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リード125ツーリング仕様へ!快適カスタムと実力を徹底解説

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リード125ツーリング仕様へ!快適カスタムと実力を徹底解説

「まさか、通勤用スクーターで日本一周ができるなんて思ってもみませんでした。」これは、リード125の潜在能力に気づいたあるオーナーの言葉です。

こんにちは。デジタルバイクライブラリー、運営者の「ゆう」です。

「通勤快速」の名をほしいままにするリード125ですが、その実力は都市部の移動だけに留まりません。

実は、少しの手を加えるだけで、週末のロングツーリングやキャンプ旅までこなせる「小さなグランドツアラー」へと変貌するのです。

「125ccで遠出なんて疲れるだけでは?」「荷物はどうやって積むの?」そんな疑問や不安を抱えている方も多いはず。

本記事では、実際にリード125で旅を楽しむための具体的なカスタム術や、現行モデルが持つ驚きのポテンシャルについて、余すところなく徹底解説します。これを読めば、あなたのリード125が頼もしい旅の相棒に見えてくるはずです。

この記事でわかること
  • リード125を長距離ツアラーに変える「三種の神器」とも言えるカスタムパーツの選び方
  • 最新JK12型と名車JF45型、それぞれのツーリング適性とメカニズムの違い
  • PCXやNMAXといった強力なライバル車と比較した際の、リード125独自の強み
  • 実際の旅で役立つ、疲労軽減テクニックや給油トラブルを防ぐ運用ノウハウ
目次

快適なリード125ツーリング仕様の構築術

快適なリード125ツーリング仕様の構築術

ここでは、普段の足として優秀なリード125を、県境を越えて走り続けることができる「旅仕様」へとアップグレードするための具体的なアプローチを解説します。私が数多くのパーツをリサーチし、実際にツーリングユーザーの声を集めた中で、「これだけは外せない」と確信した装備を厳選しました。単なるドレスアップではなく、機能性を極めるためのカスタム論を展開します。

疲労を軽減するスクリーンの効果

リード125でツーリングをする際、最大の敵となるのは「風」です。街乗りでは心地よい風も、時速60kmで1時間、2時間と走り続ける状況下では、ライダーの体力を奪う凶器へと変わります。走行風は体温を奪い、風圧に耐えようとする首や肩の筋肉を硬直させ、疲労を蓄積させます。特に原付二種でバイパスなどを巡航する場合、体に当たる風の抵抗はずっと続き、これが後半の集中力低下を招く原因となるのです。

そこで、ツーリング仕様構築の第一歩として強く推奨したいのがウインドシールド(スクリーン)の導入です。「おじさんくさい」と敬遠されることもありますが、一度その効果を体験すると二度と手放せなくなるほどの快適性をもたらします。胸やお腹に当たる風を整流し、ヘルメットの上へと逃がすことで、体感温度の低下を防ぎ、上半身のリラックス状態を維持できるのです。

おすすめはデイトナ製の「ウインドシールドRS」

数ある製品の中で私が推したいのが、デイトナの「RS」シリーズです。この製品が優れている点は、空力特性に優れたスポーティーなデザインだけではありません。特筆すべきは、スクリーンのステー部分が「クランプバー」を兼ねているという設計の妙にあります。

通常、スクーターにスマホホルダーを取り付ける場所は限られていますが、このウインドシールドを装着するだけで、メーター上部の最も見やすい位置にφ22.2mmのマウントバーが出現します。ここにスマホをセットすれば、視線移動を最小限に抑えた安全なナビゲーション環境が整うのです。風防効果とコクピットの拡張性を同時に手に入れられる、まさに一石二鳥のアイテムと言えるでしょう。

もちろん、ホンダ純正のボディマウントシールドや、より大型で防風性能に特化したワールドウォーク製のロングスクリーンなども選択肢に入ります。しかし、現代のツーリングにおいて「スマートフォンをどこにマウントするか」は切実な問題です。ナビを見ながら走ることを前提とするならば、機能的なマウントバーを標準装備しているデイトナ製が、システム全体の構築において最も理にかなっているかなと思います。

