こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
スーパーカブに風防を付けようと思ったとき、「大きいほうが本当に快適?」「ショートタイプでも効果はある?」「旭風防と純正ならどちらがいい?」と迷いますよね。
写真だけで選ぶと格好よく見えても、実際に走ってみると顔に風が集中したり、スクリーンの上端が視界に入ったりすることがあります。反対に、防風性能だけを優先して大きすぎる風防を選ぶと、見た目や横風への強さが気になるかもしれません。
先に結論を言うと、冬や長距離で防風効果を最優先するなら大型のウインドシールド、カブらしい見た目を残しながら胸への風圧を減らしたいならショート風防が選びやすいです。
ただし、「身長が何cmならこの高さ」と数字だけで決めるのはおすすめしません。座高や乗車姿勢によって目の位置は変わるからです。着座した状態の視線位置、スクリーン上端、型式適合、ハンドルを左右いっぱいに切ったときの干渉まで確認することが大切ですよ。
この記事では、スーパーカブの風防によって何が変わるのか、大型とショートの違い、純正・旭風防などの特徴、取り付け前に確認したいポイントまで順番に解説します。
- スーパーカブに風防を付ける効果
- 大型とショート風防の違いと選び方
- 純正・旭風防などおすすめ商品の特徴
- 型式適合や視界、取り付け時の注意点
スーパーカブ風防の効果とは

スーパーカブの風防は、単純に「寒さを防ぐパーツ」ではありません。
走行中に胸へ当たる風圧を逃がし、雨や虫などから身体を守り、長時間走ったときの疲れを軽減する役割があります。
一方で、スクリーンの大きさや角度が合っていないと、頭の周囲に乱れた風が発生することもあります。まずはメリットを正しく理解しておきましょう。

走行風を減らして疲労を軽減
私がスーパーカブの風防で最も大きいと考えているメリットは、胸やお腹に受け続ける走行風を減らせることです。
速度が上がるほど身体に当たる風圧は強くなります。スーパーカブのように上体を起こして乗るバイクでは、胸や肩がそのまま風を受けやすいですよね。
風防がない状態では、身体が後ろへ押されないよう、腕、肩、首、背中などで無意識に姿勢を支え続けます。短時間ならあまり気にならなくても、数時間走ると少しずつ疲労として表れてきます。
ウインドシールドを装着すると、正面から来た空気の一部がスクリーンに沿って上や左右へ流れます。そのため、胸へ直接当たる風圧を抑えやすくなるわけです。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
近所を20分ほど走るだけだと「風防って必要?」と感じるかもしれません。でも、郊外を長時間走ると差が出やすいです。私は風防を選ぶとき、最高速よりも「一定速度で走り続けたときに疲れにくいか」を重視したほうがカブには合っていると思います。
特に長距離では、少しの風圧でも何時間も積み重なるため負担が大きくなります。スーパーカブで遠出する予定なら、スーパーカブツーリングの装備と長距離で疲れにくくするコツもあわせて確認しておくと、風防以外に準備したい装備も整理できます。
ただし、風防を付ければ必ず空気抵抗が減り、燃費や最高速度まで上がるとは限りません。
スクリーンの面積、角度、ライダーの姿勢、風向きなどによって車体全体の空気抵抗は変化します。風防の主目的は速度を上げることではなく、ライダーが受ける走行風をコントロールすることと考えるのが自然です。
スーパーカブの速度域そのものを知りたい場合は、スーパーカブ50・90・110・125の最高速度比較も参考にしてください。
雨や虫から身体を守れる
スーパーカブのウインドシールドは、風だけでなく前方から飛んでくる雨、虫、小さな砂やほこりから身体を守る役割もあります。
特に春から秋にかけて郊外を走ると、ヘルメットやジャケットに虫がぶつかることがありますよね。大きめの風防なら、胸から顔付近へ飛んでくるものの一部を受け止めてくれます。
雨天でも同じで、前方からの雨をすべて防げるわけではありませんが、胸や胴体が直接濡れる量を減らしやすくなります。
ただし、大型スクリーン越しに前を見る場合は、雨粒や汚れそのものが視界を悪化させる可能性があります。
特に夜間は、スクリーンについた細かな傷や水滴に対向車のライトが反射すると、昼間以上に見えにくくなる場合があります。
スクリーンは乾いた布で強くこすらないようにしましょう。
砂ぼこりが付いた状態で乾拭きすると、細かな傷が増える原因になります。基本は大量の水で砂を落とし、中性洗剤と柔らかい布を使う方法が安心です。
ガソリン、シンナーなどの有機溶剤や、素材への使用可否が確認できないクリーナーは避け、必ず風防メーカーが指定する清掃方法を確認してください。
ポリカーボネートは衝撃に強く、バイク用スクリーンによく使われる素材ですが、表面は傷が付くことがあります。そのため、素材そのものだけでなく、ハードコートの有無も製品選びのポイントになります。
撥水剤についても、自動車のガラス用だからといって、そのまま樹脂製スクリーンに使用できるとは限りません。「ポリカーボネート対応」「透明樹脂対応」など、使用できる材質が明記された製品を選んでください。
冬の防寒性を高められる
冬のスーパーカブでは、気温そのものより走行風の冷たさがつらく感じることがあります。
走行中は身体の周囲を空気が流れ続けるため、体表から熱が奪われやすくなります。速度が高くなるほど寒さを感じやすくなるので、防寒着を増やすだけでは十分でないこともあります。
そこで役立つのが風防です。
大型ウインドシールドなら、胸や首まわりへ直接当たる冷たい風を大幅に減らせるため、冬場の快適性を高めやすくなります。
さらに布製のタレが付いたタイプなら、スクリーンの下側やハンドル周辺から入ってくる風を抑えやすいのも特徴です。
冬の快適性は「風防だけ」で決まりません。
グローブ、ネックウォーマー、冬用ジャケット、ハンドルカバー、グリップヒーターなどを組み合わせることで、さらに寒さを抑えやすくなります。
反対に夏場は、大型風防によって身体へ当たる風が減るため、暑く感じることがあります。
一年中同じ仕様で乗るより、「冬は大型、夏はショート」というように季節によって風防を替える方法もありですよ。
風防の高さ別おすすめタイプ

