こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。
毎日の通勤や休日のツーリングでクロスカブ110に乗るとき、どんなヘルメットを被っていますか?車体のデザインが個性的だからこそ、それに合わせるヘルメット選びも悩みますよね。
「レトロなフルフェイスが似合うのかな」とか、「女性用の小さいサイズはあるのかな」と検索して迷っている方も多いはずです。安い買い物ではないですし、機能性もデザインも妥協したくないのが本音だと思います。
この記事では、クロスカブ110におすすめのヘルメットについて、スタイル重視のモデルから実用的な機能を持つものまで、私なりの視点で詳しくご紹介していきます。
- クロスカブのデザインに似合うレトロやVMXスタイルのヘルメット
- 女性ライダー特有の悩みを解決するサイズ感や機能を持つモデル
- 通勤やツーリングを快適にするメガネ対応やベンチレーション機能
- 愛車を守るためのヘルメットホルダーや盗難防止の重要性
クロスカブ110のヘルメットおすすめスタイル選定

クロスカブ110は、ただの移動手段ではなくファッションの一部としても楽しめますよね。その独特なルックスは、アウトドアギアのようなタフさと、どこか懐かしいレトロさを併せ持っています。だからこそ、ヘルメット選びも「ただ頭を守れればいい」というわけにはいきません。まずは、車体の雰囲気にドンピシャでハマる、スタイル重視のおすすめモデルとその理由を深掘りしていきましょう。
レトロなフルフェイスが人気の理由
クロスカブに乗るなら、やっぱり一度は憧れるのが「1980年代風のモトクロススタイル」ではないでしょうか。最新の空力ボディよりも、口元がグッと前に出た無骨なデザインが、カブの愛らしいけどタフな雰囲気に最高にマッチします。
なぜ「VMXスタイル」がクロスカブに選ばれるのか
いわゆる「VMX(ヴィンテージモトクロス)」と呼ばれるジャンルのヘルメットですが、このスタイルがクロスカブに選ばれる最大の理由は、その「不完全さが生む開放感」にあります。現代の最新ヘルメットは静粛性や密閉性を追求していますが、VMXスタイルはあえてシールドを装備せず、大きく開いたアイポート(のぞき窓)を持っています。
この構造のおかげで、視界が驚くほど広く、風や土の匂い、季節ごとの空気の温度をダイレクトに感じることができます。これは、「スピードを出して走り抜ける」ことよりも、「トコトコ走って景色や空気感を楽しむ」というクロスカブのキャラクターと完全にシンクロするんですよね。私が初めてこのタイプのヘルメットで林道を走ったとき、フルフェイスなのにジェットヘルメットのような自由さを感じて感動したのを覚えています。
ファッションとしての完成度
また、クロスカブは「ハンターカブ(CT125)」ほどガチガチのオフロード車ではありませんが、スーパーカブよりもアクティブな印象を与えます。この「街にも山にも溶け込む」という絶妙な立ち位置において、レトロなフルフェイスは最高のスパイスになります。チンガード(顎の部分)にあるスリットのデザインや、丸みを帯びたクラシカルな帽体は、パーカーにデニムといったカジュアルな服装にも違和感なく馴染みます。
知っておきたいポイント
VMXスタイルのヘルメットは、シールドがないため雨や飛び石が顔に当たることがあります。しかし、多くのライダーはそれを「ワイルドな体験」としてポジティブに捉えたり、後述するゴーグルで対策をして楽しんでいます。
安いのに高機能なオフロードモデル
スタイルはかっこいいけど、SHOEIやAraiといった有名ブランドのヘルメットは4万円、5万円とかかるのが当たり前…。「原付二種にそこまで出せないよ」という方も多いと思います。そんなコストパフォーマンス重視の方に自信を持っておすすめするのが、ゴッドブリス(Godbliss / Godblink)の「マッドジャンパー2」です。
驚異の軽さと疲労軽減効果
私も実際にショップで手に取ってみて驚いたんですが、このヘルメット、とにかく軽いんです。カーボンモデルであれば軽いのは当然ですが、マッドジャンパー2は標準的なFRP等の素材でありながら、設計の工夫によって驚くほどの軽量化を実現しています。
