTが検討しやすいですよ。
純正サイドバッグの容量と注意点

ホンダ純正サドルバッグ08L74-K26-M50は、車体となじむ小さなバッグを探している人に向く候補です。
容量は約5L、許容積載量は1kgで、外寸は幅約265×高さ約265×マチ約140mmとなっています。
雨具の厚みや小物の量によって収納できる物は変わりますが、日常の持ち物をまとめ、リアキャリアを別の荷物に使いたい場面に合います。
防水インナーバッグと持ち手が付き、樹脂バックルで着脱できるため、駐輪後に荷物を持ち運びたい使い方にも便利な構成です。
ただし、完全防水ではなく、クロスカブ110で装着すると二人乗りできないという条件があります。
| 部品 | 品番 | 税込参考価格 |
|---|---|---|
| サドルバッグ | 08L74-K26-M50 | 12,947円 |
| サドルバッグサポート・片側分 | 08L00-K4K-J30 | 9,900円 |
| サドルバッグサポートメンバー | 08L02-K4K-J30 | 10,890円 |
| 片側装着の部品代合計 | 上記3点 | 33,737円・工賃別 |
価格は2026年11月3日時点でHondaGOに掲載されている参考値で、販売店の見積もりや価格改定により変わります。
見落としたくないのは、バッグとサポートだけでなく、サポートメンバーも必要という点です。
左右に付ける場合はバッグとサポートの必要数も増えるため、片側の合計をそのまま両側の総額と考えないようにしましょう。
対応する車台番号と必要数は、HondaGOのクロスカブ110用純正アクセサリー一覧で確認し、販売店に一式で見積もってもらうと確実です。(出典:Honda『クロスカブ110・2026年モデル 純正アクセサリー一覧』)
キジマWP02とデイトナDHS-5を比較
雨天走行を考えて選ぶなら、キジマK3のWP02とデイトナ・ヘンリービギンズのDHS-5を比較すると、それぞれの得意分野が見えてきます。
どちらも防水インナーを使う方式ですが、外観、バッグの重さ、荷物の重量上限には違いがあります。
| 項目 | キジマK3 WP02 | デイトナDHS-5 |
|---|---|---|
| 品番 | ZK3-10009B・ZK3-10009G | 97092 |
| 容量 | 13L | 12L |
| 幅×高さ×奥行 | 330×290×130mm | 360×270×120mm |
| 本体重量 | 約1.1kg | 付属品込み約2kg |
| バッグの荷物上限 | 最大収納重量2.2kg | 最大積載重量5kg |
| 雨への対応 | 防水インナーを使用 | 防水インナーを使用・完全防水ではない |
| 税込参考価格 | 10,450円 | 22,550円 |

WP02はターポリンを使った外観で、黒とオリーブグリーンから選べるため、クロスカブの道具らしい雰囲気に合わせやすいモデルです。
荷物を入れたインナーを取り出せる構成なので、外側のバッグと中の荷物を分けて扱いたい人にも向いています。

DHS-5は合皮の落ち着いた見た目が魅力で、街中でも主張しすぎないバッグを選びたい人の候補になります。
ただしバッグ単体で約2kgあるため、サポートがバッグ込み5kgまでなら、内容物を5kg入れられるわけではありません。
その条件での単純計算では内容物は約3kg以下となり、さらに車体や固定場所に小さい上限があれば、その条件にも合わせる必要があります。
デイトナ99863・99864は推奨サドルバッグサイズが10L以下です。
同じメーカーだからといって12LのDHS-5と自動的に適合するわけではなく、13LのWP02も含め、サポート側の条件に合う組み合わせを確認してください。
16LのキジマWP04も選択肢になりますが、横幅が430mmとなるため、容量を増やす前にウインカーや同乗者との位置関係を確認したいところです。
私は、軽い衣類や雨具中心ならWP02、見た目を重視しつつバッグの重さも管理できるならDHS-5、という順番で検討します。
仕様はキジマK3 WPシリーズ公式ページとデイトナDHS-5公式ページをご確認ください。
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AMBOOTの特徴と防水対策