スーパーカブの風防選びで一番悩みやすいのが高さです。
大きければ防風性能は高くなりやすいですが、必ずしも大きいほど快適というわけではありません。
街乗りなのか、長距離ツーリングなのか。夏を重視するのか、冬を重視するのか。この違いから選ぶと失敗しにくくなります。

防風重視なら大型ロングタイプ
とにかく走行風を減らしたいなら、ロングタイプの大型ウインドシールドが第一候補です。
胸だけでなく首や顔付近まで広くカバーできるため、冬場や長距離ツーリングとの相性に優れています。
特にスーパーカブ110で郊外を長時間走る人なら、ショートタイプとの防風範囲の違いを感じやすいかなと思います。
| 比較項目 | 大型・ロング | ショート |
|---|---|---|
| 胸への風圧 | かなり抑えやすい | 抑えやすい |
| 顔への風 | 減らしやすい | 残りやすい |
| 冬の防寒 | 向いている | やや弱い |
| 夏の涼しさ | 熱がこもる場合あり | 風を受けやすい |
| 見た目 | 実用的で存在感がある | 軽快で自然 |
| 横風の影響 | 受けやすくなる場合あり | 比較的小さい |
大型を選ぶ際に注意したいのが、スクリーン上端の位置です。
ちょうど真正面の視線に上端が重なると、「スクリーンを見るのか、その上を見るのか」が曖昧になり、かえって疲れることがあります。
雨が降ればスクリーンにも水滴が付きます。夜間ならライトの反射も加わるため、透明な風防でも視界が落ちる場合があります。
そのため、実車へまたがった状態で目の高さとスクリーン上端の関係を確認できるなら、それが一番です。
見た目重視ならショート風防
「風防は欲しいけれど、いかにも大きなスクリーンを付けた見た目にはしたくない」という人には、スーパーカブ用ショート風防が向いています。
ショートタイプはヘッドライトやメーター上部から胸付近までをカバーするものが多く、スーパーカブ本来の丸みのあるデザインを残しやすいのが魅力です。
正面から受ける風を完全になくすことはできませんが、胸へまともに当たっていた空気を上へ流してくれるため、何も付けていない状態より楽になる可能性があります。
そして顔にはある程度風が残ります。この点は冬にはデメリットですが、夏にはメリットにもなります。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
私なら、街乗り中心で見た目も大切にしたい場合は、最初から巨大なスクリーンを選びません。ショート風防から試して、もっと首や顔の風を減らしたくなったら大型へ移行する選び方も失敗しにくいですよ。
カスタム感を出したい場合は、透明だけでなくスモーク系も候補になります。ただし、濃い色ほど夜間の見え方に影響する場合があるため、スクリーン越しに前方を見る高さなら特に注意してください。
身長と視線位置で高さを選ぶ
風防のおすすめサイズを考えるとき、「身長170cmだから高さ○cm」と単純に決めるのは避けたいところです。
同じ身長でも、胴の長さ、座高、腕の長さ、シート上の着座位置、背中の曲げ方によって目線は変わります。
重要なのは身長ではなく、普段の姿勢でシートに座ったときの目の位置です。

