こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
「スーパーカブはリッター何キロ走るの?」「50・90・110・C125では、どれが一番お得?」と気になっていませんか。
スーパーカブはどのモデルも低燃費ですが、カタログ上の数字がそのまま普段の燃費になるわけではありません。
信号の数、走行速度、坂道、荷物の重さ、整備状態によっては、排気量の小さい50より110やC125のほうが少ない燃料で走れる場合もあります。
先に結論を言うと、燃費だけで選ぶなら大きな差はなく、購入価格・保険・整備費・消耗品まで含めた総維持費で比べることが大切です。
この記事では、各モデルのカタログ燃費と実燃費の目安を比較し、月間・年間のガソリン代までわかりやすく計算します。
- 50・90・110・C125の燃費の違い
- カタログ燃費と実燃費の正しい見方
- 走行距離別の月間・年間ガソリン代
- 燃費を保つ走り方とメンテナンス方法
スーパーカブの燃費比較一覧

最初に、スーパーカブ50・90・110・C125の燃費を一覧で比較します。
50・90・110・C125の燃費
燃費を比べるときは、排気量だけでなく、測定方法や製造された年代の違いも確認する必要があります。
特にスーパーカブ90はすでに生産を終了した旧型車なので、現在のWMTCモード値ではなく、当時の定地走行テスト値で比べる点に注意してください。
| モデル | 代表型式 | 排気量 | 定地燃費値 | WMTCモード値 | 実燃費の一般的な目安 | タンク容量 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 | AA09 | 49cc | 105.0km/L 30km/h走行時 | 69.4km/L | 約50~70km/L | 4.3L |
| スーパーカブ90 | HA02 | 85cc | 60.0km/L 60km/h走行時 | 公表なし | 約45~60km/L | 4.0L |
| スーパーカブ110 | JA59 | 109cc | 68.0km/L 60km/h走行時 | 67.9km/L | 約55~65km/L | 4.1L |
| スーパーカブC125 | JA71 | 123cc | 70.0km/L 60km/h走行時 | 67.8km/L | 約55~70km/L | 3.7L |
表の数値を見ると、スーパーカブ50の定地燃費値が105.0km/Lで突出しています。
ただし、50だけは30km/h、90・110・C125は60km/hで測定された数値なので、定地燃費値をそのまま横並びにすることはできません。
実際の道路に近い条件で測るWMTCモード値では、50が69.4km/L、110が67.9km/L、C125が67.8km/Lであり、差はわずかです。

燃費比較の要点
カタログ上は50が優秀ですが、実際の使用環境では110やC125も同等に近い燃費を狙えます。
燃費の小さな差だけでなく、走りやすさ、タンク容量、購入価格を含めて判断しましょう。
現行車の公表値は、メーカーの一次情報で確認できます(出典:Honda「スーパーカブ50・110 公式諸元」、Honda「スーパーカブC125 公式諸元」)。
実燃費の範囲はメーカー保証値ではなく、一般的な走行例をもとにした目安であり、気温や走り方、車両の状態によって上下します。
カタログ燃費と実燃費の違い
カタログに載っている燃費には、主に「定地燃費値」と「WMTCモード値」の2種類があります。
定地燃費値は、平坦な道を一定速度で走り続けたときの燃費を示す数字です。
信号での停止や再加速がほとんどないため、エンジンが効率よく動ける理想に近い条件となります。
WMTCモード値は、発進、加速、巡航、減速、停止を組み合わせて測定するため、定地燃費値より日常の走行に近い指標です。
それでも、通勤経路の信号数、坂道、渋滞、乗る人の体重、荷物、外気温までは完全に再現できません。
そのため、購入後のガソリン代を見積もるときは、カタログ値より少し余裕を持たせた実燃費を使うと安心ですよ。
実燃費は満タン法で確認できます。
給油した燃料の量で、前回の給油から走った距離を割れば、おおよその実燃費を計算できます。
走行距離÷給油量=実燃費となり、たとえば300km走って5L給油した場合は60km/Lです。
毎回同じ位置まで給油しないと誤差が出るため、1回だけで判断せず、3回から5回ほどの平均を見るのがおすすめです。
スーパーカブ50の燃費