AMBOOTのAB-SB01は、やわらかな色使いや、ランドセルを思わせる留め金のデザインを楽しみたい人に向くバッグです。
容量は約10L、幅370×高さ300×奥行110mm、本体重量は約1.4kgで、メーカーの目安価格は税込14,762円となっています。
持ち手や内側のポケットがあり、雨具と小物を分けたい日常使いでも検討しやすい大きさです。
ただし、メーカーはマフラーとの接触を避けるため左側への装着を案内しているので、左右共用の感覚で右側用として購入しないようにしてください。
装着には市販のバッグサポートが必要で、上側のベルトと下側のコードを使い、走行中にふらつかないよう固定する方式です。
背面の帯へサポートを差し込む構造もありますが、サポートの形によって使えないため、帯を無理に引っ張って合わせる方法は避けましょう。
雨への備えは付属のレインカバーが基本で、カバーを付けても浸水する場合があるという点まで理解して選ぶと、購入後のギャップを減らせます。
財布や濡らしたくない物は別の防水袋へ入れ、雨の後はバッグとカバーを乾かしてから保管する使い方がよいですね。
色ごとの生産・在庫状況は変わるため、欲しい色の販売状況と仕様は大久保製作所のAB-SB01公式ページで確認してください。
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クロスカブのサイドバッグサポート

次は、バッグの巻き込みを防ぐサイドバッグサポートを比較します。
「サイドバッグステー」という名前で販売される場合もありますが、名前よりも固定方法、左右の構成、荷物を支える条件を確認しましょう。
キジマとデイトナのステーを比較
キジマとデイトナは、片側だけ付けるか、左右をそろえるかを考えながら比較しやすいメーカーです。
キジマは210-491が黒の左右セット、210-493がメッキの左右セットで、対応型式は最新の説明書にて確認できます。

デイトナは99863が左側、99864が右側なので、左右を一度にそろえる場合は両方が必要になります。

| 商品 | 構成・参考価格 | 購入前のポイント |
|---|---|---|
| キジマ210-491 | 黒・左右セット | 巻き込み防止用と荷重を受ける固定箇所を区別 |
| キジマ210-493 | メッキ・左右セット | 外観とほかの装着部品との併用を確認 |
| デイトナ99863 | 左側・税込8,800円 | 推奨10L以下・ヘルメットホルダーとの関係を確認 |
| デイトナ99864 | 右側・税込8,800円 | 推奨10L以下・マフラーとの隙間を確認 |
キジマ210-491・210-493は、現在の説明書にJA45・JA60・AA06・JA79などの適合が明記されています。
一方、デイトナは商品ページの年式表記と車種別案内を照合し、JA60や装着済みキャリアとの組み合わせまで確認してから注文したいところです。
左側にバッグを付けると純正ヘルメットホルダーを使いにくくなる場合があるため、普段そこでヘルメットを保管しているなら、移設方法も含めて考えておくと便利です。
移設先の候補やサイドバッグとの位置関係は、クロスカブのヘルメットホルダー選びと干渉対策で詳しく解説しています。
また、フレームが太い、大きく張り出しているという見た目だけで「重い荷物にも使える」と判断するのは避けてください。
サポート、つり下げるベルト、車体の固定箇所はそれぞれ役割が異なり、巻き込み防止性能が高くても積載重量が増えるとは限りません。
デイトナの条件は99863左側サポートの公式仕様で確認できます。
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武川・エンデュランス・DRCを比較
バッグの重量管理、同乗者の足元、アップマフラーへの対応を重視するなら、SP武川、エンデュランス、DRCも候補になります。
この三つは得意な使い方が異なるため、単純な価格順よりも、あなたの車体で何を両立したいかで選ぶとよいですよ。
| メーカー・品番 | 税込参考価格 | 特徴と注意点 |
|---|---|---|
| SP武川・左09-11-0319/右09-11-0320 | 各13,200円 | 公式掲載の許容積載量は5kg・バッグによって同乗者と干渉 |
| エンデュランス・EM807CR1A1 | 片側9,900円 | 左右共用・バッグ総重量は左右各5kgまで |
| DRC・D60-01-002 | 左右セット17,600円 | アップ/ダウンマフラー用の取付位置を設定 |

SP武川はタンデムステップを使える設計ですが、装着するバッグや位置によって同乗者に干渉する場合があります。
また、販売ページには1.5kgという記載も残っているため、手元の説明書とメーカーの案内が違う場合は、自己判断で上限を増やさず確認してください。
ここでは現在のメーカー公式掲載値を比較用に示していますが、バッグ側や取り付け箇所の条件も満たす必要があります。
右側用はアップマフラーやリアショック取付部を使う一部のマフラーと併用できないため、武川製品同士でも組み合わせの確認は省けません。

エンデュランスは片側分を左右どちらにも使える構成で、両側なら2個購入し、重量は中身だけでなくバッグを含む総重量で管理します。
同社のロッドケースを併用する選択肢がある一方、リアロングキャリアや同社アップマフラーとの併用不可という条件もあります。