クロスカブでのツーリングは、のんびり走る分、長時間になりがちです。重いヘルメットを被り続けると、夕方には首や肩がバキバキになってしまうことも少なくありません。しかし、この軽さなら首への負担が最小限に抑えられ、翌日に疲れを残さず楽しめます。価格も2万円前後(記事執筆時点)と、大手メーカーの半額以下で手に入るのが本当にありがたいですね。
シンプルだからこそカスタムしやすい
安いヘルメットにありがちな「謎の派手なグラフィック」がなく、ソリッドカラーを中心としたシンプルなラインナップも魅力です。ロゴも控えめなので、ステッカーチューンで自分だけのオリジナルヘルメットに仕上げる楽しみもあります。内装も取り外して洗えるため、夏場に汗をかいても清潔さを保てる実用性の高さも見逃せません。
注意点:冬場の寒さについて
通気性が良すぎる構造のため、冬場は「顔がちぎれるほど寒い」という声も多く聞かれます。口元のスペースが広いため風が巻き込みやすく、冬に乗るなら厚手のフェイスマスクやネックウォーマーなどの防寒対策が必須です。逆に言えば、夏場は最強に涼しいヘルメットと言えます。
ジェットヘルメットと純正色の相性
「もっと手軽に被りたい」「街乗りでの買い物がメイン」という方には、視界が広く圧迫感のないジェットヘルメットが最適です。そして、クロスカブオーナーなら誰もが一度は考えるのが、「車体と同じ色のヘルメットが欲しい!」という願望ではないでしょうか。
72JAM等の「純正色対応」モデルの威力
ここで注目したいのが、「72JAM」などのメーカーが出している純正色対応モデルです。通常、ネットで「黄色いヘルメット」や「緑のヘルメット」を探しても、届いてみたら車体の色と微妙に違ってガッカリ…なんてことはよくあります。しかし、一部のメーカーやコラボモデルでは、ホンダ純正のボディカラーを忠実に再現した製品が販売されています。
例えば、「プコブルー」の柔らかい水色や、「カムフラージュグリーン」のマットな質感、「パールシャイニングイエロー」の鮮やかさなど、車体と完全にリンクしたカラーリングのヘルメットを被ると、それだけでトータルコーディネートが完成します。「純正色対応」と明記されているものなら、色味の違いを心配する必要がなく、安心して購入できますよね。
おしゃれなジェットヘルの選び方
ジェットヘルメットを選ぶ際は、単色のものだけでなく、ラインが入ったものや、マット(つや消し)加工されたものを選ぶと、よりクロスカブの雰囲気にマッチします。特にマットカラーの車体に乗っている方は、ヘルメットもマットブラックやマットカーキを選ぶと、全体が引き締まって「大人のカスタム感」が出ます。
| クロスカブ車体色 | おすすめヘルメットカラー | 演出できる雰囲気 |
|---|---|---|
| カムフラージュグリーン | マットグリーン / マットブラック | ミリタリー感が強まり、アウトドアシーンに最適 |
| プコブルー | 同色 / アイボリー / ホワイト | レトロで可愛らしい、カフェっぽい雰囲気 |
| くまモンバージョン | ブラック / 赤のワンポイント | キャラクターの世界観を崩さない統一感 |
| イエロー | イエロー / ブラック | 元気でポップな印象。視認性も高く安全 |
オフロードとゴーグル装着のコツ
先ほど紹介したVMXスタイルや、マッドジャンパー2のようなオフロードヘルメットを被るなら、セットでこだわりたいのが「ゴーグル」です。これを着けるだけで、一気に「旅慣れたライダー」感が出ますし、機能的にも重要な役割を果たします。
ブランドで選ぶなら「100%」か「SWANS」
クロスカブ乗りの間で特に人気が高いのが、「100%(ワンハンドレッド)」の「Barstow(バーストゥ)」シリーズや、日本の老舗メーカー「SWANS」のヴィンテージゴーグルです。
「100%」のゴーグルは、モトクロス競技用としての実績はもちろん、デザインの洗練され具合が群を抜いています。特に「Accuri 2」などのモデルは、顔に当たるスポンジが3層構造になっていて、長時間つけていても痛くなりにくく、汗もしっかり吸収してくれます。ベルト幅も太いので、ヘルメットの曲面にしっかりと食いつき、走行中にズレる心配がありません。