スーパーカブ50はカタログ燃費の数字が非常に高く、近距離を低速で移動する用途に強いモデルです。
最終型のAA09は、30km/h定地燃費値が105.0km/L、WMTCモード値が69.4km/Lとなっています。
実際の街乗りでは、約50~70km/Lをひとつの目安にすると、ガソリン代を見積もりやすいかなと思います。
信号の少ない平坦路を穏やかに走れば70km/Lを超える可能性がありますが、短距離走行や坂道が多い環境では50km/L前後まで下がることもあります。
49ccエンジンは出力に余裕が少ないため、坂道や発進時にアクセルを大きく開ける時間が長くなると燃料消費が増えます。
荷物を積んだ状態や向かい風の中では、交通の流れを保つために高い回転数を使いやすい点も、実燃費がカタログ値から下がる理由です。
一方で、法定速度の範囲内で近所の買い物や通勤に使うなら、一度の給油量が少なくても長く走れます。
4.3Lのタンクに対して実燃費を55km/Lとすると、単純計算上の航続距離は約237kmです。
従来型のスーパーカブ50は生産を終了しているため、新車在庫や中古車を購入する場合は車両状態と整備履歴を確認してください。
名称が似ているスーパーカブ110 Liteは新基準原付であり、原付二種のスーパーカブ110とは免許区分や交通ルールが異なります。
50の特徴や生産終了後の選び方は、スーパーカブ50の特徴と価格を解説した記事でも詳しく紹介しています。
スーパーカブ90の燃費

スーパーカブ90は、50より余裕のある走りと扱いやすい車体を両立した中古市場で人気のモデルです。
代表的なHA02型の排気量は、名前から想像される90ccちょうどではなく85ccです。
2002年モデルのHonda公表値では、60km/h定地走行テスト値が60.0km/L、燃料タンク容量が4.0Lとなっています。
当時は現在のWMTCモードによる公表がなかったため、現行の110やC125とカタログ値だけで優劣を決めることはできません。
実燃費は車両状態による差が大きいものの、整備されたノーマル車であれば約45~60km/Lが一般的な目安です。
スーパーカブ90はキャブレター式なので、寒い日の暖機、チョークの使い方、キャブレターの調整状態によっても燃料消費が変わります。
製造から長い年月が経過している車両では、エアクリーナーの詰まり、ブレーキの引きずり、チェーンの固着、タイヤ空気圧の低下が燃費を悪化させている場合もあります。
つまり、90を選ぶときは「何km/L走るか」だけではなく、その燃費を出せる状態に整備されているかを見る必要があります。
仮に実燃費50km/Lで計算すると、4.0Lの満タンで走れる理論上の距離は約200kmです。
スーパーカブ90の当時の諸元は、メーカーの一次情報で確認できます(出典:Honda「2002年スーパーカブシリーズ発表資料」)。
中古車としての特徴や確認項目は、スーパーカブ70と90の違いを解説した記事も参考にしてください。
スーパーカブ110の燃費

スーパーカブ110は、燃費、動力性能、積載性、タンク容量のバランスが取りやすい実用モデルです。
JA59型の公表燃費は、60km/h定地燃費値が68.0km/L、WMTCモード値が67.9km/Lとなっています。
実際の街乗りでは約55~65km/Lがひとつの目安で、信号の少ない郊外やツーリングでは70km/L前後まで伸びることもあります。
排気量は50の約2倍ですが、燃費が大幅に悪くなるわけではありません。
110ccエンジンは低い回転数から力を出しやすく、発進や坂道でアクセルを必要以上に開けなくても走れるためです。
50では全開に近いアクセル操作が必要になる場面でも、110なら余裕を残したまま交通の流れに乗れます。
この違いによって、市街地では50と110の実燃費がほとんど変わらなかったり、走行条件によっては110のほうが良かったりします。
4.1Lのタンクに実燃費60km/Lを掛けると、理論上の航続距離は約246kmです。
通勤、買い物、週末のツーリングまで1台でこなしたいなら、燃費だけでなく走行時の余裕も大きなメリットになります。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
50と110で迷ったときは、燃費の小数点以下を比べるより、普段走る道の速度と坂道の多さを考えるのがおすすめです。
幹線道路や上り坂をよく使うなら、無理なく走れる110のほうが結果的に燃費を安定させやすいですよ。
スーパーカブC125の燃費

