こんにちは、デジタルバイクライブラリーのゆうです。
スーパーカブは燃費の良いバイクですが、ガソリンタンクの容量はモデルによって3.7Lから5.3Lまで差があります。
「満タンで何km走れるの?」「燃料計がEになってからも走れる?」「長距離なら携行缶が必要?」と気になりますよね。
先に結論を言うと、航続距離はカタログ燃費だけで計算せず、自分の実燃費と給油後に残す余裕を含めて考えることが大切です。
長距離ツーリングでも、携行缶を安易に積むより、営業中のガソリンスタンドを事前に確認する方が安全で確実かなと思います。
この記事では、各モデルのタンク容量から実用的な給油距離、ガソリンメーターの見方、旧型車の予備燃料までわかりやすく解説します。
- スーパーカブ各モデルの燃料タンク容量
- カタログ燃費と実燃費による航続距離の違い
- ガソリンメーターのE表示と予備燃料の仕組み
- ツーリングでガス欠を防ぐ給油計画の立て方

スーパーカブのタンク容量一覧

スーパーカブの燃料タンク容量は、車名だけでなく型式や年式まで確認する必要があります。
同じスーパーカブ110でも、旧型のJA44と現行型のJA59では容量が異なるためです。
まずは代表的なモデルについて、スーパーカブのガソリンタンクに何リットル入るのかを整理していきましょう。
50・110・C125の容量を比較
スーパーカブ50、110、C125は外観が似ていますが、タンク容量と実用的な給油間隔には違いがあります。
2026年8月時点で確認できる代表型式の公表値をまとめると、次のとおりです。
| モデル | 代表型式 | タンク容量 | WMTCモード値 | 単純計算上の航続距離 |
|---|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 | AA09 | 4.3L | 69.4km/L | 約298km |
| スーパーカブ110 | JA59 | 4.1L | 67.9km/L | 約278km |
| スーパーカブC125 | JA71 | 3.7L | 67.8km/L | 約251km |
表の航続距離は、WMTCモード値に燃料タンク容量を掛けた理論上の数字です。
実際にこの距離まで走ってから給油するという意味ではありません。
スーパーカブ50の最終型AA09は4.3L入り、3台の中では最も容量が大きくなっています。
ただし、従来の50ccモデルは2025年10月に生産を終了しているため、現在は中古車や流通在庫から探す形が中心です。
現行スーパーカブ110のJA59は4.1Lで、旧型のJA44より0.2L少なくなっています。
0.2Lは実燃費60km/Lなら約12km分なので、極端な差ではないものの、旧型から乗り換える人は覚えておきたいポイントです。
スーパーカブC125は3.7Lと小さめですが、燃費が良いため、実燃費を60km/Lと仮定しても単純計算では約222km走れます。
一方で、燃料を約1L残して給油するなら、実用的な給油距離は160〜180km前後から意識した方が安心です。
C125の装備や燃費まで詳しく比べたい場合は、スーパーカブC125の価格と燃費を解説した記事も参考にしてください。
表のタンク容量とWMTCモード値は、Hondaが公開する主要諸元で確認できます。(出典:Honda「スーパーカブ50・110 主要諸元」)(出典:Honda「スーパーカブC125 主要諸元」)
容量だけで選ぶなら50や旧型110が有利ですが、給油計画ではタンク容量と実燃費をセットで見ることが大切です。
クロスカブ・ハンターカブ・110 Liteの容量
アウトドア向けの派生モデルと新基準原付では、想定される使い方に合わせて容量が設定されています。
| モデル | 代表型式 | タンク容量 | WMTCモード値 | 単純計算上の航続距離 |
|---|---|---|---|---|
| クロスカブ110 | JA60 | 4.1L | 67.9km/L | 約278km |
| CT125・ハンターカブ | JA65 | 5.3L | 66.9km/L | 約355km |
| スーパーカブ110 Lite | JA76 | 4.1L | 67.5km/L | 約277km |
クロスカブ110は、スーパーカブ110と同じ4.1Lです。
実燃費を60km/Lで見積もると最大約246kmですが、山間部へ入るなら180km前後から給油場所を探したいところです。
CT125・ハンターカブは5.3L入り、今回比較するモデルの中では最大容量となります。
実燃費60km/Lなら約318kmとなるため、林道や郊外を含む長距離ツーリングでは安心感があります。
ただし、荷物、未舗装路、登り坂、向かい風などによって燃費が落ちれば、実際の航続距離も短くなります。
クロスカブ110とCT125の公表値は、Honda公式サイトの各モデルの主要諸元で確認できます。
スーパーカブ110 Liteは109ccエンジンを使用しながら、最高出力を3.5kWに抑えた新基準原付です。
タンク容量は原付二種のスーパーカブ110と同じ4.1Lで、WMTCモード値も67.5km/Lとほぼ同水準です。
原付免許や普通自動車免許で運転できますが、最高速度30km/h、二段階右折、一人乗りなど、交通ルールは従来の原付一種と同じです。
正確な免許区分と仕様は、購入前にHondaのスーパーカブ110 Lite公式情報で確認してください。
表の数値は試験条件に基づく公表値から計算した一般的な目安です。
気温、渋滞、走り方、車両状態、積載量によって実際の燃費と航続距離は変わります。