リアキャリアで積載限界を拡張

リード125:リアキャリアで積載限界を拡張

リード125の最大のアイデンティティといえば、シート下に確保された37リットルという広大なラゲッジスペースです。ヘルメットが2つ入るこの空間は、日常使用においては無敵の利便性を誇ります。しかし、いざ「宿泊を伴うツーリング」や「キャンプツーリング」を計画すると、このスペースだけでは決定的に不足することに気づくはずです。

さらに、構造上の問題として、シート下のスペースはエンジンの真上に位置しているため、走行中はかなりの熱を持ちます。夏場のツーリングで、お土産に買った生鮮食品やチョコレート、あるいは熱に弱いスマートフォンやカメラなどの電子機器をここに入れておくのはリスクが高いのです。だからこそ、熱の影響を受けず、かつ容量を物理的に拡張できるリアトップケース(リアボックス)の導入が必須となります。

純正のリアキャリア(グラブバー)は、デザイン性を重視して樹脂カバーで覆われていることが多く、そのままでは汎用のトップケースベースを取り付けるのが困難です。そのため、ツーリング仕様にするには、まず土台となる頑丈な社外製リアキャリアへの換装が必要になります。

キジマ製リアキャリアの評判

多くのユーザーから支持されているのがキジマ製のリアキャリアです。スチール製でガッチリとした剛性感があり、天板がフラットな形状をしているため、GIVI(ジビ)やSHAD(シャッド)といった世界的なトップケースブランドの汎用ベースプレートを、加工なしでボルトオン装着できます。

積載重量の目安も5kg程度確保されており、30リットルから40リットルクラスのボックスに雨具や着替えを詰め込んでもビクともしません。純正のスタイリングを崩さない設計も好感が持てますね。

積載のコツは「分散」と「分類」です。例えば、テントや寝袋、予備の工具といった「重くて走行中は絶対に使わないもの」は、低重心化のためにシート下へ。一方で、地図、防寒用のインナー、カメラ、そして道の駅で買ったお惣菜などは、ワンタッチで開閉できて熱の心配もないリアトップケースへ。

このように役割分担をすることで、リード125は積載量において250ccクラスのバイクすら凌駕する、最強の積載マシンへと進化します。トップケースの容量選びに迷ったら、大は小を兼ねるで40リットル前後を選ぶのが後悔しないポイントですよ。

ゲルザブ導入で尻痛対策を行う

長距離ツーリングにおいて、ライダーを最も苦しめる要因の一つが「尻痛(しりつう)」です。リード125のシートは、街乗りや通勤といった短時間の使用では適度な硬さで快適なのですが、姿勢を変えずに1時間、2時間と座り続けていると、お尻の特定の部分に圧力が集中し、焼けるような痛みに襲われることがあります。また、リアタイヤが10インチと小径であるため、路面からの突き上げがダイレクトにシートへ伝わりやすいという構造的な弱点も、疲労に拍車をかけます。

この問題を解決するための切り札として、多くのツーリングライダーが愛用しているのが、株式会社プロトが販売しているゲルザブ(GEL-ZAB)です。この製品の核心は、医療や介護の現場でも床ずれ防止用として使われている「エクスジェル(ExGEL)」という特殊素材にあります。一般的なウレタンスポンジよりも衝撃吸収性が高く、体重によってかかる圧力を流動的に分散させる能力に優れているのです。

「たかが座布団一枚で変わるの?」と半信半疑の方もいるかもしれませんが、その効果は劇的です。私自身、ゲルザブを装着してからは、お尻の痛みで休憩を余儀なくされるまでの時間が1.5倍から2倍近く伸びたと実感しています。特に、細かい振動が続く荒れた舗装路を走る際、その微振動が体に伝わるのをシャットアウトしてくれる感覚は、疲労軽減に大きく貢献します。

埋め込み加工か、巻き付けタイプか

導入方法には大きく分けて2つのパターンがあります。一つは、シートの表皮を一度剥がし、中のウレタンを削ってゲルザブを埋め込み、再び表皮を張る「埋め込み加工」。これは見た目がノーマルと変わらずスマートですが、手間とコストがかかります。もう一つは、シートの上からベルトで固定するだけの「巻き付けタイプ(GEL-ZAB Rなど)」です。ツーリング仕様としては、手軽に導入できて取り外しも容易な巻き付けタイプが断然おすすめです。