スーパーカブC125は、上質な装備と走りを楽しみながら、110とほぼ同等の低燃費を実現しているモデルです。
JA71型の公表値は、60km/h定地燃費値が70.0km/L、WMTCモード値が67.8km/Lです。
実燃費は約55~70km/Lが一般的な目安で、一定速度を保ちやすい郊外では70km/Lを超える例もあります。
110より排気量と最高出力に余裕がありますが、必要な速度まで穏やかに加速しやすいため、燃費の悪化は小さく抑えられています。
ただし、C125の燃料タンクは3.7Lで、今回比較する4モデルの中では小さめです。
実燃費を65km/Lとして計算した理論上の航続距離は約241kmとなり、燃費が良くても110より給油間隔が大幅に長くなるわけではありません。
C125は車両価格も110より高いため、ガソリン代の安さだけを目的に価格差を回収しようとする選び方は現実的ではありません。
美しい外観、滑らかな走り、スマートキー、キャストホイールなどに魅力を感じるかどうかが大切です。
各モデルの装備や用途の違いは、スーパーカブの種類と違いを比較した記事でも確認できます。

スーパーカブはリッター何キロ走る?

日常使用で考えるなら、スーパーカブシリーズはおおむねリッター50~65km前後を基準にすると現実的です。
状態の良い110やC125で郊外を穏やかに走れば、60~70km/L台を記録することも珍しくありません。
一方、短距離移動、渋滞、急加速、坂道、重い荷物といった条件が重なると、40km/L台まで下がる可能性があります。
「スーパーカブなら必ずリッター70km走る」と考えず、自分の使用条件に合った幅を持たせることが大切です。
速度・積載・走路で変わる実燃費
スーパーカブの実燃費を大きく変えるのは、速度そのものよりも、加速と減速を繰り返す回数です。
信号と発進回数の影響
バイクは停止した状態から加速するときに多くの燃料を使います。
同じ10kmの移動でも、信号が少ない道と数百メートルごとに停止する道では、後者のほうが燃費は悪くなりやすいです。
周囲の交通に迷惑をかけるほど遅く走る必要はありませんが、前方の信号を見ながら無駄な加速を減らすだけでも違いが出ます。
荷物と乗車人数の影響
荷物が重くなると発進時に必要な力が増え、上り坂ではさらにアクセルを開ける必要があります。
リアボックスや風防も便利ですが、大きさや形によっては車重と空気抵抗が増える点を理解しておきましょう。
荷物を減らすために必要な安全用品まで外すのではなく、使わない物を積みっぱなしにしない程度で十分です。
坂道と向かい風の影響
上り坂では位置エネルギーを得るために燃料を使うため、平坦路より燃費が悪くなります。
下り坂で完全に取り戻せるわけではないので、坂の多い地域ではカタログ値との差が大きくなりがちです。
向かい風や高速寄りの巡航では空気抵抗も増え、速度が上がるほど必要な力が大きくなります。

気温と短距離走行の影響
寒い時期はエンジンが適温になるまで時間がかかり、始動直後の燃料消費も増えやすくなります。
数kmだけ走ってエンジンを止める使い方を繰り返すと、燃費が伸びにくいだけでなく、バッテリーやオイルにも厳しい条件になります。
季節ごとに燃費が数km/L変わっても、すぐに故障と決めつけず、複数回の給油記録から傾向を確認してください。
タンク容量と航続距離を比較