モデル別の航続距離を比較

航続距離を考えるときは、満タンからガス欠までの最大距離と、安全に給油できる実用距離を分けて考えます。
カタログ上では約250〜350km走れるモデルでも、その数字を給油の目標距離にするのは危険です。
ここからは、自分のスーパーカブに合った現実的な距離の計算方法を見ていきましょう。

実燃費から航続距離を計算
航続距離の基本的な計算式は、実燃費×燃料タンク容量です。
たとえば、実燃費60km/Lのスーパーカブ110なら、60km/L×4.1Lで最大約246kmとなります。
しかし、この計算はタンク内のガソリンを最後まで使い切る前提です。
残量約1Lを安全余裕として残すなら、計画上使用できる量は約3.1Lとなり、60km/L×3.1Lで約186kmです。

同じ車両でも実燃費が55km/Lまで下がれば、余裕を残した走行距離は約171kmになります。
つまり、スーパーカブ110の給油計画では170〜190km程度を基準にすると、安全余裕を持たせやすいということです。
カタログに記載されるWMTCモード値は、発進、加速、減速、停止を組み合わせた試験結果です。
一定速度で走る定地燃費値より実際の道路に近い指標ですが、あなたの通勤路やツーリングコースを完全に再現した数字ではありません。
短距離走行、冬の低温、坂道、渋滞、荷物の増加、タイヤ空気圧の低下などが重なると、燃費は公表値より下がることがあります。
反対に、信号の少ない平坦な道を穏やかに走れば、WMTCモード値に近い燃費や、それを上回る数値が出る場合もあります。
最大航続距離の目安は「実燃費×タンク容量」で計算します。
給油を考える距離は「実燃費×安全に使う燃料量」で計算すると安心です。
各モデルの実燃費や測定方法の違いを詳しく知りたい場合は、スーパーカブ50・90・110・C125の燃費比較もあわせて確認してください。
自分の用途に近い実燃費を確認してから、タンク容量を掛けてみてください。
中古車は型式別のタンク容量を確認
スーパーカブ50やスーパーカブ110の中古車を探す場合は、車名だけで容量を判断しないようにしましょう。
スーパーカブ50のAA01は3.4Lですが、2012年に登場したAA04では4.3Lへ拡大され、後継のAA09も4.3Lです。
スーパーカブ110は、JA07、JA10、JA44が4.3Lで、現行のJA59は4.1Lとなっています。
| モデル | 主な型式 | タンク容量 | 確認ポイント |
|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 | AA01 | 3.4L | 旧型の丸目車を中心に確認 |
| スーパーカブ50 | AA04・AA09 | 4.3L | AA04以降は容量が拡大 |
| スーパーカブ110 | JA07・JA10・JA44 | 4.3L | 世代ごとの装備差にも注意 |
| スーパーカブ110 | JA59 | 4.1L | 前輪ABSとキャストホイールを装備 |
中古車は販売ページの車名や年式が誤っているケースもあるため、車台番号や型式表示で確認するのが確実です。
カスタム車では、メーターや燃料コック、タンク本体が交換されている可能性もあります。
タンク内部にサビがある車両は、容量以前に燃料系統の詰まりや漏れへ注意が必要です。
長期間放置されていた車両では、燃料タンク、ホース、燃料ポンプ、キャブレターの状態を販売店に確認してください。
スーパーカブ110の世代別価格や選び方は、スーパーカブ110中古相場と型式別の特徴で確認できます。
50ccモデルを探している場合は、スーパーカブ50の中古相場と注意点も参考にしてください。
中古車の実用航続距離は、カタログ上のタンク容量だけでは判断できません。
燃費の悪化や燃料計の誤差も考慮し、購入直後は早めに給油しながら自車の傾向を確認しましょう。
ガソリンメーターと予備燃料