レンズ選びで変わる快適性
ゴーグル選びで意外と重要なのがレンズの色です。見た目のかっこよさで「ミラーレンズ」や「スモークレンズ」を選びがちですが、クロスカブで夜間も走る可能性があるなら注意が必要です。
- クリアレンズ:夜間やトンネルでも安心。最も実用的。
- イエロー/オレンジレンズ:曇りの日や夕暮れ時にコントラストが上がり見やすい。
- スモーク/ミラーレンズ:日中の眩しさは防げるが、夜道やトンネルでは視界が極端に悪くなる。
シールドがないヘルメットの場合、飛び石や虫、雨粒から目を守るためにもゴーグルは必須装備です。おしゃれアイテムとしてだけでなく、安全装備として自分に合ったレンズを選んでください。
ネオクラシック等の有名メーカー評価
「やっぱり命を守るものだから、世界トップレベルのメーカー品を使いたい」「所有する喜びも味わいたい」という方にとって、本命となるのはやはりSHOEIやAraiといった一流メーカーの製品です。
SHOEI EX-ZERO:市場のベンチマーク
このカテゴリーで圧倒的な人気を誇るのが、SHOEIの「EX-ZERO」です。クロスカブオーナーのSNSを見ても、装着率は異常なほど高いですよね。1980年代のEXシリーズにインスパイアされたデザインは、シンプルながらも計算し尽くされた美しさがあります。
EX-ZEROの最大の特徴は、クラシカルな外観の中に「インナーシールド(CJ-3シールド)」を内蔵している点です。普段はシールドを収納してゴーグルスタイルで楽しみ、雨が降ったり高速走行(クロスカブならバイパス走行など)をする際には、サッとシールドを下ろして目を保護する。この「二刀流」ができる利便性が、多くのライダーに支持される理由です。
ただし、正直なところ下からの風の巻き込みは結構あります。チンカーテンなどのオプションがないため、冬場や強風時は寒さを感じやすいです。また、インカムで音楽を聴いたりおしゃべりしたい人は、風切り音が大きく聞こえにくい場合があるので、そのあたりは「スタイルのための代償」と割り切るか、防風対策を講じる必要があります。
Arai ラパイドネオ:快適性への執念
一方、Araiの「ラパイドネオ(RAPIDE-NEO)」は、クラシックな外観と最新のベンチレーション機能を融合させた傑作です。見た目はつるんとしていてダクト(通気口)がないように見えますが、実は口元のマウスシャッターから空気を取り込み、後頭部のスリットから排出する高度なエアフローシステムを搭載しています。
「夏場でも涼しいフルフェイスが良い」「高速域でも安定した視界が欲しい」という機能重視派の方には、EX-ZEROよりもラパイドネオの方が満足度は高いかもしれません。内装のフィット感もArai特有の「包み込まれるような安心感」があり、長距離ツーリングでの疲れにくさは特筆ものです。
クロスカブ110のヘルメットおすすめ:機能と悩み

ここまでは「見た目」や「スタイル」を中心に紹介してきましたが、毎日の通勤や買い物で使うなら「使い勝手」や「悩み解決」も無視できません。ここでは、女性特有の悩み、メガネユーザーの課題、そして安全面など、機能面にフォーカスしておすすめを紹介します。
女性に人気のレディースサイズ選び
女性ライダーの方からよく聞くのが、「普通のSサイズだと頭が大きく見えてマッチ棒みたいになる」という悩みです。ヘルメットメーカーの「Sサイズ」は、帽体(外側の殻)自体はMやLと同じ大きさで、中のスポンジを厚くしてサイズ調整しているケースが多く、どうしても頭でっかちに見えてしまいがちなんです。
リード工業「NOVIA」が救世主になる理由
そんな悩める女性カブ主さんに全力でおすすめしたいのが、リード工業の「NOVIA(ノービア)」です。このヘルメットの最大の特徴は、「レディースフリーサイズ(55〜57cm未満)」という、日本人女性の頭に特化したサイズ設定で作られていることです。
デザインはいわゆる「スモールロージェット」と呼ばれるタイプで、帽体そのものが非常にコンパクト。被ったときのシルエットがシュッとしていて、クロスカブの車体とのバランスも抜群に可愛いです。さらに、女性にとって嬉しい機能が満載です。