燃費が良くてもタンク容量が小さければ、1回の給油で走れる距離が長くなるとは限りません。
航続距離の単純な計算式は、実燃費×燃料タンク容量です。
| モデル | 計算に使う実燃費 | タンク容量 | 理論上の航続距離 | 給油を考えたい距離 |
|---|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 | 55km/L | 4.3L | 約237km | 約165~190km |
| スーパーカブ90 | 50km/L | 4.0L | 約200km | 約140~160km |
| スーパーカブ110 | 60km/L | 4.1L | 約246km | 約170~200km |
| スーパーカブC125 | 65km/L | 3.7L | 約241km | 約170~190km |
理論上の航続距離は、タンク内の燃料を最後まで使い切る前提の計算です。
実際には渋滞、坂道、ガソリンスタンドまでの距離を考え、残量に余裕がある段階で給油しましょう。
特に山間部や夜間のツーリングでは、燃費の良さよりも営業中のガソリンスタンドを早めに確認することが重要です。
航続距離の計算値は、走行を保証する数字ではありません。
燃料切れは道路上で停止する原因になるため、燃料計や走行距離を確認し、余裕を持って給油してください。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
満タンで走れる限界距離と、安心して次の給油所まで走れる距離は別物です。
私は理論値の7~8割ほどを給油計画の目安にすると、ツーリングでも焦りにくいかなと思います。
実燃費からガソリン代を計算

ガソリン代は、走行距離、実燃費、給油したガソリン単価がわかれば簡単に計算できます。
1kmあたりのガソリン代は、ガソリン単価÷実燃費で求められます。
たとえばレギュラーガソリンが170円/L、実燃費が60km/Lなら、1kmあたりの燃料費は約2.83円です。
| ガソリン単価 | 実燃費50km/L | 実燃費60km/L | 実燃費70km/L |
|---|---|---|---|
| 160円/L | 3.20円/km | 約2.67円/km | 約2.29円/km |
| 170円/L | 3.40円/km | 約2.83円/km | 約2.43円/km |
| 180円/L | 3.60円/km | 3.00円/km | 約2.57円/km |
仮に実燃費が50km/Lから70km/Lへ伸びても、170円/Lなら1kmあたりの差は約0.97円です。
走行距離が500kmなら約485円の差なので、燃費だけを理由に高価な車両へ買い替えると、価格差を回収するまで長い時間がかかります。
ガソリン価格は地域や時期によって変わるため、170円/Lはあくまで計算例として見てください。最新の地域別価格は、公的機関が公表する調査結果で確認できます(出典:資源エネルギー庁「石油製品価格調査」)。
月間・年間の走行距離別コスト
ここでは、実燃費60km/L、ガソリン単価170円/Lを基準に、月間と年間のガソリン代を計算します。
| 月間走行距離 | 月間使用量 | 月間ガソリン代 | 年間ガソリン代 |
|---|---|---|---|
| 200km | 約3.33L | 約567円 | 約6,800円 |
| 500km | 約8.33L | 約1,417円 | 約17,000円 |
| 1,000km | 約16.67L | 約2,833円 | 約34,000円 |
| 1,500km | 25.0L | 4,250円 | 51,000円 |
往復10kmの通勤を月20日続ける場合、月間走行距離は約200kmとなり、ガソリン代は月600円前後が目安です。
通勤に加えて買い物や週末の外出にも使い、月500km走った場合でも月1,500円前後に収まります。
業務や配達で月1,500km走っても、実燃費60km/Lなら月4,250円ほどです。
ただし、配達のように発進と停止を繰り返す用途では実燃費が下がることがあるため、最初から50~55km/Lほどで予算を組むと安心です。
月間500km・ガソリン170円/Lでモデル別に計算した目安
実燃費55km/Lの50は約1,545円、50km/Lの90は約1,700円、60km/Lの110は約1,417円、65km/LのC125は約1,308円です。
最も高い例と低い例の差は月約392円なので、燃費差だけで車両価格の差を埋めるのは難しいとわかります。