スーパーカブのガソリンメーターでEが表示されても、その瞬間に燃料が完全になくなるわけではありません。
一方で、E表示後に走れる距離を当てにして給油を先延ばしにするのも危険です。
現行の燃料噴射車と旧型のキャブレター車では、予備燃料の考え方が異なります。
E表示後に走れる距離の目安
Hondaの案内では、燃料計がE表示になった時点でも、モデルごとに一定量のガソリンが残っています。
| モデル | E表示の状態 | 残量の目安 | 実燃費60km/Lでの単純計算 |
|---|---|---|---|
| スーパーカブ50 AA09 | 指針が赤枠へ入りかける | 約1.37L | 約82km |
| スーパーカブ110 JA59 | 最後の1目盛りが点滅 | 約0.69L | 約41km |
| クロスカブ110 JA60 | 最後の1目盛りが点滅 | 約0.68L | 約41km |
| スーパーカブC125 JA71 | 最後の1目盛りが点滅 | 約1.0L | 約60km |
| スーパーカブ110 Lite | 最後の1目盛りが点滅 | 約0.69L | 約41km |
| CT125・ハンターカブ | 最後の1目盛りが点滅 | 約1.1L | 約66km |
この距離は、残量に仮の実燃費を掛けただけの計算値です。
燃料計の誤差、坂道による油面の傾き、加減速、渋滞、気温などを含んでいないため、必ず表の距離を走れるわけではありません。
特に残量が少ない状態では、登り坂や車体の傾きによって燃料を安定して吸い上げられない可能性があります。
E表示は「まだ数十km走れる保証」ではなく、「速やかに給油する合図」として受け取ってください。

スーパーカブ110、C125、クロスカブ110の残量目安は、Hondaの公式案内で確認できます。(出典:Honda「燃料タンク容量、燃料計・燃料残量警告灯・燃料コックの装備」)
スーパーカブ50、110 Lite、CT125についても、型式に対応したHonda公式情報を確認してください。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
私はE表示後の距離を使い切る前提では計画しません。
Eが出た時点で次のスタンドを探し、山間部や夜間なら営業中の店舗を見つけた段階で給油するのがおすすめですよ。
キャブ車のリザーブの仕組み
古いキャブレター仕様のスーパーカブには、燃料コックの「ON」と「RES」を切り替えるリザーブ機能があります。
予備燃料と呼ばれますが、メインタンクとは別に小さなタンクが付いているわけではありません。
一つのタンク内に高さの異なる燃料の吸い口があり、ONでは高い位置、RESでは低い位置からガソリンを取り出します。
ONの状態で燃料が高い吸い口より下まで減ると、エンジンが息継ぎしたり停止したりします。
安全な場所へ停車してからRESへ切り替えると、タンク底部に残っているガソリンを使用できる仕組みです。
旧型スーパーカブのリザーブ容量は、モデルや燃料コックの仕様によって異なりますが、一般的には約0.7〜1.0Lが目安です。
実燃費50km/Lなら、単純計算で約35〜50km分に相当します。
ただし、長年使用した燃料コックの詰まりやホースの劣化があれば、想定どおりに供給されない可能性があります。
RESへ切り替えた後は、最寄りのスタンドで給油し、給油後に必ずONへ戻してください。