- 開閉式バブルシールド標準装備:外付けシールドのような隙間風がなく、メイク崩れの原因になる風の巻き込みを防ぎます。
- 洗浄可能な内装:ファンデーションや汗がついても、内装を丸ごと取り外して洗えるので、常に清潔でいい香りを保てます。
- サイズ調整スポンジ付属:もし少し大きいと感じても、付属のスポンジで微調整が可能です。
「かわいい」「小さい」「機能的」の三拍子が揃って、しかも価格も手頃。女性ライダーの最初の一つとして、これ以上の選択肢はないと言っても過言ではありません。
メガネ対応ヘルメットの快適性
私のように普段メガネをかけている人にとって、ヘルメットの脱着は毎回のストレスですよね。無理にヘルメットを被ろうとしてメガネが歪んだり、こめかみが圧迫されて頭痛がしたり…。コンタクトにすればいい話ですが、ドライアイなどでメガネが手放せないライダーも多いはずです。
「眼鏡対応チークパッド」の実力
そこでおすすめしたいのが、OGKカブト(KABUTO)のヘルメットです。OGKカブトは日本のメーカーらしく、日本人の頭の形や生活スタイルを熟知しており、多くのモデルに「眼鏡対応チークパッド」を採用しています。
これは、メガネのツルが通る部分のスポンジにあらかじめスリット(溝)が入っているもので、メガネをかけたままでもスッと差し込むことができます。これが本当にあるとないとでは大違いで、あの不快な圧迫感から解放されます。「EXCEED」や「RYUKI」といった人気モデルには標準装備されていますので、メガネライダーの方はぜひチェックしてください。
システムヘルメットという選択肢
さらに利便性を追求するなら、アゴの部分がガバッと開く「システムヘルメット」も検討の価値があります。OGKカブトの「RYUKI」などは、チンバーを跳ね上げることができるので、メガネをかけたままヘルメットを被り、後からチンバーを下ろすだけで装着完了です。
クロスカブでコンビニに立ち寄ったり、料金所で小銭を出したり、ちょっと飲み物を飲んだりするときに、わざわざメガネとヘルメットを外さなくて良いのは革命的な快適さです。通勤で毎日乗る方には、この時短効果とストレスフリーな感覚は大きなメリットになるでしょう。
夏の通気性と冬の防寒対策グッズ
ヘルメットの中の環境は季節によって激変します。快適に乗り続けるためには、ヘルメット選びだけでなく、季節に合わせた「インナー」の活用が鍵を握ります。
夏:エアーヘッドで「ぺちゃんこ髪」と「蒸れ」を防ぐ
夏場の悩みといえば、汗による蒸れと、ヘルメットを脱いだ後の髪型の崩れですよね。これを解決する画期的なアイテムが、「エアーヘッド(airhead)」などのシリコン製ライナーです。
剣山のような突起がついたシリコンシートをヘルメットの内側に敷くことで、頭皮とヘルメットの間に物理的な隙間を作ります。これにより、風が通り抜けて涼しくなるだけでなく、髪の毛がヘルメットの内装に押し付けられないため、髪型がぺちゃんこになるのを防ぐ効果があります。最初はイボイボの感触に違和感があるかもしれませんが、慣れると手放せない夏のマストアイテムです。
冬:バラクラバで隙間風をシャットアウト
逆に冬場は、首元やアゴ下から入ってくる冷気が大敵です。特にジェットヘルメットやVMXタイプのヘルメットは顔が出ている面積が広いため、防寒対策なしでは5分も走れません。
おすすめは、薄手の「バラクラバ(目出し帽)」を一枚被ることです。ネックウォーマーだけでは防ぎきれない、耳や頬、首筋の隙間を完全に覆うことができるため、体感温度が劇的に上がります。また、バラクラバをしておくと、ヘルメットの内装に直接肌が触れないため、皮脂汚れやファンデーションの付着を防ぐことができます。「防寒」と「汚れ防止」の一石二鳥の効果があるので、冬のライディングには欠かせません。
ホルダーで盗難防止する重要性
お気に入りのヘルメットが見つかったら、絶対に忘れてはいけないのが盗難対策です。クロスカブ110にも純正のヘルメットホルダーが付いていますが、シートを開けてフックに引っ掛けるタイプだったり、ちょっと使いにくい場所にありませんか?