さらに快適性を追求するなら、ゲルザブの導入に加えて、走行中のポジションチェンジを意識することも重要です。リード125はフロアボードが平らですが、前後の長さには限りがあります。それでも、信号待ちのたびに足を地面についてお尻を浮かせたり、着座位置を数センチ前後させたりするだけで、血流が改善され、痛みの発生を遅らせることができます。ハード(ゲルザブ)とソフト(乗り方)の両面から対策することで、1日300kmのロングランも夢ではなくなります。

スマホホルダーと電源管理のコツ

現代のツーリングにおいて、スマートフォンのナビゲーションアプリは、地図代わりというだけでなく、渋滞情報の回避や周辺のガソリンスタンド検索など、旅の司令塔としての役割を担っています。そのため、スマホを適切な位置に固定し、かつバッテリー切れを起こさないよう常時給電できる環境を整えることは、ツーリング仕様の必須条件と言えます。

まず固定方法ですが、前述の「ウインドシールドRS」のようなクランプバー一体型のスクリーンを使用するのがベストです。もしスクリーンを装着しない場合は、ミラーの根本に共締めするタイプの「マルチマウントバー」などを別途用意する必要があります。重要なのは、視線の移動量です。ハンドルの中央付近、メーターと同じ高さにスマホ画面が来るようにセットすることで、走行中に視線を大きく逸らすことなくルートを確認でき、安全性が飛躍的に向上します。

熱暴走を防ぐ電源管理

次に電源の確保です。現行のJK12型など、比較的新しいモデルには、フロント左側のグローブボックス(インナーボックス)内にUSB Type-Cソケットが標準装備されている場合があります。これは非常に便利な装備ですが、ツーリングでの使用には大きな落とし穴があります。

グローブボックス内での充電は「熱暴走」のリスク大

夏場、直射日光に晒されたバイクのグローブボックス内部は高温になります。その密閉空間にスマホを入れて充電を行うと、充電時の発熱と外気温の相乗効果でスマホが異常加熱し、「高温のため機能の一部を停止します」という警告と共にナビがブラックアウトする「熱暴走」が発生します。見知らぬ土地でいきなりナビが消える恐怖は計り知れません。

正解は、「USBケーブルをグローブボックスの隙間から外に引き出し、ハンドルマウントしたスマホに接続して、走行風を当てながら充電する」ことです。リード125のグローブボックスは、蓋を閉めた状態でもケーブルを通せる程度のクリアランスがある(またはゴムパッキンが柔軟な)場合が多いですが、断線しないよう取り回しには注意してください。

もしUSBソケットがない年式の場合は、バッテリーから直接電源を取り出すデイトナ製やキジマ製のUSB電源キットをハンドル周りに増設するのが最も確実な解決策です。雨天時の使用も考慮し、防水キャップ付きのモデルを選ぶのが鉄則ですね。

JK12型とJF45型の違い

リード125をこれから購入してツーリングに使おうと考えている方にとって、現行モデル(2022年〜 JK12型)を選ぶべきか、中古市場で手頃な旧型(2013年〜2021年 JF45型)を選ぶべきかは、非常に悩ましい選択肢です。どちらも「リード125」であることに変わりはありませんが、ツーリングという用途に絞って細部を見ていくと、その特性には明確な違いが存在します。

スクロールできます
比較項目JK12型 (現行・最新)JF45型 (旧型)
エンジン形式eSP+ (水冷4バルブ)eSP (水冷2バルブ)
最高出力約11PS / 8,750rpm約11PS / 8,500rpm
走行特性高回転までスムーズに伸びる
高速巡航が得意
低中速のトルクが太い
信号ダッシュが得意
始動方式ACGスターター (静粛性◎)ACGスターター (静粛性◎)
スマートキー標準装備 (キーレス)2018年以降の一部で採用
基本は物理キー
装備類USB Type-Cソケット標準
給油口の操作性向上
シガーソケット(ACC)の場合あり
カスタムベースに最適
価格相場新車・中古ともに高値安定こなれており入手しやすい