まず普段通りにスーパーカブへ座り、前方を自然に見ます。その状態でスクリーン上端がどこへ来るのかをイメージしてください。
大型風防では、上端が真正面の視界へ中途半端に重ならないようにすることがポイントです。
また、高さだけでなく角度でも風の流れが変わります。スクリーン上端から流れた空気がヘルメット付近へ集中すると、「ボボボ」という風切り音や頭を揺さぶるような乱れを感じる場合があります。これは一般にバフェッティングと呼ばれる現象です。
調整式なら取り付け角度を少し変えることで改善することがあります。それでも改善しない場合は、高さの変更や追加ディフレクターを検討する方法もあります。
風防の高さ選びで見る順番
用途を決める → 普段の視線位置を確認する → スクリーン上端の高さを見る → 角度調整の有無を確認する → 型式適合と干渉を確認する、という順番がおすすめです。
スーパーカブ風防のおすすめ商品

スーパーカブ用風防には、Honda純正、旭風防、デイトナ、アウトスタンディングなどさまざまな選択肢があります。
ここでは単純な価格順ではなく、「防風性能」「見た目」「適合の分かりやすさ」「取り付けやすさ」の4点を中心に選び方を整理します。
商品仕様や適合型式は変更される場合があるため、購入時は商品名だけで判断せず、自分の車両の型式まで照合してください。

純正ウインドシールドの特徴

取り付け後の一体感と適合の安心感を優先したいなら、まず候補になるのがHonda純正ウインドシールドです。
現行型を含め、純正用品は対象となる車両に合わせたステーや取り付け位置が設定されています。
たとえばJA59型スーパーカブ110向けには、純正ウインドシールドとして「08R72-K88-J40」が知られています。(出典:HondaGO BIKE GEAR「スーパーカブ110適合純正アクセサリー」)
純正の強みは、単にHondaのロゴが付いていることではありません。車体との適合確認がしやすく、ステー位置やスクリーン形状もその車種に合わせて設計されている点です。
社外品に比べると価格が高めになりやすいですが、「購入後にステーが合わなかった」「ハンドル周辺で干渉した」といった失敗をできるだけ避けたい人には魅力があります。
純正がおすすめな人
見た目の一体感、取り付け精度、車種適合の分かりやすさを優先する人です。特にカスタム初心者なら、価格だけでなく取り付け後の安心感まで含めて比較するといいですよ。
ただし、「スーパーカブ純正」と書かれていても、JA44用とJA59用では部品が異なる場合があります。
車名ではなく車体型式まで確認すること。ここは風防選びでかなり重要です。
旭風防とタレ付きモデルを比較
スーパーカブと昔ながらの風防の組み合わせが好きなら、外せないのが旭風防です。
旭風防はカブとの相性が良いクラシカルなデザインが特徴で、実用性だけでなく「この見た目が好きだから付けたい」という人にも選ばれています。
旭風防CUB-F3

CUB-F3は、大型寄りのウインドシールドを探している人が比較しやすい定番候補です。
スクリーンは高さ約420mm、幅約380mmを目安とした大きめの形状で、ショートバイザーより広い面積で走行風を受け止めます。(出典:旭精器製作所「ウインドシールド CUB-F3」)
「冬の通勤でも使いたい」「長距離で胸に当たる風をしっかり減らしたい」という用途に向いています。
旭風防CUB-F8

