こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
スーパーカブ110が気になっていても、「新車はいくらなのか」「毎日の通勤で不便はないか」「スクーターやクロスカブ110より自分に合うのか」と迷いますよね。
スーパーカブ110は燃費と取り回しに優れる一方、シート下収納がなく、高速域の余裕も大きくありません。
そのため、車両価格だけを見るのではなく、リアボックスや風防などを含めた総額と、実際に走る道路環境を照らし合わせることが大切です。
この記事では、現行JA59の価格や装備、通勤で感じやすい長所と弱点、競合車との違い、中古車を選ぶポイントまで分かりやすく解説します。
- スーパーカブ110の新車価格と主要装備
- 通勤や街乗りでの燃費と使い勝手
- クロスカブ110やスクーターとの違い
- 用品や維持費を含めた購入判断の基準
この記事の価格や保険料、維持費は2026年8月時点の情報を基にした一般的な目安です。
正確な情報はHonda、警察庁、保険会社などの公式サイトをご確認ください。
スーパーカブ110の価格と基本情報

まずは現行スーパーカブ110の新車価格、車体スペック、必要な免許を整理して、購入判断の土台を作っていきましょう。
新車価格と値上げの推移
現行のスーパーカブ110は、2025年12月11日からメーカー希望小売価格が352,000円(税込)に改定されています。
2022年4月にJA59が発売されたときの価格は302,500円だったため、発売当初と比べると49,500円、割合では約16.4%の上昇です。
| 時期 | メーカー希望小売価格 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 2022年4月 | 302,500円 | JA59発売時の価格 |
| 2025年12月以降 | 352,000円 | 価格改定とカラー変更 |
| 価格差 | 49,500円 | 発売時比で約16.4%上昇 |
現在の車体色は、グリントウェーブブルーメタリック、バージンベージュ、クラシカルホワイト、タスマニアグリーンメタリックの4色です。
価格改定後もエンジンや車体の基本構成はJA59のままで、前輪ABSやキャストホイール、チューブレスタイヤといった実用装備が引き続き採用されています。
最新の価格、カラー、主要諸元は、Hondaの公式発表で確認できます(出典:Honda「スーパーカブ110などの価格改定とカラーバリエーション変更」)。
352,000円だけでは乗り出せない点に注意してください。
メーカー希望小売価格には、自賠責保険、軽自動車税、登録手続き、納車整備、ヘルメット、盗難対策用品などの費用が含まれていません。
販売店や購入する用品によって異なりますが、通勤仕様として準備するなら、車両価格に数万円を加えた予算を考えておくと慌てにくいですよ。
「スーパーカブ 110 新車はいくらか」ではなく、「必要な用品を含めていくらになるか」で比べることが重要です。
JA59の主要スペック
現行JA59は、昔ながらの外観を残しながら、通勤車として重要な足回りと計器類を現代的にしたモデルです。
| 項目 | スーパーカブ110 |
|---|---|
| 型式 | 8BJ-JA59 |
| エンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
| 排気量 | 109cc |
| 最高出力 | 5.9kW[8.0PS]/7,500rpm |
| 最大トルク | 8.8N・m/5,500rpm |
| 車両重量 | 101kg |
| シート高 | 738mm |
| 燃料タンク容量 | 4.1L |
| WMTCモード燃費 | 67.9km/L |
| 変速機 | 常時噛合式4段 |
| 始動方式 | セルフ式・キック式併設 |
| 前ブレーキ | 油圧式ディスク・ABS付き |
| 後ブレーキ | 機械式ドラム |
| タイヤ | 17インチ・チューブレス |
2022年のモデルチェンジでは、低回転で粘りやすいロングストロークエンジンが採用されました。
前後のキャストホイールとチューブレスタイヤにより、スポークホイールとチューブタイヤだった旧型より、パンク修理や日常の手入れを依頼しやすくなっています。
前輪には油圧式ディスクブレーキとABSが備わり、急な制動時に前輪がロックする危険を減らす方向で運転を補助します。
ただし、ABSが付いているのは前輪だけで、滑りやすい路面で無理なブレーキ操作を安全に変えてくれる装置ではありません。
メーターには時計、平均燃費、ギアポジションが表示されるため、カブ特有の変速操作に慣れていない人でも現在のギアを確認できます。
JA59の大きな魅力は、101kgの軽さに前輪ABSとチューブレスタイヤを組み合わせたことです。
毎日乗る車両では、派手な最高出力よりも、止まりやすさ、押し引きのしやすさ、修理のしやすさが効いてきます。
必要な免許と新基準原付の違い
スーパーカブ110を運転するには、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。
クラッチレバーのない自動遠心クラッチを採用しているため、MTではなくAT限定の小型二輪免許でも運転できます。
一方、原付免許や普通自動車免許だけでは、標準のスーパーカブ110を運転できません。
2025年4月から、排気量50cc超125cc以下で最高出力4.0kW以下の車両を原付免許で運転できる新基準原付制度が始まりました。
しかし、標準のスーパーカブ110は最高出力が5.9kWあるため、新基準原付には該当しません。