燃費より総維持費で比較する

スーパーカブを経済性で選ぶなら、ガソリン代だけでなく、購入後に必要となる費用をまとめて比べる必要があります。
主な維持費には、車両の購入費、軽自動車税、自賠責保険、任意保険、エンジンオイル、タイヤ、チェーン、スプロケット、ブレーキなどが含まれます。
駐車場を借りる場合は、その費用も地域によって大きな差が出ます。
| 費用項目 | 確認したい内容 | モデル差が出る理由 |
|---|---|---|
| 購入費 | 車両価格と乗り出し総額 | 中古の50・90と現行110・C125では条件が異なる |
| 税金 | 排気量区分ごとの軽自動車税 | 50・90と110・C125で区分が分かれる |
| 保険 | 自賠責と任意保険 | 年齢、補償内容、契約方法で差が出る |
| 燃料 | 年間走行距離と実燃費 | 走り方と使用環境で変動する |
| 消耗品 | オイル、タイヤ、チェーンなど | 部品価格と交換頻度で差が出る |
| 修理費 | 故障や経年劣化への備え | 古い50・90は予防整備が必要な場合がある |
125cc以下のスーパーカブには車検制度がありませんが、定期的な点検や消耗品交換が不要になるわけではありません。
中古の50や90は購入価格を抑えやすい一方で、タイヤ、チェーン、ブレーキ、バッテリーなどを購入直後に交換すると支出が増えます。
現行110は購入費と実用性のバランスを取りやすく、部品や整備情報も探しやすいのが強みです。
C125はガソリン代を抑えられますが、車両価格の高さを燃費差だけで回収するモデルではなく、装備や所有する満足感まで含めて選ぶモデルです。
年間のガソリン代が数千円違っても、購入価格やタイヤ交換1回の差で簡単に逆転します。

新車価格や乗り出し総額を比べたい場合は、スーパーカブのモデル別新車価格をまとめた記事もあわせて確認してください。
税金、保険料、車両価格は変更される可能性があるため、契約前に自治体、保険会社、販売店の最新情報を確認しましょう。
スーパーカブの燃費を良くする方法

燃費を良くするために特別な改造をするより、正しい運転と基本的な点検を続けるほうが安全で確実です。
タイヤの空気圧を月1回確認する
タイヤの空気圧が不足すると接地部分が増え、転がり抵抗が大きくなります。
燃費が悪くなるだけでなく、操縦安定性の低下、偏摩耗、タイヤ損傷につながる可能性もあります。
月1回程度と長距離走行の前を目安に、冷えた状態のタイヤでメーカー指定空気圧を確認してください。
タイヤ空気圧計を選ぶなら、スーパーカブのバルブに当てやすい形状、目盛りの見やすさ、測定値を保持できる機能を確認すると使いやすいです。
携帯用の小型空気圧計があれば、自宅だけでなくツーリング先でも確認できます。
指定に合ったエンジンオイルを使う
エンジンオイルは内部の摩擦を減らし、熱を逃がし、汚れを取り込む役割を持っています。
劣化したオイルを使い続けると動きが重くなり、燃費だけでなくエンジンの寿命にも影響する可能性があります。
オイルは価格だけで選ばず、取扱説明書に記載された粘度、品質規格、必要量に適合する二輪車用4ストロークエンジンオイルを選びましょう。
量が少なすぎるのは危険ですが、多く入れれば性能が上がるわけでもないため、水平な場所で指定された方法に従って確認してください。
チェーンとブレーキを点検する
チェーンの油切れ、さび、過度なたるみは動力の損失につながります。
反対に張りすぎたチェーンも抵抗や部品の負担を増やすため、取扱説明書に記載された範囲へ調整する必要があります。
ブレーキを戻しても車輪が重い場合は、引きずりが起きて燃費と安全性の両方へ影響している可能性があります。
押し歩きが以前より重い、異音がする、加速が鈍いと感じたら、自分だけで判断せず販売店や整備士へ相談してください。
穏やかな加速と早めの変速を意識する
発進直後にアクセルを一気に開け、高い回転数まで引っ張る走り方は燃料を多く使います。
交通の流れを妨げない範囲で穏やかに加速し、エンジンがうなり続ける前に次のギアへ変速すると燃費を安定させやすくなります。
低すぎる回転数で無理に高いギアを使うとエンジンへ負担をかけるため、振動が大きいときは適切なギアへ戻してください。