ツーリング適性はJK12型に軍配

結論から言うと、ロングツーリングの快適性を最優先するなら、間違いなく現行のJK12型がおすすめです。最大の理由はエンジンの「4バルブ化」にあります。従来の2バルブエンジンに比べて吸排気効率が向上した「eSP+」エンジンは、60km/hを超えてからの加速の伸びが別物です。バイパスや流れの速い郊外の幹線道路において、アクセルを全開にしなくても周囲の流れをリードできる余裕は、長距離移動時の精神的なストレスを大幅に軽減してくれます。

また、JK12型に標準装備されている「Honda SMART Keyシステム」も旅先では便利です。レインウェアを着込んでポケットの奥深くにキーを入れてしまっても、取り出すことなくエンジンの始動やシートの開閉が可能です。観光地で頻繁に乗り降りする際、キーの抜き差しの手間がないというのは、地味ですが非常に大きなメリットとなります。

コストパフォーマンスのJF45型

一方で、JF45型がツーリングに使えないかと言えば、全くそんなことはありません。熟成された2バルブエンジンは低速トルクが厚く、ストップ&ゴーの多い下道ツーリングや、荷物満載での急な登り坂では、むしろJK12型よりも力強く感じる場面さえあります。

何より車両価格が安いため、浮いた10万円近い予算を、高性能なリアサスペンション、高級なトップケース、グリップヒーター、そして旅費そのものに回すことができるという点は見逃せません。「旅の予算」全体で考えたとき、JF45型をベースにガッツリとカスタムするというのも、非常に賢い選択肢だと言えるでしょう。

リード125ツーリング仕様の実力を徹底分析

リード125ツーリング仕様の実力を徹底分析

ここまで装備面の構築について解説してきましたが、ここからはハードウェアとしての「リード125」が持つ本質的な走行性能に迫ります。実際に荷物を積んで走り出したとき、このスクーターはどのような挙動を見せ、ライダーに何を伝えてくるのか。スペックシートの数字だけでは分からない、現場レベルでのポテンシャルを徹底的に分析します。

高速走行を支えるエンジンの性能

リード125の心臓部である水冷4ストロークSOHC単気筒エンジンは、ホンダが世界に誇る環境性能型エンジン「eSP」シリーズの最新版です。特に現行モデルに搭載される「eSP+」は、フリクションロスの低減と吸排気効率の向上を徹底的に突き詰めた傑作ユニットです。

最高出力11PS(8.3kW)という数値は、125ccスクーターの中ではトップクラスに位置します。実際にスロットルを開けていくと、低速域では静かで振動の少ないジェントルな立ち上がりを見せますが、速度が乗るにつれてその表情を変えます。時速50kmから80km付近の中間加速において、パワーの盛り上がりが途切れることなく続き、グイグイと車体を前に押し出してくれるのです。この特性は、信号の少ない田舎道や、アップダウンの続く山間部のルートで真価を発揮します。

また、特筆すべきは「水冷システム」の恩恵です。空冷エンジンのバイク(例えばカブ系など)で真夏の峠道を登り続けると、エンジンの熱ダレによってパワーダウンを感じることがありますが、水冷のリード125ではそれが皆無です。ラジエーターによる適切な熱管理が行われているため、出発から到着まで、常にエンジンのベストパフォーマンスを引き出し続けることができます。数百キロを走破するグランドツーリングにおいて、機械的な不安要素がないというのは、何物にも代えがたい安心感につながります。

(出典:本田技研工業株式会社『リード125 走行性能』

実燃費から航続距離を計算する

見知らぬ土地を旅するツーリングライダーにとって、燃料計の目減りは常に気になる要素です。しかし、リード125はその優れた燃費性能によって、給油のストレスからライダーを解放してくれます。

メーカー公表のWMTCモード値は52.5km/Lですが、実際にツーリングで使用したユーザーの実測値(実燃費)を見ても、リッターあたり45kmから50km以上を記録することが珍しくありません。信号のない快走路を定速で巡航すれば、リッター55kmを超えることさえあります。

理論上の航続距離は300kmオーバー

燃料タンク容量は6.0リットルです。これを実燃費50km/Lで計算すると、6.0L × 50km/L = 300kmとなります。これは東京から名古屋の手前まで、あるいは大阪から広島の手前まで、無給油で到達できる計算です。