| 比較項目 | スーパーカブ110 | 新基準原付 |
|---|---|---|
| 最高出力 | 5.9kW | 4.0kW以下 |
| 必要な免許 | AT小型限定普通二輪以上 | 原付免許または普通免許 |
| 法定速度 | 道路の指定速度に従う | 30km/h |
| 二段階右折 | 不要 | 必要な交差点あり |
| 二人乗り | 条件を満たせば可能 | 不可 |
| ナンバープレート | 一般にピンク色 | 白色 |
普通自動車免許を持っている場合、AT小型限定普通二輪免許は技能教習8時限、学科教習1時限が基本となり、対応する教習所では最短2日の日程が用意される場合があります。
実際の教習日数や費用、予約状況は教習所によって異なるため、近隣の指定自動車教習所で確認してください。
スーパーカブ110は125cc以下なので、高速道路や自動車専用道路を走れません。
一般道に見えるバイパスでも自動車専用区間が設けられている場合があるため、入口の標識を必ず確認してください。
免許制度の正確な条件は、警察庁の案内で確認できます(出典:警察庁「一般原動機付自転車の車両区分の見直しについて」)。
通勤・街乗りで優れる特徴

スーパーカブ110が通勤車として支持される理由は、低燃費だけではなく、軽さ、足つき、狭い道での扱いやすさがまとまっていることです。
実燃費と航続距離
Hondaが公表するスーパーカブ110のWMTCモード燃費は、1名乗車時で67.9km/Lです。
WMTCモードは発進や加速、停止を含む測定値ですが、実際の燃費は気温、渋滞、荷物、坂道、走り方、タイヤの空気圧によって変わります。
日常の燃費を見積もるときは、おおむね55〜70km/L程度を幅のある目安として考えると現実的です。
燃料タンクは4.1Lなので、カタログ燃費から単純計算した航続距離は約278kmになります。
実際には燃料を完全に使い切る前に給油する必要があるため、通勤では200〜250km前後を給油計画の目安にすると安心です。
片道10kmを週5日往復する場合、2週間で約200kmを走るため、おおむね2週間に1回の給油ペースが目安になります。
片道20kmなら1週間で約200kmとなるため、週1回程度の給油を考えておくと分かりやすいですよ。
年間10,000kmを実燃費60km/Lで走り、ガソリン価格を1Lあたり180円と仮定すると、年間の燃料代は約30,000円です。
これはあくまで計算例ですが、通勤距離が長い人ほどスーパーカブ110の低燃費が家計に効いてきます。
燃料タンクは小さくても、燃費が良いため日常用途の航続距離は十分に確保されています。

取り回しと足つきの良さ
スーパーカブ110の車両重量は101kgで、リード125の116kgやPCXの133kgより軽量です。
駐輪場で向きを変えるときや、わずかな傾斜で車体を押すときには、この15〜32kgの差が数字以上に大きく感じられます。
全幅は705mmと細く、最小回転半径も1.9mなので、住宅街の狭い道や小さな駐輪区画でも扱いやすい設計です。
シート高は738mmと低く、またがるときに大きく足を上げなくても、中央部分をまたいで乗り降りできます。
シート前方と車体中央が細いため、同じシート高の一般的なバイクより足を地面へ下ろしやすいのも特徴です。