給油量と走行距離を記録する
燃費を改善する第一歩は、現在の実燃費を把握することです。
給油日、走行距離、給油量、ガソリン単価を記録すると、季節変化や整備前後の違いが見えやすくなります。
専用の燃費管理用品に限らず、ノート、表計算アプリ、スマートフォンの燃費記録アプリでも管理できます。
給油レシートを一時保管できるケースや、車体に積んでおける小さなメモ帳も便利です。
そろえておくと役立つ燃費管理用品
メーカー指定に適合するエンジンオイル、見やすいタイヤ空気圧計、給油量と走行距離を残せる記録用品の3点が基本です。
高価な用品を一度にそろえるより、定期的に使い続けられる物を選びましょう。
燃費目的のスプロケット変更やエンジン改造は、発進性能、登坂性能、安全性、耐久性、保証へ影響する可能性があります。
車両の指定値や交換時期などの正確な情報は公式サイトと取扱説明書をご確認ください。
整備、改造、異音や燃費の急低下に関する最終的な判断は専門家にご相談ください。
スーパーカブの燃費に関するよくある質問(FAQ)
- スーパーカブは実際にリッター何キロ走りますか?
-
モデルや走行条件によりますが、日常使用ではおおむね50~65km/L前後が一般的な目安です。
信号の少ない平坦路を穏やかに走れば、110やC125で60~70km/L台まで伸びる場合もあります。 - スーパーカブ50と110ではどちらの燃費が良いですか?
-
カタログ上は50がわずかに優秀ですが、実際の道路では大きな差が出ないことがあります。
坂道や流れの速い道路では、余裕のある110のほうがアクセルを大きく開けずに走れるため、実燃費が安定しやすいです。 - スーパーカブ90の燃費が悪いと故障ですか?
-
燃費が低いだけで、すぐ故障とは断定できません。
気温、短距離走行、キャブレター調整、空気圧、チェーン、ブレーキの引きずりなども影響します。
以前より急に悪化した場合や異音・始動不良を伴う場合は、販売店や整備士へ点検を依頼してください。 - スーパーカブは満タンで何キロ走れますか?
-
実燃費とタンク容量によりますが、今回の条件では理論上およそ200~250kmです。
実際の給油計画では限界まで使い切らず、140~200kmほど走った段階から残量と周辺の給油所を確認すると安心です。 - 燃費が一番良いモデルを選べば維持費も最安ですか?
-
必ずしも最安にはなりません。
モデル間のガソリン代の差は小さいため、車両価格、保険、税金、タイヤ、オイル、修理費を含めた総額で判断する必要があります。
古い車両では購入後の整備費が増える場合もあるので、価格だけでなく整備履歴と車両状態も確認してください。
まとめ|燃費と総維持費で選ぼう
スーパーカブは50・90・110・C125のどれを選んでも、一般的なバイクと比べて優秀な燃費を期待できます。
この記事の結論
- 50のWMTCモード値は69.4km/Lでカタログ上は最も高い
- 110とC125のWMTCモード値も約67km/L台で差は小さい
- 実燃費は一般的に約50~65km/Lが現実的な目安
- ガソリン170円/L・実燃費60km/Lなら1kmあたり約2.83円
- 月500km走る場合のガソリン代は約1,417円
- 燃費は速度・積載・坂道・気温・整備状態で変わる
- 車両価格・保険・税金・消耗品を含む総維持費で選ぶ
街中の近距離移動が中心なら50、古いカブらしい雰囲気と余裕を求めるなら90、通勤からツーリングまで幅広く使うなら110が候補になります。
C125は燃費だけでなく、装備、質感、走り、所有する楽しさに魅力を感じる人に向いています。
あなたが毎日走る道には、信号や坂道がどれくらいあるでしょうか。
カタログ燃費のわずかな差ではなく、普段の走行環境と年間走行距離を当てはめると、自分に合うスーパーカブが見つけやすくなります。
購入後は、適合するエンジンオイル、使いやすいタイヤ空気圧計、続けやすい燃費管理用品を用意し、優れた燃費を安全に維持していきましょう。