RESのまま走り続けると、次にエンジンが止まったときは予備分まで使い切っており、再始動できなくなります。
現行のスーパーカブ110、C125、110 Liteなどの燃料噴射車には燃料コックがありません。
これらのモデルでは、E表示時に残っているガソリンが実質的な安全余裕となります。
キャブ車のRESは、給油までの緊急的な猶予を作る機能です。
普段からRESで走るための機能ではないため、取扱説明書に従って使用してください。
安全な給油計画の立て方

安全な給油計画では、ガス欠までの最大距離ではなく、余裕を残して給油できる距離を決めます。
通勤とツーリングでは走行条件が違うため、同じ車両でも給油タイミングを変える必要があります。
走行距離だけでなく、地域、時間帯、天候、スタンドの営業時間まで含めて考えましょう。
180〜200kmを給油の目安にする
スーパーカブ110やクロスカブ110では、満タンから180〜200kmを給油判断の目安にすると計画を立てやすくなります。
実燃費60km/Lで180km走った場合の消費量は3.0Lなので、4.1Lタンクには計算上約1.1L残ります。
同じ燃費で200km走ると消費量は約3.33Lとなり、残量は約0.77Lです。
200kmは余裕のある推奨距離というより、次の給油場所を確定させておきたい上限寄りの距離だと考えてください。
実燃費が55km/Lの場合、180km走った時点で約3.27Lを消費するため、残量は約0.83Lまで減ります。
冬の短距離走行や荷物を多く積んだ状態では、180kmより前にE表示へ近づくことも考えられます。
スーパーカブ50のAA09は4.3Lですが、実燃費が50km/Lまで下がる状況では、180km走ると3.6Lを消費します。
C125は3.7Lと小さいため、実燃費や走行場所によっては160〜180kmほどから給油を考えた方が安心です。
CT125は5.3Lあるものの、山中ではスタンド間の距離が長いため、容量の大きさだけを頼りにしない方が良いでしょう。
180〜200kmはすべてのスーパーカブに共通する保証距離ではなく、110系で給油を検討する一般的な目安です。

自宅を出る前に満タンにし、給油後はトリップメーターを0kmへ戻す習慣をつけると管理しやすくなります。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
山間部へ入る前なら、走行距離が120km程度でも営業中のスタンドで給油することがあります。
「まだ入るのは少しだけだから」と通過するより、次の営業店舗が確実かどうかで判断する方が安心ですよ。
地図とスマホホルダーを活用
長距離ツーリングでは、目的地だけでなく、途中の給油地点も地図へ登録しておきましょう。
地図アプリに表示される店舗でも、廃業、臨時休業、営業時間短縮などが反映されていない場合があります。
地方のスタンドは日曜や祝日が休みだったり、夕方に営業を終えたりすることも珍しくありません。
出発前に店舗の公式情報を調べ、必要であれば電話で営業状況を確認すると確実です。
第一候補だけでなく、その手前と先に一店舗ずつ候補を用意しておくと、臨時休業にも対応しやすくなります。
スマホホルダーを使用すれば、停車後に現在地や次のスタンドを素早く確認できます。
選ぶ際は、ハンドルへ確実に固定できること、スマホの落下を防げること、メーターやスイッチを隠さないことを確認してください。
スマホのカメラ機能は強い振動の影響を受ける可能性があるため、振動を抑える部品に対応したホルダーも選択肢です。
ナビを長時間表示するなら、充電方法と雨への対策も考えておきましょう。
走行中のスマホ操作は危険なので、ルート変更やスタンド検索は必ず安全な場所へ停車してから行ってください。
紙のツーリングマップも、圏外や電池切れが起きたときの予備として役立ちます。
広域の道路と市街地の位置関係を一度に確認できるため、給油可能な地域までのおおよその距離もつかみやすいですよ。
ツーリング用品を選ぶポイントは、スマホホルダーの固定力、紙地図の見やすさ、雨天時の扱いやすさです。
価格だけで決めず、使用するハンドル径やスマホの寸法に合うかも確認しましょう。
燃費管理用品で実燃費を記録
給油計画の精度を上げるには、自分のスーパーカブで実際に出ている燃費を記録することが欠かせません。
基本となるのは、満タン時の走行距離を給油量で割る「満タン法」です。
前回の給油から240km走り、4.0L給油した場合は、240km÷4.0Lで実燃費60km/Lとなります。
給油する位置が毎回違うと誤差が大きくなるため、車体を同じ姿勢にして、同じ程度の油面で止めるようにします。
給油ノズルの自動停止後に無理な継ぎ足し給油をすると、吹きこぼれる危険があるので避けてください。
一回の計測だけでは誤差が出やすいため、3〜5回分の平均を取ると自車の傾向が見えやすくなります。
| 記録項目 | 確認できること |
|---|---|
| 給油日 | 季節や使用頻度による違い |
| 走行距離 | 前回給油から走った距離 |
| 給油量 | 消費した燃料のおおよその量 |
| 実燃費 | 走行距離を給油量で割った数値 |
| 走行条件 | 街乗り、ツーリング、積載などの影響 |
防水性のある小型ノート、筆記具、レシートをまとめるケースがあれば、給油直後に記録しやすくなります。
スマホの燃費管理アプリや表計算ソフトを使い、月ごとの平均値を確認する方法も便利です。
普段60km/Lだった車両が同じ使い方で50km/Lまで落ちた場合は、タイヤ空気圧、ブレーキの引きずり、チェーン、エアクリーナーなどを確認するきっかけになります。
急な燃費悪化とともに異音、ガソリン臭、始動不良がある場合は、走行を続けずバイクショップへ相談してください。
◆ゆうのワンポイントアドバイス
燃費記録は、良い数値を競うためではなく、給油計画と車両の変化に気づくためのものです。
夏と冬、通勤とツーリングを分けて平均を出すと、より現実的な航続距離を計算できますよ。
燃料タンク増設と携行缶の注意