ただし、足つきは身長だけではなく、股下、靴底の厚さ、シート幅によって変わります。
カタログ上の数値だけで決めず、購入前には実車へまたがり、両足または片足で車体を支えられるか確認してください。
私が通勤用バイクを見るときは、走行性能より先に「毎朝、狭い駐輪場から苦労せず出せるか」を確認します。
通勤車は毎日触るものなので、101kgの軽さは長く乗るほど価値を感じやすい部分ですよ。
17インチの大径ホイールは、路面の小さな段差を越えやすく、速度が乗ったときの直進安定性にもつながります。
前輪ABSは制動を補助しますが、雨の日は車間距離を広く取り、マンホールや白線の上で急操作をしないことが基本です。
ギア操作と走行性能
スーパーカブ110は、左手でクラッチを操作せず、左足のシーソー式ペダルで4段のギアを切り替えます。
発進時は1速を使い、速度の上昇に合わせて2速、3速、4速へ上げていくため、スクーターよりも自分で車両を動かしている感覚があります。
一方、自動遠心クラッチが変速時のクラッチ操作を担うので、一般的なMT車のような半クラッチやエンストへの不安は小さめです。
現行JA59は走行中がリターン式、停車時のみロータリー式になるため、走行中に4速から誤ってニュートラルや1速へ入ることを防ぐ構造です。
メーターのギアポジション表示を見ながら練習すれば、初めての人でも操作の流れを覚えやすいでしょう。
109ccエンジンは最高出力8.0PSで、40〜50km/h程度の街中を流れに沿って走る場面を得意とします。
発進直後や坂道では適切なギアへ下げることで、スクーターとは違う粘り強い加速を引き出せます。
セルスターターに加えてキックペダルも備わりますが、完全に放電したバッテリーでは燃料噴射装置などが作動せず、キックでも始動できない場合があります。
キックがあるからバッテリー管理が不要になるわけではなく、長期間乗らない場合は電圧の点検や補充電が必要です。
操作の手軽さだけならスクーター、操作する楽しさまで欲しいならスーパーカブ110が有力です。
信号が多い通勤路でも、クラッチレバーなしで変速を楽しめる点がカブらしい魅力です。
購入前に知りたい弱点と対策