この「300km」という数字は、ツーリングにおいて絶大な意味を持ちます。地方の山間部や北海道ツーリングなどでは、ガソリンスタンドが数十キロ先まで存在しないエリアもザラにあります。そんな時でも、十分な航続距離を持つリード125なら、焦ることなく余裕を持って次のスタンドを目指すことができるのです。また、給油回数が減るということは、それだけ走りに没頭できる時間が増えるということでもあります。

PCXなどライバル車との比較

リード125を検討する際、必ずと言っていいほど比較対象に挙がるのが、同じホンダのPCX、ヤマハのNMAX、そしてスズキのアドレスシリーズやホンダのCT125ハンターカブでしょう。それぞれの車種には明確なキャラクターの違いがあります。

対 PCX・NMAX(14/13インチ勢)

PCXやNMAXの最大の武器は、大径ホイールによる走行安定性です。路面のギャップに対する走破性や、横風に対する強さ、フレームの剛性感といった「乗り心地の高級感」においては、正直なところPCXに分があります。しかし、リード125はそれらを犠牲にしてでも得た武器があります。それが「圧倒的な積載性」と「取り回しの良さ」です。

PCXのシート下容量は30リットル程度ですが、形状が複雑で大きな荷物は入りにくいことがあります。対してリード125は深さのある37リットル。さらに足元がフラットであるため、一時的にバッグを足元に置くことも可能です。また、全長が短く小回りが効くため、狭い路地裏や未舗装の空き地でのUターンも苦になりません。「優雅にクルージングするPCX」に対し、「道具満載でどこへでも突っ込んでいくリード」という図式です。

対 CT125ハンターカブ

大人気のハンターカブは、趣味性と悪路走破性が魅力です。しかし、雨天時の快適性や防風性能、そしてギアチェンジ不要のイージーさでは、スクーターであるリード125が勝ります。カブは「操る楽しさ」がありますが、長距離移動を「安楽にこなす」という点では、フェアリング(カウル)に守られたリード125の方が疲れにくいという側面もあります。

つまり、リード125は「PCXほどの走りはいらないが、カブよりも楽に、そして何より荷物をたくさん積んで旅がしたい」というニーズに完璧に応える、独自の立ち位置を確立しているのです。

実際の長距離移動はきついのか

「そうは言っても、やっぱりタイヤの小さいスクーターで長距離はきついんじゃないの?」という疑問に対し、正直にお答えしましょう。ノーマルの状態で、何の対策もせずにいきなり1日300km以上走れば、間違いなく「きつい」です。

しかし、前述した通り、ウインドシールドで風を防ぎ、ゲルザブで振動を消し、適切な休憩(1時間〜1.5時間に1回程度)を挟むことで、その「きつさ」は「心地よい疲労感」へと変わります。特にリード125は、フロントタイヤに12インチを採用している点が大きいです。旧来の前後10インチスクーター(例えばアドレスV125など)と比較すると、フロント12インチの直進安定性と段差乗り越え能力は格段に高く、ハンドルのふらつきが少ないため、精神的な疲れが段違いに少ないのです。

「きついかどうか」は、車両の性能よりも、事前の準備とカスタム、そしてライダーのペース配分次第でどうにでもなる範囲です。むしろ、積載に悩まなくて済む分、他のバイクよりも精神的には楽な旅ができるかもしれません。

ツーリング先での給油の注意点

最後に、リード125オーナーなら誰もが一度は経験するであろう、給油時のトラブルについて触れておきます。リード125の給油口はフロアステップの前方に配置されており、非常に低い位置にあります。この構造上、ガソリンタンクまでの配管が特殊な形状をしており、ガソリンが吹き返しやすいという癖があります。

「バフッ!」と吹きこぼさないための給油作法

セルフスタンドの高出力ノズルで、レバーを全開にして給油を行うと、オートストップが作動する前にガソリンが逆流し、「バフッ」という音と共に給油口からガソリンが溢れ出すことがあります。これはツーリング先の慣れないスタンドで起こりやすい事故です。

対策はシンプルです。「ノズルを奥まで突っ込みすぎず、少し浮かせ気味にする」「レバーは全開にせず、半分以下の流量でチョロチョロと入れる」「液面を目視しながら、溢れる手前で止める」こと。これを守るだけで、足元がガソリンまみれになる悲劇を防げます。

リード125でのツーリングに関するよくある質問(Q&A)

リード125でのツーリングに関するよくある質問(Q&A)
正直なところ、125ccのリードで1日何キロくらいまでなら楽しく走れますか?