社外製ヘルメットロックの導入
キャンプツーリングや買い物でバイクを離れるとき、数万円もする高価なヘルメットをミラーに掛けっぱなしにするのは、あまりにも無防備で危険です。「ちょっとの間だから」という油断が命取りになります。
そこでおすすめなのが、キタコやデイトナから発売されている「車体装着型のヘルメットロック」です。ハンドルバーやフレームに取り付けるタイプなら、鍵一つで簡単にヘルメットを固定でき、使い勝手が格段に向上します。価格も3,000円〜4,000円程度で導入でき、大切な相棒を守ることができるので、ヘルメット購入と同時に取り付けることを強く推奨します。ヘルメットを持ち歩かなくて済む身軽さは、カブ散歩の楽しさを倍増させてくれますよ。
安全規格SGやPSCマークの解説
最後に、最も重要なお話をします。どんなにデザインが良くても、どんなに安くても、安全性が確保されていないヘルメットは避けるべきです。日本国内で公道を走るためのヘルメットには、法律で定められた基準があります。
「PSCマーク」と「SG規格」の意味
ヘルメットを選ぶ際は、必ず「PSCマーク」と「SG規格」がついているかを確認してください。
- PSCマーク:消費生活用製品安全法に基づき、国が定めた安全基準に適合していることを証明するマーク。これがない乗車用ヘルメットは、国内での販売が禁止されています。
- SGマーク:製品安全協会が定めた認定基準に適合していることを示し、万が一製品の欠陥により人身事故が発生した場合、最大1億円の賠償措置が講じられる制度です。
最近はネット通販やフリマアプリで、海外製の激安ヘルメットや、「装飾用」と書かれたヘルメットを見かけることがあります。これらは法的な安全基準を満たしていない可能性が高く、万が一の事故の際に頭部を守れないばかりか、保険が適用されないリスクもあります。
ホンダ純正の「くまモンヘルメット」のような一見ファンシーなモデルであっても、しっかりとSG規格(自動二輪対応)をクリアした本物のヘルメットです。「可愛いからOK」ではなく、「安全基準を満たしているものの中から、可愛いものを選ぶ」という順序を絶対に間違えないでください。
(出典:製品安全協会『SGマークとは』)
半帽や半ヘルはダサいのか検証
たまに「近所のコンビニに行くだけだから半キャップでいいや」という声も聞きますが、個人的にはクロスカブに半帽(ハーフヘルメット)はおすすめしません。その理由は大きく分けて2つあります。
1. 安全面での圧倒的なリスク
転倒事故の際、顎(あご)や顔面を強打する確率は非常に高いです。半帽は頭の頂点しか守れないため、顔面へのダメージを防ぐことができません。クロスカブは原付二種で、車の流れに乗って時速60km近くで走ることもある乗り物です。その速度域で生身の顔を晒すリスクは、想像以上に高いものです。
2. スタイルのアンバランスさ
もう一つの理由は、ファッション的な観点です。クロスカブ110は、パイプフレームや大きめのヘッドライトなど、車自体にボリューム感と存在感があります。そこに頭が小さすぎる半帽を合わせると、全体のバランスが悪く見えがちです。
また、半帽はいわゆる「実用一点張り」や「工事現場」のような雰囲気が出すぎてしまって、クロスカブが持つ「趣味性」や「おしゃれなアウトドア感」が一気に損なわれてしまう気がします。やはり、適度なボリューム感のあるジェットヘルメットや、アゴまであるオフロードタイプの方が、ライダーを含めた全体のシルエットが美しくまとまります。「ダサい」かどうかは主観ですが、「クロスカブの魅力を引き出せない」というのは事実かなと思います。
クロスカブ110のヘルメット選びによくあるQ&A

最後に、クロスカブオーナーの方からよくいただく質問と、私なりの回答をまとめました。購入前の最終チェックとして参考にしてください。
- メガネをかけたままオフロードゴーグルは装着できますか?