スーパーカブ110は万能ではなく、乗り心地、高速域、標準状態の収納力には購入前に理解しておきたい弱点があります。

乗り心地と高速域の弱点
スーパーカブ110は荷物の積載や日常の耐久性も考えた車体なので、サスペンションとシートを硬めに感じる人がいます。
舗装状態の良い市街地では気になりにくいものの、路面の継ぎ目や深い段差では、腰やお尻へ突き上げが伝わることがあります。
数kmから数十kmの通勤なら許容しやすい一方、休憩せず100km以上走るような使い方では疲れが蓄積しやすいでしょう。
対策としては、タイヤ空気圧を指定値に合わせる、荷物を積みすぎない、ゲル入りシートカバーを使うといった方法があります。
社外サスペンションへの交換も選択肢ですが、車高や操縦性が変化するため、適合確認と販売店への相談が欠かせません。
速度面では、一般道の流れに合わせた走行はできますが、60km/h付近では振動やエンジン音が増え、追い越し加速の余裕も小さくなります。
片側複数車線で大型車の流れが速い道路や、長い上り坂を毎日走る場合は、PCXなど出力に余裕のある125ccスクーターも比較したほうが安心です。
スーパーカブ110で高速道路や自動車専用道路を走ることはできません。
最高速度を試すような走り方ではなく、一般道を穏やかに移動する車両として考えてください。
収納や長距離走行を含めた失敗例は、スーパーカブ110で後悔しやすい人の特徴でも詳しく整理しています。
ボックス・風防・ホルダーを選ぶ
スーパーカブ110には大きなリアキャリアがありますが、スクーターのようなシート下収納はありません。
ヘルメット、雨具、仕事用のカバンを持ち運ぶなら、リアボックスの追加を前提に予算を考えるのが現実的です。
通勤中心なら30〜40L程度を目安にすると、ヘルメットや雨具をまとめやすく、車体との大きさのバランスも取りやすいでしょう。
ただし、収納できるヘルメットの種類はボックスの形状によって異なるため、容量表示だけで判断しないようにしてください。
リアボックス本体の重量と荷物の合計が、キャリアや取付金具の最大積載量を超えないことも重要です。
買い物中心なら開閉のしやすさ、仕事道具を入れるなら鍵と防水性、着脱したいならベースプレートの構造を優先すると選びやすくなります。
| 用品 | 期待できる効果 | 選ぶときの確認点 |
|---|---|---|
| リアボックス | ヘルメットや雨具を収納 | 容量、鍵、防水性、積載重量 |
| ウインドシールド | 風圧、寒さ、雨の軽減 | 高さ、材質、視界、適合型式 |
| スマホホルダー | 地図や経路の確認 | 固定方法、振動対策、落下防止 |
| マルチバー | 用品の取付場所を確保 | JA59への適合と干渉 |
| 車体カバー・ロック | 雨や盗難への対策 | 車体サイズ、耐候性、施錠場所 |
冬も通勤するなら、胸元への風を抑えやすいロングタイプの風防が疲労軽減に役立ちます。
短い風防は見た目を崩しにくい反面、顔や肩への風は残りやすいため、防風性能を最優先する人には物足りない可能性があります。
風防の種類や選び方は、スーパーカブ用風防の効果とおすすめで詳しく解説しています。
スーパーカブ110はハンドルが樹脂カバーで覆われているため、一般的なパイプハンドル用スマホホルダーを直接取り付けられません。
ミラー共締め式のステーやJA59対応のマルチバーを使い、メーター、スイッチ、ハンドル操作へ干渉しない位置に固定してください。
スマートフォンは必ず落下防止ストラップを併用し、走行中の画面操作はしないようにしましょう。
用品を探すときは「スーパーカブ110」だけでなく「JA59対応」と記載されているか確認してください。
JA44やJA10向けの商品は、取付穴やステーの形が異なり、そのまま装着できない場合があります。
スーパーカブ:クロスカブや競合と比較