CUB-F8はショートタイプを求める人の候補です。
大型風防ほど車体前方の印象を変えにくく、軽快なスーパーカブのスタイルを残しながら、胸付近への風を軽減したい場合に選びやすい製品です。
防寒性能ではCUB-F3のような大型タイプが有利ですが、夏場の通気性や見た目ではCUB-F8を好む人もいるでしょう。
タレ付き風防

さらにカブらしさを強く出したいなら、スーパーカブの風防+タレという組み合わせがあります。
スクリーン下部に布製フラップを取り付ける昔ながらのスタイルで、ヘッドライト周辺から入ってくる冷たい風を抑える役割があります。
カーキ、デニム調などデザインを楽しめるタイプもあり、現在では単純な業務用装備というより、レトロカスタムの一部として楽しめる存在です。
| 候補 | 防風性 | 見た目 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| Honda純正 | 高い | 車体になじみやすい | 適合と安心感重視 |
| 旭風防 CUB-F3 | 高い | クラシック | 冬・長距離 |
| 旭風防 CUB-F8 | 中程度 | 軽快 | 街乗り・夏 |
| タレ付き風防 | 高め | レトロ感が強い | 防寒・個性重視 |
価格や販売状況、対応年式は変わる可能性があります。購入前にはメーカー公式サイトや販売店の商品ページで最新の適合情報を確認してください。
取付ステー付き風防の選び方
風防を買うときに見落としやすいのが取付ステーです。
スクリーン本体がスーパーカブへ対応していても、ステーが別売りだったり、年式ごとに取り付け部品が違ったりする商品があります。
特に汎用品では、ミラー取り付け部分を利用する製品が多いため、ミラーのネジ径やアダプターの有無を確認しておく必要があります。
古いスーパーカブと新しいスーパーカブでは仕様が異なることがあるため、「カブ用だから付くだろう」という判断は避けたほうが安心です。
また、デイトナのウインドシールドRSのように、車種専用ステーと角度調整機構、機器を取り付けられるクランプバーを備えたタイプもあります。
ただし、デイトナのスーパーカブ用ウインドシールドRSなどは対象年式が限定されます。たとえばJA10・JA44系などに対応する商品と、JA59では適合しない商品を混同しないよう注意してください。(出典:デイトナ「ウインドシールドRS スーパーカブ110/50」)
補修用としてベースステーだけ販売されている製品もありますが、これもメーカー指定のスクリーンとの組み合わせを前提としていることがあります。
ステー単体を見つけても、汎用品だと思って組み合わせないようにしてください。
スクリーンの重さと面積によってステーにかかる力は変わります。指定外の組み合わせでは、振動による緩みや破損につながる可能性があります。
取り付け後は、ハンドルを左右いっぱいまで動かし、スクリーンやステーがミラー、レバー、配線、ブレーキホースなどへ接触していないか確認します。
最初の取り付けが終われば完了ではありません。単気筒エンジンの振動や走行風を受け続けるため、取り付け後しばらく走った段階でもボルトの緩みを点検してください。
スーパーカブ風防カスタムの注意点

スーパーカブの風防カスタムでは、「付いたから大丈夫」ではなく、実際に安全に走れる状態になっているかを確認する必要があります。
特に大切なのが、車体型式、ハンドル操作、視界、スクリーンの状態です。
型式適合とハンドル干渉を確認
スーパーカブにはAA09、JA44、JA59など複数の型式があります。
見た目が似ていても、ヘッドライト周辺、ミラー取り付け部、ハンドルカバーなどの形状が同じとは限りません。
商品名に「スーパーカブ110用」と書かれていても、それだけで注文するのは少し危険です。
車検証や標識交付証明書などで自分の型式を確認し、メーカーが示す適合表と照合するのが基本です。