-
可能です。「OTG(Over The Glasses)」と記載された眼鏡対応ゴーグルを選んでください。
ただし、メガネのフレーム形状(特に大きめのウェリントン型など)によっては、ゴーグルの中で干渉してこめかみが痛くなることがあります。100%(ワンハンドレッド)やSWANSには眼鏡対応モデルが多いですが、快適さを最優先するなら、ゴーグルではなくSHOEI EX-ZEROのような「インナーシールド内蔵型」や、OGKカブトのような「眼鏡スリット付き」のヘルメットを選ぶのがストレスフリーでおすすめです。 - クロスカブのリアボックスにヘルメットは入りますか?
-
ヘルメットの形状とボックスのサイズによります。特に「バイザー」に注意が必要です。
クロスカブで定番の「JMS 一七式特殊荷箱(中サイズ)」などの場合、ジェットヘルメットなら余裕で入りますが、バイザー(ひさし)が突き出たオフロードヘルメットは高さや長さが引っかかり、蓋が閉まらないことが多々あります。バイザー付きのヘルメットを収納したい場合は、45L以上の大きめのリアボックスを選ぶか、購入前にボックスの内寸をしっかり計測することをおすすめします。 - 雨の日も走るのですが、シールドなしでも大丈夫ですか?
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正直に言いますが、雨の日のシールドなし(ゴーグルのみ)は修行です(笑)。
小雨程度ならゴーグルとフェイスマスクで凌げますが、本降りになると露出している頬や鼻に雨粒がバチバチ当たってかなり痛いです。通勤で雨の日も必ず乗るという方には、顔全体を覆えるフルフェイスか、バブルシールド付きのジェットヘルメットを強くおすすめします。「どうしてもVMXスタイルがいい!」という方は、雨の日用にスナップボタンで着脱できる汎用シールドをカバンに忍ばせておくと安心ですよ。
結論:クロスカブ110のヘルメットおすすめ
ここまで色々なモデルや選び方のポイントを見てきましたが、いかがでしたでしょうか。最終的には「自分がどんなシーンで、どんなスタイルでクロスカブを楽しみたいか」が一番の決め手になります。
タイプ別おすすめのまとめ
- 自然を感じてトコトコ走りたい・スタイル重視派
→ SHOEI EX-ZERO や Godbliss マッドジャンパー2 のようなVMXスタイルで、風と一体になる感覚を楽しんでください。 - 通勤の快適性とコスパ・機能重視派
→ Arai ラパイドネオ や OGKカブト のシステムヘルメットで、ストレスフリーな移動を実現しましょう。 - サイズ感と可愛さを大切にしたい女性ライダー
→ リード工業 NOVIA で、安全性と「自分らしさ」を両立させてください。
ヘルメットは、単なる防具ではなく、あなたのバイクライフを彩る重要な相棒です。ネットの画像だけでなく、できれば用品店に足を運んで、実際に試着してみることを強くおすすめします。自分の頭にフィットし、クロスカブの横に置いたときに「絵になる」と感じる一つに出会えれば、カブ散歩が今よりもっと楽しくなるはずです。
ぜひ、機能も見た目も納得できるお気に入りのヘルメットを見つけて、安全で楽しいカブ主ライフを送ってくださいね!