標準のスーパーカブ110が自分に合うか判断するため、クロスカブ110、リード125、PCXとの違いを通勤目線で比べます。

クロスカブ110との価格差
標準のスーパーカブ110とクロスカブ110は、109ccエンジン、4段変速、前輪ABS、17インチホイールなどの基本部分を共有しています。
大きな違いは、価格、足つき、車体寸法、レッグシールドの有無、外観の方向性です。
| 比較項目 | スーパーカブ110 | クロスカブ110 |
|---|---|---|
| 価格 | 352,000円 | 412,500円 |
| 価格差 | 基準 | 60,500円高い |
| 車両重量 | 101kg | 107kg |
| シート高 | 738mm | 784mm |
| 全幅 | 705mm | 795mm |
| 最低地上高 | 138mm | 163mm |
| レッグシールド | あり | なし |
| 向いている用途 | 通勤、買い物、街乗り | レジャー、未舗装路、趣味 |
クロスカブ110は最低地上高が25mm高く、太めのタイヤやヘッドライトガードを備えたアウトドア寄りの外観が魅力です。
一方、シートは46mm高く、車体も6kg重いため、信号待ちの足つきや駐輪場での押し引きでは標準型が扱いやすいでしょう。
標準型に備わる大型レッグシールドは、膝や靴への風と泥はねを軽減するため、雨上がりや冬の通勤で実用性を発揮します。
クロスカブ110には露出したパイプハンドルがあるので用品を追加しやすいものの、標準型でもマルチバーを使えばスマホホルダーを装着できます。
通勤と街乗りを中心に考えるなら、価格が60,500円低く、足つきと防風性に優れる標準のスーパーカブ110が無理のない選択です。
両モデルの違いをさらに確認したい方は、クロスカブとスーパーカブの価格・足つき比較も参考にしてください。
リード125・PCXとの違い
リード125とPCXは、アクセルをひねるだけで走れる無段変速のスクーターです。
変速操作が不要でシート下収納を標準装備するため、利便性ではスーパーカブ110より一歩リードします。
| 比較項目 | スーパーカブ110 | リード125 | PCX |
|---|---|---|---|
| 価格 | 352,000円 | 352,000円 | 379,500円 |
| 最高出力 | 8.0PS | 11PS | 12.5PS |
| 車両重量 | 101kg | 116kg | 133kg |
| WMTC燃費 | 67.9km/L | 49.3km/L | 47.7km/L |
| 燃料タンク | 4.1L | 6.0L | 8.1L |
| シート下収納 | なし | 37L | 30L |
| 変速操作 | 足で4段変速 | 不要 | 不要 |
リード125はスーパーカブ110と同じ352,000円でありながら、37Lのシート下収納と11PSの水冷エンジンを備えています。
買い物、雨具の常備、仕事用バッグの収納を最優先するなら、追加ボックスなしで使いやすいリード125が合理的です。
PCXは価格と重量が上がりますが、12.5PSの出力、8.1Lの燃料タンク、30Lの収納、余裕のある乗車姿勢が魅力です。
流れの速い幹線道路や長距離移動が多い人は、PCXの出力と安定感に安心を感じるかもしれません。
対するスーパーカブ110は、101kgの軽さ、67.9km/Lの低燃費、17インチホイール、ギア操作の楽しさで差別化されています。
リアボックスを付ければ収納の弱点は補えますが、ボックス代と取付費用を加えると、同価格のリード125より総額が高くなる場合があります。
買った直後の便利さならリード125、幹線道路での余裕ならPCX、軽さと低燃費を長く楽しむならスーパーカブ110という分け方が分かりやすいですよ。
スーパーカブ110のよくある質問(FAQ)
購入前によく挙がる価格、免許、燃費、新車と中古車の疑問へ簡潔に回答します。
- スーパーカブ110の新車価格はいくらですか?
-
2026年8月時点のメーカー希望小売価格は352,000円(税込)です。
自賠責保険、税金、登録、納車整備、ヘルメット、リアボックスなどは別途必要になるため、販売店では支払総額の見積もりを依頼してください。 - 普通自動車免許だけで運転できますか?
-
普通自動車免許だけでは標準のスーパーカブ110を運転できません。
最高出力が5.9kWあるため新基準原付には該当せず、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。 - スーパーカブ110の実燃費はどのくらいですか?
-
HondaのWMTCモード値は67.9km/Lで、実際の使用では55〜70km/L程度がひとつの目安です。
気温、渋滞、坂道、荷物、空気圧、運転方法によって変わるため、購入後は給油量と走行距離から自分の燃費を記録すると安心です。 - 毎日60km/hで走る通勤にも向いていますか?
-
60km/hで走行することは可能ですが、その速度域では振動や騒音が増え、追い越し加速の余裕も小さくなります。
流れの速い道路を長時間走るなら、PCXなど出力に余裕のある車種も試乗して比較してください。 - 新車と中古車はどちらがおすすめですか?
-
長期間乗りたい人や整備履歴への不安を減らしたい人には新車が分かりやすく、初期費用を抑えたい人には状態の良い中古車が候補になります。
中古車は車両価格だけでなく、タイヤ、チェーン、ブレーキ、バッテリー、保証、納車整備、付属用品を含む総額で比較してください。
標準型を維持費と中古相場で選ぶ