取り付け後に確認する場所
まずはエンジンをかける前に、センタースタンドなどで車体を安定させた状態でハンドルをゆっくり左右へ動かします。
ブレーキレバー、ミラー、ケーブル、配線、スクリーン、ステーのどこかが接触するなら、そのまま走行してはいけません。
スクリーンそのものも、視界を妨げる大きな傷やひび割れがないか確認してください。
また、スクリーンには曲面があります。形状や駐車方向によっては太陽光が特定箇所へ集まり、メーターやハンドル周辺の樹脂部品が高温になる可能性があります。
屋外へ長時間駐車する場合は、メーカーの注意事項に従い、直射日光がスクリーンへ当たり続ける状態を避けると安心です。
大型風防では横風にも注意
大型風防は前後方向の風を防いでくれる一方、風を受ける面積自体は増えます。
橋の上、海沿い、山間部の開けた場所、大型車の横を通過するときなどは、横方向から急に風を受けることがあります。
風が強い日は速度を落とし、ハンドルへ力を入れすぎず走行してください。

風防やステーの安全基準、車両寸法への扱いなどは、車両区分、製作年月、固定方法、部品形状によって判断が異なる場合があります。
鋭利な縁や危険な突起を作らず、視界や運転操作を妨げないことを最優先にしてください。
法令への適合について不明な場合は、自己判断せず、正確な情報を国土交通省などの公式情報で確認し、Honda正規取扱店、整備士、運輸支局などの専門家へ相談してください。
ルーフシールドと補助ライト