DRCはアップマフラーに合わせて右側の取付位置を外へ動かせる点が特徴ですが、すべての社外マフラーへの適合を保証するものではありません。
張り出しが増えれば全体の幅も変わるため、熱との距離と積載寸法の両方を販売店で確認してもらいましょう。
詳しくはSP武川の右側サポート仕様、エンデュランスEM807CR1A1の適合・注意事項、DRCサポートの公式案内をご確認ください。
重量条件を明示した片側用を探す:AmazonでEM807CR1A1を確認/楽天市場でEM807CR1A1を確認
Amazon・楽天市場では、同じブランド名でも左右セット、片側用、別型式用が並ぶため、商品名と一緒に品番・付属品・対応年式を照合してください。
クロスカブのサイドボックス比較

施錠や荷物の出し入れを重視するなら、硬いケースを使うサイドボックスも検討できます。
リア側のパニアケースとフロントサイドボックスの違いを確認し、最後に積載ルールとよくある疑問を整理しましょう。
パニアケースの容量と施錠性
クロスカブのパニアケースは、ソフトバッグより形を保ちやすく、施錠できるモデルなら駐輪中の開閉を抑止しやすいのが利点です。
一方でケースと金具の分だけ重くなりやすく、フタを開ける場所や、狭い駐輪場での取り回しにも気を配る必要があります。
具体的な候補は、旭風防のチャンピオンバッグAC-001シリーズで、左側用のABS樹脂製ケースとして展開されています。
メーカーの製品チラシでは容量が約11L、本体重量が約1.6kgと案内されており、取扱説明書の荷物上限は1.5kgです。
幅145×奥行440×高さ270mmの外寸で、車体に付けるには別売のAC-001-TS取付金具が必要です。
ホワイト未塗装のAC-001-Wを例にすると、本体の税込参考価格19,360円と金具15,400円で、合計34,760円となり、工賃は別途かかります。
「本体だけなら予算内」と思っても、金具を足すと総額は変わるため、ソフトバッグと同じ条件で見積もるのがよいですね。
左右をそろえる場合も、左側用のケースをそのまま右へ使えるとは限らないので、右側専用品と取付方法を別に確認してください。
アルミ製や工具箱型のボックスを選ぶなら、容量と鍵の有無に加え、ケース・ステーの自重、耐荷重、補修部品の入手先まで見ておくと安心です。
鍵が付いていても盗難を完全に防げるわけではなく、硬いケースも水没や高圧洗浄に耐えるとは限らないため、現金や貴重品を置きっぱなしにしないようにしましょう。
容量・寸法・積載条件は、旭風防AC-001-Wの公式製品情報にあるチラシと取扱説明書をご確認ください。
フロントサイドボックスの注意点
リアキャリアを大きく使いたい人には、車体前方の左右へ収納を追加するフロントサイドボックスという選択肢があります。
DeliBoxのクロスカブ用モデルは、FRP製・白ゲルコート仕上げの左右セットで、横開きと鍵によるロック機能を備え、税込参考価格は49,500円です。
ただし公式案内の対応表記は2018年以降のCC110となっているため、JA60やJA79への取り付けは、その表記だけで判断せずメーカーへ確認してください。
前側へ収納を増やせることは便利ですが、「荷物を前に移せば必ず安定する」という考え方は避けたいところです。
重さや取り付け位置が変わると操縦感覚も変わるため、左右へ極端に偏らせず、足元の動作やハンドルを切った際の干渉まで確認しましょう。
メーカーも左右の重量バランスに注意するよう案内しており、収納容量の大きさよりも、無理なく扱える荷物の量を優先するのが基本です。
また、白い仕上げの状態や塗装の要否、取付金具と送料を含めた総額も確認すると、購入後の予定を立てやすくなります。
仕様はDeliBoxのクロスカブ用フロントサイドボックス案内をご覧ください。
小物の置き場を増やす目的なら、クロスカブのセンターキャリアの選び方も合わせて読むと、前側ボックスとの使い分けを考えやすくなります。
積載重量とはみ出し幅の確認
公道で使う前には、バッグやサポートの条件に加え、道路交通法施行令の積載制限も確認しておきましょう。
通常のクロスカブ110と、クロスカブ50・新基準原付の110 Liteでは法令上の重量上限が異なります。
| 項目 | 通常のクロスカブ110 | クロスカブ50・110 Lite |
|---|---|---|
| 積載重量 | 60kgまで | 30kgまで |
| 積載物の長さ | 乗車装置・積載装置の長さ+30cm以内 | 積載装置の長さ+30cm以内 |
| 積載物の幅 | 乗車装置・積載装置の幅+30cm以内 | 積載装置の幅+30cm以内 |