結論として、通勤や街乗りで扱いやすさ、燃費、積載性のバランスを重視するなら、標準のスーパーカブ110が最も無理のない選択です。
年間維持費は走行距離や保険、駐車場、整備方法によって大きく変わりますが、原付二種は税金と燃料代を抑えやすい区分です。

| 維持費の項目 | 一般的な目安 | 確認点 |
|---|---|---|
| 軽自動車税 | 年2,400円 | 自治体の案内を確認 |
| 自賠責保険 | 60か月13,310円 | 2026年10月31日以前始期 |
| 自賠責保険改定後 | 60か月15,030円 | 2026年11月1日以降始期 |
| 年間燃料代 | 約30,000円 | 年間1万km・60km/L・180円/Lで計算 |
| オイル・点検 | 年6,000〜15,000円程度 | 依頼先や走行距離で変動 |
| 消耗品の積み立て | 年10,000〜25,000円程度 | タイヤ、チェーン、ブレーキなど |
| 任意保険・駐車場 | 契約や地域で大きく変動 | 個別の見積もりが必要 |
自賠責保険料は契約開始日や地域によって異なり、2026年11月1日から改定される予定なので、契約時点の保険料を確認してください(出典:三井住友海上「自賠責保険料」)。
自賠責は相手の身体への損害を補償する保険であり、自分のけがや相手の車両、建物などへの損害を十分に補えるものではありません。
任意保険は単独のバイク保険だけでなく、加入中の自動車保険へファミリーバイク特約を付ける方法もあります。
補償対象となる家族の範囲、人身傷害の有無、ロードサービス、等級への扱いは保険会社で異なるため、保険の専門家へ相談してください。
エンジンオイルは、Hondaの案内では初回1,000kmまたは1か月、その後は3,000kmまたは1年ごとの交換が基準です(出典:Honda「スーパーカブのエンジンオイルの量と交換時期」)。
短距離走行の繰り返し、雨天走行、ほこりの多い環境では車両への負担が変わるため、走行距離だけでなく状態を見て整備しましょう。
チェーンのたるみ、タイヤの空気圧と残り溝、ブレーキ、灯火類は、日常的に確認したい部分です。
長く乗った場合の考え方は、スーパーカブの寿命と買い替え時期でも詳しく解説しています。
中古車はJA59、JA44、JA10、JA07などの世代によって装備と相場が異なります。
特にJA59は前輪ABSとチューブレスタイヤを備えるため人気が高く、低走行車では中古価格と新車の支払総額があまり変わらない場合があります。
反対に、リアボックスや風防が付属し、タイヤやチェーンも交換済みの中古車なら、通勤仕様を一から作るより総額を抑えられる可能性があります。
中古車を見るときは、走行距離だけでなく、エンジンの始動性、異音、チェーンとスプロケット、タイヤの製造年、マフラーの錆、転倒傷、整備記録を確認してください。
購入価格だけでなく、売却予定のバイクがあるなら、その査定額を差し引いた実質負担で考えることが大切です。
査定を受けても必ず売却する必要はないため、乗り換え予算を決める材料として相場を確認できます。
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中古車の在庫や査定額は、年式、走行距離、地域、車体状態、需要によって日々変わるため、表示価格や査定額が保証されるものではありません。
最後に、スーパーカブ110をおすすめしやすい条件をまとめます。
- 通勤や買い物など一般道での移動が中心
- 軽さと足つきを重視している
- 燃料代と維持費を抑えたい
- ギア操作も楽しみたい
- 必要な収納をボックスで追加できる

一方、標準状態で大きな収納が必要ならリード125、流れの速い道路を長く走るならPCX、アウトドアらしい外観や未舗装路での余裕を求めるならクロスカブ110も有力です。
あなたが毎日走る道、運ぶ荷物、駐輪場の広さを具体的に思い浮かべると、カタログだけでは見えなかった答えが出てきますよ。
スーパーカブ110を選ぶときは、年式や車両価格だけで決めず、用途に合うキャリア、ボックス、風防、保険、整備費用まで含めた総額で比較してください。
価格、仕様、税金、保険料、免許制度は変更される場合があります。
正確な情報は公式サイトをご確認ください。
最終的な購入、安全、整備、免許、保険の判断は、販売店、教習所、整備士、保険の専門家にご相談ください。