通常のウインドシールドよりさらに防風・防雨性能を求める人には、ルーフシールドという選択肢もあります。
また、長距離ツーリングや郊外を走る人の中には、補助ライトを追加したいと考える人もいるでしょう。
どちらも便利な反面、一般的な風防より車体への影響が大きいため、取り付けには慎重さが必要です。
ルーフシールドのメリットと注意点
スーパーカブのルーフシールドは、前方の大型スクリーンから頭上までを覆う、いわゆる屋根付きの構造です。
一般的なロングスクリーンより広い範囲を覆えるため、前方から来る風や雨を大幅に減らせるのがメリットです。
毎日の通勤や業務で天候に関係なくスーパーカブを使う人なら、通常の風防とは違った価値があります。
ただし、私はルーフシールドを「大型風防のさらに上位版」とだけ考えるのはおすすめしません。
車体上部の面積が大きくなるため、横風の影響を受けやすくなります。また、構造が複雑になるほど取り付け部への負担や定期点検の重要性も増します。
スクリーン越しに常時前を見る構造なら、透明度も非常に重要です。細かな傷、水滴、汚れは、特に雨の夜にライトを乱反射させることがあります。
ワイパー付きの場合でも、砂やほこりが付いたまま作動させれば傷の原因になるため、スクリーンの清掃状態には気を配りたいところです。
ルーフシールドが向いているのは、全天候での実用性を最優先できる人です。
一方、週末ツーリングや街乗りが中心なら、まず通常のロング風防で必要十分かを考えてから選ぶと、車体の軽快さを残しやすいですよ。
遠出を増やす予定なら、風防だけでなく給油計画も重要です。モデル別の容量と航続距離は、スーパーカブのタンク容量と航続距離の比較で詳しく整理しています。
補助ライト追加時の注意点
スーパーカブの補助ライトは、街灯の少ない道で路肩を見やすくしたい場合に便利なカスタムです。
ただし、「明るければ明るいほど安全」という考え方は危険です。
取り付け位置や光軸が不適切だと、対向車や前走車を強くまぶしくさせ、むしろ事故につながる可能性があります。
前部霧灯として扱われる灯火については、保安基準上、灯光の色、点灯数、取り付け位置、他の交通を妨げない配光などの要件があります。
二輪車では、一般に前部霧灯の照明部中心をすれ違い用前照灯の中心より高くしないことや、同時に3灯以上を点灯させないことなどが確認事項になります。灯光の色についても白色または淡黄色などの条件があります。(出典:国土交通省「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示 第121条 前部霧灯」)
ただし、適用される細かな基準は車両の製作年月や灯火の仕様によって確認が必要です。
フォグランプの取り付け位置を「地上○mmなら必ず合法」と一つの数字だけで判断しないでください。
二輪車には四輪車と異なる取り付け条件が適用される場合があります。購入・施工前に最新の道路運送車両の保安基準を確認してください。
電源の取り方にも注意が必要です。
消費電力の大きな補助ライトを適当に既存配線へ接続すると、ヒューズ切れ、配線の過熱、電圧低下などにつながる可能性があります。
一般にはヒューズで保護した主電源と、キー操作に連動する制御回路、必要に応じてリレーを組み合わせる方法があります。
さらにUSB電源やグリップヒーターを使っている場合は、補助ライトだけでなく電装品全体の消費電力を考える必要があります。
配線加工に自信がない場合は無理にDIYせず、バイク販売店や電装作業に詳しい整備士へ依頼してください。火災や走行中の電装トラブルにつながる部分なので、ここは節約を優先しすぎないほうがいいですよ。
スーパーカブ風防に関するよくある質問(FAQ)
- スーパーカブの風防は本当に効果がありますか?
-
はい。特に胸へ直接当たる走行風を減らす効果は期待できます。長距離や冬場では疲労や寒さを軽減しやすくなります。ただし、効果の大きさはスクリーンの高さ、幅、角度、ライダーの身長や姿勢によって変わります。
- ショート風防と大型風防はどちらがおすすめですか?
-
防風・防寒を優先するなら大型がおすすめです。街乗り中心でスーパーカブ本来の軽快な見た目を残したいならショートが向いています。冬の長距離なら大型、夏の街乗りならショートという考え方でも選びやすいですよ。
- Honda純正と旭風防ならどちらがいいですか?
-
車体との適合や一体感を優先するならHonda純正が選びやすいです。一方、旭風防は大型、ショート、タレ付きなど選択肢があり、昔ながらのカブらしい見た目を楽しみたい人に向いています。最終的には自分の型式に適合する商品かを必ず確認してください。
- 風防を付けると燃費や最高速度は良くなりますか?
-
必ず良くなるとは言えません。適切な形状なら身体へ当たる風を整流できますが、スクリーン自体の面積も増えます。風防の大きさ、角度、姿勢、速度、風向きによって空気抵抗は変わるため、燃費や最高速度の向上を主目的に選ぶのはおすすめしません。
- スーパーカブの風防は自分で取り付けられますか?
-
ボルトオン式で比較的取り付けやすい商品もあります。ただし、ミラー、レバー、配線などへ干渉していないか確認が必要です。締め付けトルクや配線処理に不安がある場合は、Honda正規取扱店やバイクショップなどの専門家へ依頼してください。
スーパーカブ風防の選び方まとめ
スーパーカブの風防は、見た目を変えるだけのカスタムパーツではありません。
胸へ当たる走行風を減らし、雨や虫から身体を守り、特に冬や長距離での負担を軽くしてくれる実用性の高い装備です。
ただし、大型とショートでは性格がかなり異なります。
- 防風・防寒を最優先するなら大型ロング風防
- 見た目と風圧軽減を両立したいならショート風防
- クラシックな雰囲気なら旭風防やタレ付きを検討
- 適合と一体感を重視するならHonda純正が有力
- 身長だけでなく着座時の視線位置で高さを決める
- 購入前にAA09・JA44・JA59など型式を確認する
- 取り付け後はハンドルを左右へ切って干渉を確認する
私なら、冬や長距離ツーリングを重視するなら大型、普段の街乗りとスーパーカブらしいデザインを優先するならショートを選びます。
そして商品そのもの以上に大切なのが、自分の目の高さと風防上端の位置が合っていることです。
どれほど高性能なウインドシールドでも、視界の中央に上端が重なったり、風がちょうどヘルメットへ集中したりすれば快適とは言えません。
「一番大きい風防」ではなく、「あなたの乗り方に必要な範囲だけ風を防いでくれる風防」を選ぶ。これが一番失敗しにくい選び方かなと思います。

最後に、商品価格、販売状況、対応型式、取り付け条件は変更される場合があります。数値や仕様は一般的な目安として考え、購入前には必ずHondaや各パーツメーカーの公式サイト、最新の取扱説明書で正確な情報をご確認ください。
また、風防やステーの取り付け、補助ライトの配線、保安基準への適合について判断できない場合は、自己判断で加工せず、Honda正規取扱店、バイクショップ、整備士、運輸支局などの専門家へ相談したうえで最終判断してください。