| 左右のはみ出し | 基準となる装置の左右それぞれ15cm以内 | 積載装置の左右それぞれ15cm以内 |
| 高さ | 地面から2m以内 | 地面から2m以内 |
表の重量は法令上の上限であり、クロスカブのリアキャリアやサイドバッグへ、その重さまで積めるという意味ではありません。
実際は車両の説明書、キャリア、固定場所、サポート、バッグのそれぞれについて条件を満たす必要があり、同じ荷重に関わる上限が違えば厳しい条件を守ります。
前後のはみ出しも、積載物自体の長さの制限と合わせて確認し、連続した荷物を前後へ30cmずつ出して合計60cm増やせる、とは考えないでください。
「バッグのマチが15cm以内なら合法」とは判断できません。
車体からサポートまでの張り出しや、荷物を入れたときのふくらみも含め、基準となる装置の端から実際にどれだけ出るかを確認する必要があります。
サポートを外へ広げれば自動的に基準幅も広がるとは限らず、固定したケース自体の扱いもあるため、装着方法ごとの確認が大切です。
110 Liteは排気量が109ccでも新基準原付なので、積載重量は30kgの枠となり、二人乗りもできません。
根拠は道路交通法施行令第22条・第23条と、警察庁の新基準原付の案内で確認できます。(出典:e-Gov法令検索『道路交通法施行令』第22条・第23条)
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
法令上の基準や装着後の寸法に迷う場合は管轄の警察署へ相談し、取付けの可否や最終的な判断は販売店・整備士などの専門家にご相談ください。
クロスカブのサイドバッグFAQ
- サイドバッグサポートなしでも使えますか?
-
この記事のソフトバッグは、適合する巻き込み防止サポートと組み合わせて使う前提です。
ベルトだけでつるすとバッグや余ったベルトがタイヤ側へ寄るおそれがあるため、空の状態で離れていても安全とは判断できません。 - 初めてなら右側と左側のどちらがおすすめですか?
-
純正の右側マフラーとの距離を取りやすい点から、まず左側で条件を整理すると候補を絞りやすいです。
ただし、左側でもヘルメットホルダーや同乗者との干渉があり、片側へ重さが偏りすぎない配慮も必要になります。
AMBOOT AB-SB01のように左側装着を指定するバッグもあるので、商品ごとの案内を優先してください。 - 防水インナー付きならレインカバーは不要ですか?
-
WP02のように防水インナーで雨に対応するモデルは、説明書どおりに内袋を閉じることが基本になります。
ただし、外側が濡れることや使用条件による浸水は別の問題なので、貴重品を濡れないまま放置できるとは考えないようにしましょう。
AMBOOTのようなレインカバー式とは仕組みが違うため、防水表示だけでなく必要な準備も比べてください。 - サイドバッグを付けたまま二人乗りできますか?
-
通常のクロスカブ110でも、後部座席の装備と免許条件を満たしたうえで、バッグが同乗者の足元や乗降を妨げないか確認が必要です。
純正08L74-K26-M50は装着時に二人乗り不可で、武川のサポートもバッグの種類や位置によって干渉する場合があります。
クロスカブ50と110 Liteは、バッグの有無にかかわらず二人乗りできません。 - 買い物用ならバッグとサイドボックスのどちらが便利ですか?
-
降車後に外して持ち運ぶならソフトバッグ、施錠できる収納を常設したいならサイドボックスが候補になります。
硬いケースは形を保てる一方、金具を含む重量や駐輪時の幅が増えるため、いつもの駐輪場所まで含めて選ぶとよいですよ。
まとめ:適合と干渉を確認して選ぶ
クロスカブのサイドバッグ選びでは、まず型式と左右の装着条件を合わせ、その後に容量や見た目を選ぶと判断しやすくなります。
- 小物中心の街乗りなら、必要部品一式と費用を確認して純正5Lを検討
- 雨への備えを重視するなら、重量とサポート条件を確認してWP02やDHS-5を比較
- 外観を楽しむなら、左側装着とレインカバーの使用を前提にAMBOOTを検討
- アップマフラー車は、DRCなどの対応構造と実車の干渉・張り出しを確認
- 施錠を重視するなら、ケースと金具の総重量を含めてサイドボックスを比較
サイドバッグは荷物を低く積み分けやすい装備ですが、付けるだけで必ず走りが安定するわけではありません。
タイヤへの巻き込みを防ぎ、マフラーから離し、左右の重量と許容荷重を守ることが、便利に使うための土台です。
ツーリング全体の荷物配分も考えたい場合は、クロスカブ110のツーリング装備と積載の考え方も参考にしてください。
あなたが普段運ぶ物を思い浮かべながら、必要な容量を無理のない場所へ収める組み合わせを選んでいきましょう。