スーパーカブの航続距離を伸ばす方法として、燃料タンクの増設やガソリン携行缶を検討する人もいるでしょう。
しかし、燃料を積む行為には火災、漏えい、法令、積載方法などの問題が伴います。
基本はタンク容量の範囲内で給油計画を立て、携行缶は必要性が高い場合だけ慎重に検討するという順番がおすすめです。
現行の燃料噴射車へ別の燃料タンクを接続する改造は、燃料ポンプ、配管、タンクの通気、燃圧などへ影響します。
接続部からガソリンが漏れれば、エンジンや排気系の熱によって火災へつながるおそれがあります。
フレームやキャリアへ重量物を追加すると、操縦安定性や積載制限にも影響するため、自己流の増設はおすすめできません。
燃料系統を変更したい場合は、対応の可否をHonda二輪車正規取扱店や専門の整備士へ相談してください。
携行缶を使う場合は、ペットボトル、灯油用ポリタンク、一般的な金属缶などを代用してはいけません。
ガソリン用として消防法令の性能基準に適合し、KHKマークやUNマークなどを確認できる専用容器を選びます。
国内では金属製の携行缶が広く使われていますが、条件を満たす一部の樹脂製容器もあるため、材質だけでなく表示と取扱説明書を確認してください。
容器にガソリンを詰め替えて購入する際は、本人確認、使用目的の確認、販売記録の作成が行われます。
運転免許証などの本人確認書類を用意し、「バイクの予備燃料」と用途を正しく伝えましょう。
この取り扱いは総務省消防庁の案内で確認できます。(出典:総務省消防庁「ガソリンの容器詰替え販売における本人確認等について」)
セルフ式ガソリンスタンドでは、利用者自身が携行缶へガソリンを入れることはできません。
携行缶への詰め替えは従業員が行う必要がありますが、店舗の設備や運用方針によっては販売自体を断られる場合があります。
現地で簡単に補充できるとは考えず、利用予定の店舗へ事前に確認してください。
セルフスタンドでの取り扱いに不明な点がある場合は、管轄消防機関や利用予定の店舗へ確認してください。
携行缶は直射日光やエンジン、マフラーの熱を避け、転倒や脱落が起きないよう車体へ確実に固定します。
使用するときはエンジンを止め、火気のない風通しの良い場所で、容器内の圧力をゆっくり抜いてから開けてください。
帰宅後も長期間バイクへ積んだままにせず、取扱説明書と地域の消防機関の案内に従って適切に管理しましょう。
ガソリンは常温でも可燃性の蒸気を発生させる危険物です。
容器の適合性、給油方法、保管、運搬に少しでも不安がある場合は、携行缶を使用せず給油地点を増やしてください。
法令や店舗の対応は変更される可能性があるため、正確な情報は消防庁、管轄消防機関、利用するガソリンスタンドへ確認してください。
最終的な判断はバイクショップや消防機関などの専門家にご相談ください。
私なら、携行缶を積む前に、スマホホルダー、ツーリングマップ、燃費管理用品をそろえて給油計画の精度を上げます。
普段のツーリングなら、燃料を別に持ち歩かなくても、早めの給油と複数の候補地で対応できるケースが多いからです。