「無理なく楽しめる」範囲なら、下道で150km〜200kmくらいかなと思います!もちろん、気合を入れれば300km以上も走れますが、景色を楽しんだり美味しいものを食べたりする余裕を持つならこれくらいがベストですね。私個人の感覚だと、250kmを超えてくると「早く宿に着きたい…」という気持ちが勝ってきちゃうので(笑)、自分の体力と相談しながら少しずつ距離を伸ばしていくのがおすすめですよ。

高速道路に乗れないのはやっぱり不便じゃないですか?

ぶっちゃけ、「急いでいる時」はめちゃくちゃ不便です(笑)。でも、ツーリングの目的が「移動」ではなく「旅」なら、むしろメリットに変わりますよ。高速だと見落としてしまうような小さな看板の定食屋さんや、ふと現れる絶景スポットにサッと立ち寄れるのは、原付二種ならではの特権です。最近はバイパスも整備されているので、「のんびり下道を極めるんだ!」というマインドセットで楽しんじゃいましょう。

キャンプツーリングに行きたいのですが、荷物を積みすぎると走りに影響しますか?

影響は間違いなく出ます。特にフロントの接地感がふわふわしますね。リードはリア荷重になりやすい設計なので、重いテントやキャンプ道具をリアボックスに詰め込みすぎると、カーブでのハンドリングが少し怖く感じることがあります。なので、私は「重いものはなるべくシート下の前寄りに、軽いものは後ろのボックスに」というパズルを徹底しています。これを意識するだけで、フラつきが抑えられてかなり走りやすくなりますよ!

リード125で山道の峠越えはパワー不足を感じますか?

現行のeSP+エンジンなら、驚くほどグイグイ登ってくれます! 昔のスクーターのような「登らなくてイライラする」感じはほとんどありませんね。ただ、急勾配のヘアピンカーブで失速してしまうと再加速に少し時間がかかるので、アクセルワークにはちょっとしたコツがいります。パワー不足を心配するよりは、小径タイヤゆえの「路面のギャップでの跳ね」に気をつけて、余裕を持ってコーナーに入るのが安全に楽しむコツかなと思います。

結局、一番最初にやるべきカスタムは何ですか?

迷わず「ウインドシールド」です! 見た目の好みはあると思いますが、これがあるのとないのでは、1日走った後の「肩こり」と「疲労感」が全く違います。まずは風対策をして、次にお尻が痛くなったらゲルザブ、荷物が増えたらキャリア…という順番で、自分の旅のスタイルに合わせて少しずつ「自分専用のツアラー」に育てていくのが、一番失敗しないし楽しい方法ですよ。

リード125ツーリング仕様で旅に出よう

通勤や買い物だけの「実用車」だと思われがちなリード125。しかしその中身は、高い動力性能とクラスを超えた積載能力、そして驚異的な燃費性能を兼ね備えた、世界最小クラスの「グランドツアラー」としてのポテンシャルを秘めています。

適切なカスタムで快適性を高めれば、リッター50kmの低燃費と37リットルのラゲッジスペースを武器に、どこまでも走っていけそうな自由を手に入れられます。高速道路に乗れないことは、裏を返せば「知られざる日本の絶景を下道でゆっくりと発見できる」という特権でもあります。ぜひ皆さんも、自分だけの「リード125 ツーリング仕様」を作り上げて、新しい景色を探しに出かけてみてください。きっと、この小さな相棒が、あなたのバイクライフを大きく広げてくれるはずです。

※カスタムパーツの取り付けや整備は、安全性に直結する重要な作業です。ご自身での作業に不安がある場合は、無理をせず信頼できるプロのバイクショップに依頼することを強くおすすめします。

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