スーパーカブのタンク容量に関するよくある質問(FAQ)
- スーパーカブのタンクには何リットル入りますか?
-
代表的な容量は、スーパーカブ50のAA09が4.3L、スーパーカブ110のJA59と110 Liteが4.1L、C125が3.7Lです。
旧型車や派生モデルでは異なり、CT125・ハンターカブは5.3L入るため、車名だけでなく型式も確認してください。 - スーパーカブ110は満タンで何km走れますか?
-
JA59の4.1LタンクにWMTCモード値67.9km/Lを掛けると、単純計算では約278kmです。
実燃費60km/Lなら最大約246kmですが、ガス欠を防ぐため、通常は170〜190km程度から給油を検討するのが安心です。 - ガソリンメーターがEになってから何km走れますか?
-
スーパーカブ110では最後の1目盛りが点滅した時点の残量が約0.69Lなので、実燃費60km/Lなら計算上は約41kmです。
ただし、燃料計の誤差、坂道、渋滞などがあるため、41km走れる保証ではありません。
E表示が出たら距離を使い切ろうとせず、営業中のスタンドで早めに給油してください。 - 現行スーパーカブにも予備燃料はありますか?
-
現行の燃料噴射車には、キャブレター車のようなONとRESを切り替える燃料コックはありません。
燃料計がEになった時点で残っているガソリンが実質的な余裕となるため、表示を確認したら早めに給油しましょう。
旧型キャブレター車ではRESへ切り替えられますが、給油後は必ずONへ戻してください。 - セルフスタンドで携行缶へ給油できますか?
-
利用者自身がセルフスタンドのノズルを使い、携行缶へガソリンを入れることはできません。
従業員による詰め替えが必要ですが、店舗によっては携行缶への販売を行っていないため、事前確認が必要です。
本人確認書類を用意し、必ず消防法令に適合したガソリン用容器を使用してください。
実燃費で余裕ある給油計画を立てる
スーパーカブの航続距離は長いものの、カタログ上の最大距離をそのまま給油目標にしてはいけません。
自分の実燃費を把握し、約1L前後の安全余裕を残すように計算することで、現実的な給油タイミングが見えてきます。
- スーパーカブ50のAA09は4.3L、現行110と110 Liteは4.1L
- スーパーカブC125は3.7L、CT125・ハンターカブは5.3L
- 110系は170〜190km前後から給油を意識する
- E表示は走行可能距離の保証ではなく早めの給油を促す合図
- 携行缶より先に営業中の給油地点を複数確認する
長距離では、満タンで何km走れるかより、どこで余裕を残して給油できるかを考えることが重要です。
スマホホルダーやツーリングマップで給油地点を確認し、燃費管理用品で自車のデータを残せば、計画の精度はさらに上がります。
あなたのスーパーカブに合った給油間隔を見つけて、ガス欠の不安が少ないツーリングを楽しんでください。
本記事の容量、燃費、航続距離は一般的な目安であり、型式や使用環境によって異なります。
正確な情報はHonda公式サイトと車両の取扱説明書をご確認いただき、整備や燃料系統に関する最終的な判断はHonda二輪車正規取扱店などの専門家へご相談ください。
